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当記事では、

 

ベイトリールでシーバスやっているんだけど、高切れが頻発!

ラインシステムはどうしたら良いの?

 

と言うお悩みにお答えします。

 

 

ベイトリールでシーバスって、控えめに言っても最高に楽しいです。

 

 

と言っても僕は、シーバスフィッシングをベイトリールでしかやったことないのですが^^;

 

 

シーバスって基本的に「巻き」の釣りですよね。

 

 

ですからベイトリールはブラックバスから入った僕としてはむしろ、

 

「巻きモノをやるならベイトリールじゃね?」

 

とごく自然にベイトリールを選択したワケなのです。

 

 

ですが、実際シーバスをやる場合って「細いPEラインで遠投」と言う場面が多く、そう言った釣りはスピニングリールの方が向いているんですね。

 

 

とは言え、

 

「そんなこと言ってもベイトリールでシーバスをやりたいんだ!」

 

と思う方もいるワケです。

(もちろん僕もその1人!)

 

 

けれども実際にベイトリールでシーバスをやってみると、

 

「高切れ連発でココロがオレそう…」

 

と言う方も少なく無いと思います。

 

そこで今回、読者様のIさんより、ベイトシーバスのラインシステムについてご質問がありましたので、シェアさせていただきますね。

【ベイトシーバス】ラインシステムのお悩みにお答えします。

Iさんからのご質問はコチラ。

※文章に関しましてはサイトアップ用に一部修正、改変させて頂いております。

 

ベイトシーバス初心者です。

※スピニングは10年ほどです。

下手ですが・・・

 

【使用ベイトタックル】

  • ロッド:エクスセンスジェノス88ML
  • リール:エクスセンスDCSS  HG

 

にて始めましたがバックラはしないものの高切れが頻発します。

使用ルアーは14グラム~40グラムです。

 

 

キャストに不慣れがあり、キャストに問題があるのも認識しておりますが、練習では解決しないタックルについての質問です。

 

 

1 ライン リーダーの太さなどおすすめはありますか?

※現在PE8本編の2号 ナイロンリーダー8号 メインフィールド 港湾 河川です。

リーダーは1m程度です。

 

2 リーダーはナイロン フロロどちらがいいでしょうか?

※高切れ防止観点から

 

3 初心者はメインラインをナイロンラインに換えたほうが無難でしょうか?

 

4 赤塚ケンイチさんの仰るようにリーダーはかなり長くスプールに3周くらい、長ければ10mくらい巻く長さがいいのでしょうか?

 

5 PEラインの編数は初心者は4本編が高切れ防止 及び バックラ修復の観点からは無難でしょうか?

 

お忙しい中、申し訳ありませんが、お時間ある時にご教授願えたらと思います。

 

 

Iさん、メッセージありがとうございます^^

 

 

高切れの悩みって、マジでキツいですよね。

 

 

大切なルアーは吹っ飛んで行くわ、せっかく組んだラインシステムは組み直さなきゃイケないし…

 

 

ただ、僕は現状のラインシステムに行き着いてから、高切れで悩んだ事はありません。

 

 

もし高切れが起こった時は、

「PEライン本線に傷が入っていた」

とキッパリ諦めています。

 

 

そのくらい今のシステムに自信がありますし、実際に高切れはほとんど経験ありません。

(昔は何度も心が折れそうになったけどね…)

 

 

と言うことで僕からの回答はコチラ。

 

1 ライン リーダーの太さなどおすすめはありますか?

※現在PE8本編の2号 ナイロンリーダー8号 メインフィールド 港湾 河川です。

リーダーは1m程度です。

PE2号、ナイロンリーダー8号(30lb)のセッティングは悪くないと思います。

 

 

僕としても、ほぼほぼシーバスのラインシステムど真ん中システムです。

 

 

けれど、リーダーがちょっと短いかな。

 

 

個人的にはリーダーは高切れ防止、バレ防止、根ズレ防止の観点から、最低でも1ヒロ(1.8~2m)は取った方がいいと思います。

 

 

僕の経験上、「PEライン2号、ナイロンリーダー25lb、1ヒロ」と言う組み合わせで高切れすることはまず無いです。

 

 

余程酷いバックラッシュが起こってしまったとしても、まずありません。

 

 

もしそれでも高切れするのであれば、PEラインに傷が入っていたときっぱり諦めることが出来るくらい自信があるシステムです。

 

 

と言うのも、過去に30gくらいだったかな、メタルジグを思いっきりフルキャストしてガツンと酷いバックラッシュをした時でも、全く高切れをしなかったからです。

 

 

