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当記事では

 

「21スティーズA TW HLCのギア比で悩んでいるんだけど、ハイギアとローギア、どっちを買ったら良いのかな?」

 

と言う疑問にお答えします。

 

 

21スティーズA TW HLCのギア比ラインナップは2つ、

ローギアはバス釣りド定番の6.3とハイギアの7.1。

 

 

巻き取り長さは6.3が71cm、7.1が80cm。

 

 

ハイギアの方は、なんかちょっと半端感が否めないのは僕だけでしょうか^^;

 

 

せっかくΦ36mmの大口径スプールなんだから、85~90cmくらいの巻き取り長さのXGがあれば、パワーとスピードを活かせる気がするんですけどね。

 

 

まあ、無いモノをとやかく言っても仕方がないので、

当記事の論点、ローギアかハイギア、どっちを選べばいいのか、結論を言いますね。

 

 

結論として僕としては、

 

普段6.3を使っている人こそ、ハイギアを使って欲しい。

 

そんなベイトリールです。

 

 

なぜなら、このベイトリールがロングキャスト専用マシンだからです。

 

 

それでは詳しく説明しますね。

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僕は基本的にハイギアのほうがメリットが多いと思っています。

 

 

ですから実は21スティーズA TW HLCのギア比も、最初から7.1のハイギアしか選択肢にありませんでした。

 

 

とは言え何でもかんでもハイギア至上主義、と言うワケではありません。

 

 

巻き感やリズムなど人それぞれですので、「○○さんがハイギアを使えって言ったから!」ではなく、

自分が使いやすいと思うものを使えばいいと思っています。

 

 

けれど、このベイトリールに限っては、普段6.3のギア比を使っている人もハイギアを選択したほうが良いと僕は思います。

 

 

なんと言ってもこのベイトリールはHLC、ハイパーロングキャストと謳っているくらい「ロングキャスト専用」のマシンです。

 

 

ですからそもそもこのベイトリールを使っている時点で、50m超級のロングキャストは考えていますよね。

 

 

でなきゃノーマルスティーズA TW、ジリオンやスティーズのSVTWを使った方が、遥かにトラブルレスで安定した飛距離を出すことが出来ます。

 

 

ですから21スティーズA TW HLCを使っている時点で、50m以上飛ばす様なロングキャストを前提で考えなきゃいけないワケです。

 

 

となると、スプールから50mもラインが放出された後の巻き取り長さのことも考えなきゃ行けませんよね。

 

 

ラインが放出されれば当然その分スプールはやせ細り、フルキャストした先ではハンドル一回転あたりの巻き取り長さは減少します。

 

 

言ってしまえば、フルキャストをするとローギアのベイトリールとなってしまっているんですね。

 

 

ですから「普段、ギア比6.3を多用している」という人であるのなら、ハイギアを選んでいたほうが「普段と同じ感覚」で使えるということです。

 

 

詳しく数字でみていきますね。

 

おさらいしますと、21,スティーズA TW HLCのハンドル一回転あたりの巻き取り長さは以下の通りです。

 

  • ギア比6.3 71㎝
  • ギア比7.1 80㎝

 

 

そしてスプール経はΦ36mmです。

 

 

スプールの溝の深さは実測で8mmです。

(素人採寸なので誤差はご容赦ください)

 

 

で、このベイトリールのラインキャパは16lbが100m。

 

 

もしラインキャパの半分である50mキャストをすればスプール軸は溝の深さの半分の4mm減り、スプール径はΦ32mmと同じ状態になります。

 

 

この状態で円周を計算してみますね。

 

 

円周 = 2πr = 2×3.14×1.6㎝ = 10.048㎝

 

 

スプールが一回転すると10.048㎝巻き取ることが出来る。

と言う状態になっています。

 

 

ギア比が7.1なので7.1をかけてやりますと、

 

10.048㎝ × 7.1 = 71.34㎝

 

 

ハンドル一回転あたりの巻き取り長さは、ギア比6.3㎝とほぼ同等の71㎝です。

 

 

つまり50mキャストした先でのルアーの動きは、普段お使いのギア比6.3のベイトリールとほとんど変わらないんですね。

 

 

て言うかそもそも、このベイトリールを使っていて50mくらいの飛距離じゃ全然満足しませんよね。

 

 

このベイトリールを手にした時点で誰もが思うのが、

「目指せ100m!」

でしょう(^^)

 

 

