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当記事では、

 

23スティーズA2TWでPEラインを使いたいと思ってるんだけど、どうかな?

 

と言う疑問にお答えします。

 

23スティーズA2TWでPEラインを使いたいと思っている方は、是非使用前に読んでいただけるとお役に立てるんじゃないかと思います。

 

 

22ジリオンTWHDで話題となったマグフォースZブースト。

 

 

遂にダイワのハイエンドクラスのスティーズにも搭載されましたよね。

 

 

しかもあのスティーズ”A”の後継モデル。

 

 

ただ個人的にラインキャパがちょっとハンパな感じと言うか個人的に使いにくくて、購入は躊躇していたんですよね。

 

 

けれどもよく考えたら、

 

「21ジリオンSVTWを持っているんだからスプールだけ買えば良くね?」

 

と思い至り、SLPワークスのオプショナルパーツを見たんだけど、無い…

 

 

そこで23スティーズA2TWのパーツリストと互換性を確認し、早速注文。

 

 

3月頭には届いたんですけどトラブルがあって返品し、ようやく最近使うことが出来ました。

 

 

この辺のトラブルとかはまた何処かで書きたいと思います。

 

 

と言うことで早速、23スティーズA2TWスプールでPEラインを使ったインプレッションをお伝えしますね。

 

23スティーズA2TWのキャストフィールのインプレッションについてはコチラ

【互換性】23スティーズA2TWのスプールを21ジリオンSVTWに入れてみたぞ。

23スティーズA2TWでPEラインを使う注意点

21ジリオンSVTWに23スティーズA2TWスプールを換装してPEラインを使った僕なりのインプレッションの詳細に入る前に、まずは早速ですが結論からお伝えしますね。

 

  • 23スティーズA2TWでPEラインは悪くは無いけど、コレまでのマグフォースZと比較すると使いにくい。
  • PEラインは出来れば4本撚り、もしくはワンランク太め(コレまで1.5号なら2号以上)を使った方がいい。

 

と言った感じです。

 

 

僕的にはこのクラスのベイトリールなら、PEラインは1.5号くらいが使いやすいんですよね。

 

 

なぜならスプール径Φ34mmクラスは10g前後のルアーを使うことが多く、僕的に10g前後のルアーを扱うならルアーの操作性、リーダーとのバランス、糸巻き量的にも1.5号がちょうどいい感じで使えるからです。

 

 

けれども23スティーズA2TWに関しては実際に使ってみると、場合によってはラインをワンランク太くした方が扱いやすいかなと感じました。

 

 

ではその理由や僕が実際に使ったPEライン、トラブル対策などら説明しますね。

 

 

もちろん僕の意見が全てというワケではありませんので、参考にしていただけると幸いです。

 

遠心力ブレーキに近いブレーキフィール

まず「使いにくい」と感じた理由は、23スティーズA2TWは個人的には遠心力ブレーキに近いフィーリングに感じたからです。

 

 

あくまでも「マグネットブレーキと比較して」です。

 

 

誤解がない様に最初に伝えておきますが、

「遠心力ブレーキがPEラインで使えないと言うワケではない」

です。

 

 

実際僕は遠心力ブレーキである21カルカッタコンクエストをPEラインで使っていますし、今後もPEラインで使っていくつもりです。

 

 

で、今回23スティーズA TWのスプールを使ってみて最初に感じたのが、SVブーストの時に感じた「最後の一伸び」がより強く感じられたんですね。

 

 

着水しそうーってとこから、もう少し向こうに着水する感じです。

 

 

ただ飛距離は明らかに伸びるんですけど、最後のブレーキの抜け感がSVブーストより強く感じられました。

 

 

言い換えれば、「キャスト終盤でのバックラッシュがしやすくなった」とも言えます。

 

 

実際にキャストしてみて感じたのが、前半にサミングしてこのまま飛んで行くと思ったら、終盤にも「アレ?」と思うバックラッシュが散発したんですね。

 

 

明らかに終盤にブレーキ力が抜けているって感じです。

 

 

もちろん、コレを狙ったブレーキ設定なので、ある意味ちゃんとブーストが機能していると言う事ではあるんですけどね。

 

 

多分、ナイロンラインとかのモノフィラメント系なら少しラインがスプール上で膨らむ程度で、特に問題なくキャスト出来るんじゃないかと思います。

 

 

けれどもPEラインてラインがスプール上で膨らんでしまうと、絡みつく様にバックラッシュしてしまうんですね。

 

要はラインがスプール上で浮き上がってからバックラッシュに至るまでが、ナイロンラインと比較して許容範囲が狭いんです。

 

 

いわゆるピーキーと言う部分でしょう。

 

 

ベイトリールでPEラインを使うときって、常に軽くブレーキが掛かっている様な状態で使った方がトラブルが少ないんです。

 

 

常にスプールがラインに引っ張られるよ様に軽くブレーキが掛かっていれば、スプール上でラインが膨らむことはありませんよね?

