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当記事は、

 

24スコーピオンMDは是非こんな人に手に取ってほしい。

 

と言うテーマでお伝えしています。

 

 

19スコーピオンMGLがさらにヘビーデューティ化してモデルチェンジしましたね。

 

 

機種名に「MD」とついているので間違うとイケないので念のためお伝えしておきますが、21スコーピオンMDのモデルチェンジバージョンではありません。

 

24スコーピオンMDは19スコーピオンMGLのモデルチェンジバージョンです。

 

 

21スコは21スコで存在し、19スコーピオンMGLのモデルチェンジになります。

 

 

現時点で発売日未定とのことですが、最初に一つお伝えしておきますね。

 

 

現時点の僕の気持ちとしては、24スコーピオンMDの購入予定はありません。

 

なぜなら、自分のスタイルと少し合わないからです。

 

 

当記事の結論になってしまいますが、このベイトリールが必要としている人はシンプルに言うと、

 

「20lb‐100mの糸巻き量が必要な人」

 

こんな人にはコスパもよく、満足度の高いベイトリールだと思います。

 

 

僕はそのサイズ感のベイトリールはすでに持っているし、現在のスタイル的にあまり多用することは無いんですね。

 

 

言い替えれば、「16lb‐100mの糸巻き量で十分な人」は24スコーピオンMDではなく、16lb‐100mのベイトリールを購入した方が使いやすいです。

 

 

そのあたりの詳しい理由や、「24スコーピオンMDはどんなベイトリールなのか」と言うことを、僕の過去の経験から感想をお答えさせていただきますね。

 

一意見として参考にして貰えれば幸いです^^

【インプレ】24スコーピオンMDはどんなベイトリール?

とりあえず最初に、僕の24スコーピオンMDに対する印象をお伝えしておきますね。

 

 

割と軽量ルアーも扱える、ヘビーバーサタイルなベイトリール

 

こんな印象を持っています。

 

先日こんな記事を書いたんですね。

【違い】24スコーピオンMDと21スコーピオンMD、どっちを買ったらいいの?

 

 

記事では21スコーピオンMDとの違いを説明すると共に24スコーピオンMDを少し深掘りして考察してみたのですが、正直言いますと最初にホームページを見た感想と随分印象が変わりました。

 

 

最初にホームページでスペック等を見たときは、正直に言うとなんか中途半端に見えたんですね。

 

 

「必要ないかな」と思ったのが正直な感想です。

 

 

けれども深掘りしていくうちに、

「ああ、なるほど、だからこういう仕様なのか」

と妙に納得したんですね。

 

 

スペック的にも意外と他のベイトリールに無い、ユニークな仕様になっているんですね。

 

 

とは言え僕の現在のスタイルでは合わないのですが、人によっては、「このベイトリールはオレに取ってはドンピシャ!」って人もいると思います。

 

 

では、どの辺りがユニークな仕様なのか。

 

それは、スプール径の割に糸巻き量(ラインキャパシティ)が多いんです。

 

 

この仕様は他社も含め他のベイトリールにはなかなか無く、先代の19スコーピオンMGLと比較しても糸巻き量はかなり多くなっています。

 

比較するとこんな感じ。

出典:酒井俊信のフリースタイルCH

【ナイロンライン】

  • 19スコーピオンMGL:16lb‐100m、20lb‐80m
  • 24スコーピオンMD:16lb‐120m、20lb‐100m

【PEライン】

  • 19スコーピオンMGL:2号‐160m、2.5号‐125m
  • 24スコーピオンMD:2号‐190m、2.5号‐150m

 

約20%も増えています。

 

 

それでいてスプール径は、

 

  • 19スコーピオンMGL:スプール径Φ34mm
  • 24スコーピオンMD:スプール径Φ35mm

 

となっています。

 

 

1mmしか大径化されていません。

 

 

通常と言いますか、現時点で各メーカーラインナップされているベイトリールで、20lb‐100m巻くことが出来るスプール径はΦ38mmが一般的な仕様になっています。

 

 

同じシマノで言うと、23アンタレスDCMDや21カルカッタコンクエスト200とかですね。

 

 

24スコーピオンMDの糸巻き量は、そのクラスの大型のベイトリールと同等なのです。

 

 

スプール径が3mm違えばキャストフィールはかなり変わってきます。

 

 

糸巻き量は増大しているのに、スプール径はほとんど変わっていない。

 

コレの意味を僕なりに考察してみたんですね。

 

 

その結果が、

 

割と軽量ルアーも扱いやすい、ヘビーバーサタイルなベイトリール

 