ですからさらに言うなら、50m以上の遠投した先ではさらに巻き取り長さは減少します。

 

  • 60mのキャストで69㎝
  • 70mのキャストで67㎝
  • 80mのキャストで66㎝

※端数切捨て

 

 

ギア比7.1のハイギアを使っているのに、ハンドル1回転あたりの巻き取り長さは普段使っているのギア比6.3以下になってしまうんですね。

 

 

ちなみにギア比6.3でフルキャストした場合、どのくらいの巻き取り長さになるのかと言うと以下の通りです。

 

 

  • 60mのキャストで63㎝
  • 70mのキャストで61㎝
  • 80mのキャストで58㎝

 

こんな感じです。

 

 

ローギアと言うか、もはやクレイジークランカー並みです。

 

 

ですから僕としては、近距離でギア比6.3に慣れているからこそ、7.1のハイギアモデルを選択した方がいいと思うワケです。

 

そんな事言ったってハイギアだと巻き重りが気になる…

ハイギアの使用となると、巻き重りを気にされる方もいますよね。

 

 

巻き重りを考慮したとしてもハイギアのほうが良いと僕は思います。

 

 

なぜなら、そもそも50m超級のキャストをするルアーは、そこまで大きな引き抵抗がないからです。

 

 

あったとしてもバイブレーションくらいでしょうか。

 

 

例えばディープクランクのような激烈に引き抵抗のあるルアーを50m以上飛ばすというのは、そもそもあまり現実的ではありません。

 

 

クレイジーな方はぶっ飛ばせるかも知れませんが、クランクベイトって比較的ファットな形状をしています。

 

 

形状からどうしても空気抵抗が大きくなり、そこまで遠投に向いているルアーではないんですよね。

 

 

それこそHLCではなくノーマルのマグフォースZやSVスプールの方が、よほど安定した飛距離を出すことが出来ます。

 

 

ただ、「巻き重り」に関してはスプール経Φ36mmの大口径が活きてきます。

 

 

なぜなら、スプール口径が大きいとスプール一周の巻き取り長さ大きくなり、同じ巻き取り長さならスプール径Φ34mmよりギア比が低くなるからです。

 

 

言ってしまえば、

「スプールが大きい方がパワーがある」

と言うことです。

 

 

例えばメタルバイブを早巻きすると言う時も、同じ巻き取り長さならスプール径Φ36mmの方が断然パワフルに巻く事が出来るんですね。

 

 

ですからバイブレーション程度の巻き重りならなんの心配もなく、グリグリと早巻きすることができますので安心してください^^

 

 

実際にもっとハイギアでバイブレーションの早巻きをやっていましたが、特に苦に思う程ではありませんでした。

 

 

同じ巻き取り長さで比べた場合のΦ34mmとΦ36mmの違いは、実際にシーバスでバイブレーションを使う際に痛感しました。

 

 

同じ感覚でΦ34mmを使うとけっこう巻き重りが大きく感じるんですね。

 

 

そんな経験もあって僕は、

「シーバスフィッシングにはスプール径Φ36mmがちょうどいい」

と思っています。

 

 

ですから、

 

  • 遠投したい
  • ある程度巻き取りスピードは欲しい
  • 巻き取りパワーも欲しい

 

そんな方は、

大口径スプールのハイギア

が向いていると僕は思っています。

 

 

「バイブレーションを誰よりも遥か彼方へぶっ飛ばしてグリグリ巻きまくりたい」

なんて方は絶対ハイギアの方が向いているでしょう。

 

ハイギアの巻き重りはデメリットばかりではないよ

ハイギアリールは確かに巻き重りがあります。

 

 

ローギアの様に引き抵抗MAXのルアーをグリグリグリグリと言うワケにはいかないかもしれません。

 

 

ギア比が高い分、どうしても回転させるハンドルが重くなってしまいますからね。

 

 

けれど、それはそれで「巻き重りがある」と言うことがメリットになることもあるんです。

 

 

例えば6段変速の自転車の1場合、1速と6速のペダルの重さは全然違いますよね。

 

 

当然1速のほうが軽く、6速の方が重いです。

 

 

重いんですけども、重い分路面の変化を感じやすくなります。

 

 

路面の勾配がキツくなればペダルは重くなるし、緩くなればペダルは軽くなります。

 

 

それを感じ取りやすいのはハイギアである6速だと言うのはイメージしやすいと思います。

 

 