 

 

本当は放出されるライン量とルアーが引っ張っていくライン量が拮抗して、スプール上で軽くラインが浮くくらいが無重力感を感じられて気持ちがいいです。

 

 

けれどもPEラインは「無重力感」を感じられる範囲が狭いんです。

 

 

かと言ってブレーキを掛け過ぎてしまえばトラブルは少なくても飛距離が落ちてしまうんですが、マグネットブレーキがいい感じに適度なブレーキをかけていてくれたんですね。

 

 

ですから僕的に向き不向きで言えば、遠心力ブレーキよりマグネットブレーキの方がPEラインに向いたブレーキシステムだと思っています。

 

 

そう言う意味では23スティーズA2TWはどちらかと言えば、後半の伸び気持ちい遠心力ブレーキに近いフィーリングになった分、PEラインの使いにくさを僕は感じました。

 

 

まあ、こんなイメージかな。

 

【PEラインに向いている(トラブルレス)】

固定マグフォース

SVスプール(エアブレーキシステム)

SVブースト

マグフォースZ

マグフォースZブースト

【ロングキャスト向き(後半ブレーキが抜けやすい)】

 

 

確かに飛距離はコレまでのマグフォースと比較すると、明らかに伸びた感はあります。

 

 

ただその反面として、若干PEラインで使いにくくなったって感じです。

 

 

使いにくくなったと言っても、「使えない」と言うワケではありませんので安心してください。

 

 

間違いなく言えるのが、ノーマルのマグフォースZでは感じなかったキャスト後半のブレーキ抜けを明確に感じたと言う事です。

 

 

こればっかりは飛距離が伸びる事の代償と言うかトレードオフとして仕方が無いことだと思います。

 

 

ですのでこの辺は扱う上で、ちょっと意識しておいた方がいいと思います。

 

 

まあ、使用するPEラインでカバーできる部分もありますので、その辺りについても解説しますね。

 

23スティーズA2TWに向いているPEライン

23スティーズA2TWに向いているラインを結論から言えば、

 

  • 4本撚り
  • 細くし過ぎない

 

この辺りを意識した方がいいです。

 

 

この辺りと言っても、言ってしまえばベイトリール全般に言える「ベイトリールに向いているPEラインの特徴」と言えます。

 

けれども23スティーズA2TWに関して言えば、SVマシンやマグフォースZより、より強く意識してラインを選んだ方が使いやすいです。

 

 

冒頭でお伝えした、

「23スティーズA2TWでPEラインを扱うなら、ワンランク太くした方が扱いやすい」

と言う理由にも直結します。

 

 

実は今回、しなやかな8本撚りPEラインを使ったんですね。

 

 

僕が実際に使っていたラインはコチラ。

 

ヤマトヨテグス レジンシェラーPE

 

 

僕は基本的にベイトリールには4本撚りのPEラインの方が向いていると思っています。

 

 

なぜなら4本撚りの方が一本一本が太いのでライン自体に張りがでやすく、摩擦に対しても強くなるのでバックラッシュなどのライントラブルに対する耐久性も強くなるからです。

 

 

基本的に無傷の強度は8本撚りの方が強いですけど、実際あらゆるものに擦れている実釣においては結果として4本撚りの強度のほうが安定していると僕は感じています。

 

 

かと言って8本撚りPEラインを使うこともフツウにあります。

 

 

なぜなら向き不向きはあるけれどもそれは状況に応じる部分もあるし、使えないと言う程ではないからです。

 

 

ちなみに今回8本撚りを使った理由は、単純にブルーがカッコよかったのと視認性を期待してです。

 

 

けれども、23スティーズA2TWは、出来れば「一般的にベイトリールに向いている」と言うラインを使った方がいいです。

 

 

少し前に同シリーズの4本撚りPEラインを使っていたんですね。

 

 

強度はバツグンなのですが、コーティングが剥がれるとノンコート並にしなやかになる印象でした。

(あとグレーのステルス性能が凄すぎて、視認性が悪かった^^;)

 

 

ノンコートのPEラインて今はあまりありませんが、正直言うとベイトリールでは扱いにくいです。

 

 

確か東レさんのラインだった思うのですが、めちゃくちゃシルキーで滑りが良いのですが、めちゃくちゃしなやかだったんですね。

 

 

スピニングリールだったら抜群に飛距離が出たかもしれないのですが、ベイトリールで使うとラインがスプール上で膨らんだときに厄介な現象がありました。

 

 

バックラッシュと言うより、ラインが水を吸って(含んで)スプールに張り付いてしまうんですね。

 

 

もちろん全てのノンコートPEラインがそうだったワケではないのですが、シルキーなライン程その傾向はありました。

 

 

ほら、濡れたタオルとかペトーンと張り付いたりしますよね?