と言う位置付けに僕の中ではなったのです。

 

 

23アンタレスMDDCの様に太いラインをたくさん巻くことの多いベイトリールは、通常、大口径になっていることが多いです。

 

 

その理由の一つが、ロングキャストを意識しているからなんですね。

 

 

基本的にはスプール径が大きい方が重いルアーのロングキャストに向いていて、

スプール径が小さい方が軽いルアーが扱い易くなります。

 

 

ロングキャストと言うことだけに目を向ければ、スプール径が大きく糸巻き量は少ない方がよく飛びます。

 

 

なぜなら、

 

  • スプール径が大きい方が回転数に対してラインの放出量が多くなる
  • 糸巻き量が少ない方がスプール重量が軽くなる
  • 細いラインの方が飛距離は出る

 

と言った効果があるからです。

 

 

けれども、そもそも重いルアーをキャストするためには太いラインが必要。

 

 

ただ単にオモリをブッ飛ばして飛距離を出すだけなら、糸巻き量を最小限にしてラインを限界まで細くすれば良いかも知れません。

 

 

けれども、こと実釣となれば色々なルアータイプをキャストしますし、ストラクチャーのキワキワを攻めることもありますし、メモリアルなビッグフィッシュがヒットするかも知れません。

 

 

ですから現実的に重いルアーで攻めた釣りをするには、それなりに太いラインが必要なんですね。

 

 

ですから基本的に大口径のベイトリールは、必然的に糸巻き量も多くなる傾向なんです。

 

 

で、24スコーピオンMD、「小口径スプール+糸巻き量多」と言う、少しセオリーとは違った方向性の仕様になっています。

(小口径と言っても大口径と比較してと言う意味です)

 

 

「糸巻き量は多いけれども、スプール径はそれほど大きくない」

 

と言う仕様なんです。

 

 

つまりその仕様を深掘りしていくと、

 

「太いラインでヘビーデューティな使い方が出来て、割と軽いルアーのショートキャストにも使えるよ」

 

と言うことなんですね。

 

 

もちろん、遠投が出来ないとか苦手と言うワケではありません。

 

 

「23アンタレスDCの様に、太い糸をたくさん巻けるベイトリールよりはロングキャスト向きじゃないけど、十分に遠投に対応出来るベイトリール」

 

て感じに思って貰えれば良いんじゃないかなと。

 

 

もう少し言い替えるなら、

 

「ここ一発の飛距離は大口径スプールには劣るけど、その分、近・中距離キャストが得意」

 

と言った感じです。

 

 

今回のモデルチェンジでスプールが進化したと言うことも、ショートキャストのキャスタビリティの向上に大きく貢献しています。

 

 

今回のモデルチェンジでスプールも遂にMGLスプールIIIとなり、スプールの慣性力もかなり小さくなりました。

 

 

前モデルの19スコーピオンMGLより糸巻き量は増えラインの重量は増えましたが、スプールの進化によって比較的軽めのルアーも扱いやすく、ショートキャストはしやすい。

 

そんなベイトリールに仕上がっています。

 

24スコーピオンMDはどんな使い方をすればいい?

出典:酒井俊信のフリースタイルCH

ホームページにも記載されていますが、正に、

 

「フリースタイルでモンスターを狙うベイトリール」

 

と言って良いでしょう。

 

ちょっと抽象的ですね。具体的に言うと、

 

  • ナイロンラインであれば20lb以上、PEラインであれば2.5号以上を使用する。
  • ロングキャストばかりではなくショートキャストも多用する釣り。

 

こんな使い方をする人には、24スコーピオンMDは向いていると思います。

 

 

「ナイロンライン20lb‐100mが必要、けれども23アンタレスDCMDは高すぎて手が出ない」

 

こんな人は現時点で24スコーピオンMD一択じゃないですかね。

 

 

具体的な例を言うと、

 

  • オカッパリ、ボートでもショートキャスト中心でナイロンライン20~25llbを巻いて、ストラクチャー周りをガンガンに攻める。
  • ビッグベイトなどの重量級ルアーを中心に攻める。
  • シーバスで2.5号以上のPEラインを使いたい。
  • アメリカナマズの様なモンスターフィッシュを狙いたい。

 

こんな釣りですかね。

 

 

もちろん、ホームページに載っているようなアマゾンでピーコックバスを狙う様な、そんな釣りには最適なのでしょうけど、まあ、一般的とは言えませんからね^^;

 

 

ただ、以下の様なパターンですと、24スコーピオンMDは最適と言えるでしょう。

 

  • 一生に一度のアマゾン、持っているタックルがライト過ぎて対応できない。
  • 予備として複数持っていきたい。
  • その時以外使い道がない。

 

 

24スコーピオンMDの大きな魅力の一つに、コスパがあります。

 

「一つこのタイプのベイトリールを持っておきたい」

と言う感じで気軽に購入することが出来ます。

 

 

糸巻き量が多いベイトリールは、割とハイエンドクラスが多いんですよね。

 

 

シマノで言うと23アンタレスDCや21カルカッタコンクエスト200、

ダイワで言うとZ2020やIMZ TW。

 

 

一番安くてカルコンクラス?