つまり、

「ハイギアの方がリーリングによる感度がいい」

と言うことです。

 

 

例えばローギアのベイトリールで引き抵抗がほとんどないノーシンカーなどを巻いても、あまりにもノー感じになってしまって何をやっているのか良く分からない状態になってしまうことがあります。

 

 

要は、「暖簾に腕押し」と言う状態です。

 

 

空気のように軽い暖簾を押してもまるで手応えがありませんよね。

 

 

ですから、やはりある程度は巻き重り(手応え)があった方が情報は感じ取りやすいんです。

 

 

と言うこともあり、シーバスフィッシングの様に流れの変化を感じるような釣りにはハイギアの方が向いています。

 

まあ、そもそもシーバスはそこまで引き抵抗の大きなルアーは使いませんからね。

 

 

かと言っていくらハイギアの方が感度が良いと言っても、例えば引き抵抗ゴリゴリのディープクランクをXGクラスのハイギアで使うのも現実的とは言えません。

 

 

なぜなら、巻き重りがあり過ぎて力みまくってしまうから。

 

 

例えば脈を測るのに、力いっぱい手首を握り込む人はいませんよね。

 

 

軽く触れるくらいの方が感じ取りやすいと言うのはイメージ出来ると思います。

 

 

強烈な坂道を鬼の形相でトップギアで登るのも、あまり現実的とは言えません。

 

 

確かに「暖簾に腕押し」も感じ取りにくいですが、鉄製の暖簾をフルパワーで押すのも感じ取りにくいです。

 

 

力みが過ぎるとどうしても繊細さ欠けてしまうとは言うのはイメージ出来るんじゃないかと思います。

 

 

要は、「適度」と言うことですね。

 

 

あまりに巻き取りが軽いのも何やっているのか分からず感度が悪くなるし、

あまりに巻き取りが重いのも力み過ぎて繊細さに欠けても感度もクソも無くなってしまう。

 

と言うことですね。

 

 

ですから、

「ある程度の引き抵抗を感じるくらいのハイギアがちょうどいい」

と僕は思っています。

 

 

まあ、ギア比に関しては永遠のテーマ的なところがありますけどね。

 

 

とりあえず僕はこんな考え方でギア比を選んだりしています。

 

 

まあ、道具の進歩や自分の経験値から考え方が変わることもありますけどね。

 

 

ちなみに僕は早いリズムの釣りが好きなので、これまで「出来るだけハイギア」を選んでいました。

 

 

けれど最近の発見として、

「早いリズムが好きなら早く巻いた方が自分に合っているんじゃないか」

と思うようになり、少しギア比を落とす様になりました(^^)

 

 

巻き取り長さ90~100㎝くらいが好みだったのが、最近は80~90㎝くらいがお好みです。

 

21スティーズA TW HLC 【ギア比】ローギア派の人こそハイギアを使いたいベイトリール【まとめ】

さて当記事では

 

「21スティーズA TW HLCのギア比で悩んでいるんだけど、ハイギアとローギア、どっちを買ったら良いのかな?」

 

と言う疑問にお答えしました。

 

 

結論、

 

普段6.3を使っている人こそ、ハイギアを使って欲しい。

 

21スティーズA TW HLCはそんなベイトリールです。

 

 

ロングキャストをすると物理的にどうしてもスプール軸は細くなり、飛距離が出れば出るほど巻き取り長さは少なくなります。

 

 

コレばっかりはどうしようもありません。

 

 

そしてこのベイトリールは50m超級、100m超えも視野に入れた様なロングキャスト専用ベイトリールです。

 

 

だったらやはり、巻き取り長さが少なくなることを前提で考えるべきなのですね。

 

 

まとめなので少しおさらいしますね。

 

 

  • ギア比6.3 71㎝
  • ギア比7.1 80㎝

 

 

そんでギア比7.1でロングキャストをしますと、巻き取り長さは以下の通り。

 

 

  • 50mのキャストで71㎝
  • 60mのキャストで69㎝
  • 70mのキャストで67㎝
  • 80mのキャストで66㎝

※端数切捨て

 

こう考えると、

「ギア比6.3を使っている人は、むしろ7.1を使った方がいい」

そう思いませんか?^^

 

 

あとは好みやスタイル、リズムの問題だと思います。

 

 

「どっちのギア比のやつ買おうかな~?」

と悩んでいる方が当記事が参考になっていただければ嬉しいです。

 

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