 

あんな感じです。

 

 

ですからキャスト後半でラインが膨らんでしまうとキューっとブレーキが掛かってしまうと言うか、

スプールから糸離れがしにくくなる様な感覚があるんです。

(あくまでも個人の感覚です)

 

 

糸離れが悪ければライン同士が絡みつきやすくなるのは、なんとなくイメージできますよね。

 

 

レジンシェラーPEは流石にノンコートまでは行かないにしろ、個人的にはちょっとしなやかな印象でした。

 

 

要は使っているうちにしなやかになっていって、過去に使っていたノンコートのPEラインを思い出すフィーリングだったんですね。

(ただコーティングが剥がれても強度低下する感じは無い)

 

 

僕の経験上、抜けるようなフィーリングの遠心力ブレーキやダイワのHLCだと、ノンコートPEラインの悪い影響を受けやすいです。

 

 

ブレーキが抜けてラインテンションが弱くなると、膨らんだラインが絡みつきやすいといった感じでしょうか。

 

 

ですから23スティーズA2TWに関しても、出来れば張りのある4本撚りPEを使用し、ラインも必要以上に細くしないことをオススメします。

 

 

ただね、8本撚りのレジンシェラーはブルーがカッコ良過ぎたのと、視認性がバツグンに良くて使いやすかったんですよね。

(もちろん、強度も申し分なかった)

 

 

出来れば4本撚りを使いたい、けれども視認性の良い(カッコいい)ブルーも捨てがたい。

 

 

強度も十分に信頼できる。

 

 

デイゲーム中心だとしても、視認性はやはり僕の中で大きいんですよね。

 

 

「穂先から出ているラインがどちらを向いているのか」

という事が少しでも分かった方がトレースコースのイメージを明確にできます。

 

 

と言うことで次回はワンランク太くして、レジンシェラーの8本撚りを使いたいと思ってます。

 

 

具体的には、レジンシェラー8本撚りの2号を使おうと考えています。

 

 

ちなみに今回は、1.5号のレジンシェラー8を巻きました。

 

 

僕的には10g前後のライトプラグ中心で18gくらいをMAXで考えていたので、使い方的にはいつも通りPEライン1.5号くらいがちょうどいいからです。

 

 

ですが23スティーズA2TWにPEライン1.5号だと、170mくらい巻けちゃうんですよね。

 

 

流石にそこまでは必要ない。

 

 

けれどもPE2号だと130mくらいになると思います。

 

 

出来れば150m巻いておきたいんだけどな~。

 

 

と言うことで1.5号を巻いていました。

 

 

けれども次回は少し巻き過ぎなのを覚悟して、PE2号をムリヤリ150m巻いてしまうか…

 

 

まあ、とりあえず次回はしなやかさを太さで補って使ってみたいと思います^^

 

【注意】23スティーズA2TWでPEラインを使う前に読んで!【まとめ】

ではここまでお伝えしたことをまとめますね。

 

 

当記事では、

 

23スティーズA2TWでPEラインを使いたいと思ってるんだけど、どうかな?

 

と言う疑問にお答えしました。

 

 

僕が21ジリオンSVTWに23スティーズA2TWのスプールを換装して感じた結論として、

 

  • 23スティーズA2TWでPEラインは悪くは無いけど、コレまでのマグフォースZと比較すると使いにくい。
  • PEラインは出来れば4本撚り、もしくはワンランク太め(コレまで1.5号なら2号以上)を使った方がいい。

 

と言った感じです。

 

 

「向いていない」とは書きましたけど、実はPEラインで使った方がが良いかなと思う側面もあるんですよね。

 

 

なぜならSVブーストスプールと比較すると、やはりスプール重量が上がっているから。

 

 

飛距離は出るんですけど、レスポンスが悪いというかキャストフィールが重いんですよ。

 

 

ですから少しでも軽いPEラインを使うメリットは十分にあります。

 

 

例えばバスフィッシングでしたらヘビキャロのスーパーロングキャストでもやらない限り150mも巻く必要が無いですよね。

 

 

まあ、オカッパリでも100m巻けば結構安心できると思います。

 

 

でしたらPE3号を90~100mくらい巻いて10mくらいのロングリーダーにして、モノフィラメントに近いフィーリングで使うとか。

 

 

そんな感じでPEラインの軽さのメリットを活かすのもアリだと思います。

 

 

太いPEラインは扱いやすいですからね。

 

 

まあ、キャストフィーリングについてはまた別記事でお伝えしますね。

 

 

という事もありオプショナルスプールが出るのなら、「12lb-100m」のブーストスプールが出ることを熱望します^^

【結論】23スティーズA2TWは軽量ルアーをキャストできる?

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23スティーズA2TWのキャストフィールのインプレッションについてはコチラ

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