下手したら10万円を超えてくる価格帯です。

 

 

使用頻度が少ないベイトリールに、そこまでお金払うのはさすがにちょっと…

と言う方もいらっしゃいますよね。

 

けれども20lb以上巻くことが出来るベイトリールが一台欲しい。

 

 

24スコーピオンMDはそんな方に向いていると思います。

 

 

僕が冒頭で「現時点で購入予定はない」と言ったのは、このクラスのラインを巻けるベイトリールを一台持っているからです。

 

 

機種で言うとダイワのZ2020、リョウガ2020。

 

 

僕の今のスタイル的にそれほど使用頻度が多くなくて、この2機種あれば十分事足りるんですよね。

 

 

ですからいくらコスパが良くても現時点では必要性を感じてないんです。

 

 

僕はコレクターではないので、気になったとしても基本的に使わないベイトリールは購入しません。

 

 

逆に言えば、購入したベイトリールは徹底的に使い込みます。

 

 

今回の記事は、そんな僕の過去の体験談からお伝えしています。

 

24スコーピオンMD ラインナップとスペック

出典:シマノ

こうやって深掘りしてみていくと24スコーピオンMDは、フリースタイルといいながらも割とニッチなベイトリールです。

 

 

と言うことで一度展開しているラインナップとスペック、搭載されているテクノロジーをさらっておきますね。

 

 

機種ギア比最大巻上長
㎝/ハンドル1回転
スプールサイズ
mm
直径/幅
糸巻き量
ナイロンlb-m
PE号-m
自重
g
ハンドル長さ
ベアリング数
BB/ローラー
最大
ドラグ力
kg
海水
使用
本体価格
店頭価格
200HG
右巻き
7.48135/23ナイロン
16-120
20-100

PE
2.5-160
3-130
215457/16OK29,50020,000
前後
201HG
左巻き
7.48135/23215457/16OK29,50020,000
前後
200XG
右巻き
8.59335/23215457/15.5OK29,50020,000
前後
201XG
左巻き
8.59335/23215457/15.5OK29,50020,000
前後
  • MGLスプールⅢ
  • SVSインフィニティ
  • X‐SHIO&マイクロモジュールギア
  • HAGANEボディ
  • サイレントチューン
  • Cl4+
  • S3D
  • SA-RB
  • スーパーフリースプール

 

ざっとこんなスペックになっています。

 

こうやって見ても、

「23アンタレスDCMDが欲しい!けれども高すぎる≻≺」

と言う方には最適なんじゃ無いでしょうか。

 

 

やはり購入の決め手は、

 

「20lb‐100mの糸巻き量が必要かどうか」

 

コレに尽きるんじゃないかと思います。

 

24スコーピオンMD【インプレ】こんな人はぜひ買ってくれ。【まとめ】

今回は発売前の24スコーピオンMDのインプレッションを、

 

24スコーピオンMDはこんな人に手に取ってほしい。

 

と言うテーマで僕の過去の体験談からお伝えさせていただきました。

 

 

このベイトリールを必要としている人をシンプルに言うと、

 

「ナイロンライン20lb‐100mが必要、けれども23アンタレスDCMDは高価すぎて手が出ない」

 

こんな人は24スコーピオンMD一択なんじゃないかと思います。

 

 

24スコーピオンMDは、

 

「太いラインでヘビーデューティな使い方が出来て、割と軽いルアーのショートキャストにも使えるよ」

 

こんなベイトリールとなっています。

 

 

  • オカッパリやボートでナイロンライン20~25lbを巻いて、近・中距離キャスト中心でストラクチャー周りをガンガン攻める。
  • シーバスでPEライン2.5号以上を巻いて強気に攻めたい。

 

こんな人にはドンピシャのベイトリールなんじゃないかと思います。

 

 

それに何と言ってもスコーピオンの魅力はコスパですよね。

 

僕もヘビースタイルでショートキャスト中心、と言う使い方をしたくなったら購入するかも知れません^^

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