その時の感触からも、「このシステムならプラグをフルキャストしたくらいじゃ高切れをしない」と僕は確信して使っています。

 

 

もちろん、以来、数々の実績(酷いバックラッシュ)を積んだ上でのことです。

 

 

僕がシーバスで多用しているシステムはこんな感じです。

 

 

  • ルアーウェイト7~18g PEライン1.5号 + ナイロンリーダー16~20lb 1~2ヒロ
  • ルアーウェイト10~40g PEライン2号 + ナイロンリーダー20~30lb 1~2ヒロ
  • ルアーウェイト18g以上 PEライン2.5号 + ナイロンリーダー25~30lb 1~2ヒロ

 

 

PEライン2号のシステムを標準として、ライトプラグ中心の時はPEラインを1.5号まで落とす。

 

 

磯場などの根ズレが多いところではPEライン2.5号にリーダー30lbを2ヒロ。

 

 

と言った具合に調整しています。

 

2 リーダーはナイロン フロロどちらがいいでしょうか?

※高切れ防止観点から

 

ナイロンラインの方が向いています。

 

 

なぜなら、伸縮性がほとんどないPEラインが、瞬間的なショックを吸収しきれないというのが高切れの大きな原因だからです。

(もちろん、ラインが細過ぎて高切れが起こってことはあります)

 

 

ですから、伸縮性の大きなナイロンラインの方が、高切れ防止と言う観点からは向いています。

 

 

とは言えフロロの伸縮性でも、1ヒロ以上確保していれば経験上十分と言えば十分です。

 

3 初心者はメインラインをナイロンラインに換えたほうが無難でしょうか?

個人的にはPEラインでもいいと思います。

 

 

「ナイロンラインで慣れてからPEラインを使う」

と言うのも悪くはないです。

 

 

けれどもベイトリールでPEラインの使用はほとんど慣れでカバーできるので、最初からPEラインでも問題は無いと僕は思います。

 

 

確かにベイトリールキャスティングは、ナイロンラインの方が扱いやすいです。

 

 

PEラインだとどうしてもピーキーになりますからね。

 

 

ナイロンラインのほどほどな張りにほどほどなしなやかさ、適度な伸縮性がキャスティングをマイルドにしてくれる事には違いありません。

 

 

もしナイロンラインで練習するのなら、600m巻きとかで売られている安い16lbあたりで試してみても良いと思います。

 

 

ただ、Iさんが使用しているエクスセンスDCSS  HGのブレーキが、ナイロンラインでどうなのかは分かりません。

 

 

多分、ナイロンモードは無かった様な…

 

 

シマノのDCブレーキはナイロン、フロロ、PEモードとそれぞれブレーキ特性が違いますからね。

 

4 赤塚ケンイチさんの仰るようにリーダーはかなり長くスプールに3周くらい、長ければ10mくらい巻く長さがいいのでしょうか?

高切れ防止の観点から行くと、ロング―リーダーの方がしにくいです。

 

 

なぜなら、長ければ長いほどラインの伸びしろが多くなり、PEラインへのショックを緩和してくれるからです。

 

 

ただ、個人的にスプールに巻きこむほどのロングリーダーは、根ズレが多いなどの理由がない限り僕はやりません。

 

 

なぜなら、PEラインとリーダーとの結び目がレベルワインダーからスムーズに放出されにくいという、別のリスクが生まれるからです。

 

 

場合によっちゃレベルワインダーに結び目が引っ掛かってしまって、それが高切れの原因になってしまいます。

 

 

ですから僕はスプールに巻き込むほどの超ロングリーダーはあまりやらないのですが、

上手くやっている方も見えますし、リスクとリターンのバランスで調整すればいいと思います。

 

 

個人的に、

「ただ単に結び目をスプールに巻きこむのが好きじゃない」

と言うのもありますけどね。

 

 

僕としては高切れの観点からも、

「シーバスフィッシングにはリーダーは1ヒロあれば十分」

だと思っています。

 

 

そして、場所によっては2ヒロ、と言った感じです。

 

5 PEラインの編数は初心者は4本編が高切れ防止、及びバックラッシュ修復の観点からは無難でしょうか?

どちらが向いているかと言えば、4本撚りの方が向いています。

 

 

なぜなら、4本の方が張りがあって摩耗にも強いからです。

 

 

同じ号数なら、4本撚りの方が1本1本が太くなりますよね。

 

 

シンプルに太くなるので張りが出て、摩耗に対する耐久性も出てくるのです。

 

 

しなやか過ぎると言う特徴を持っているPEラインをベイトリールで使う場合、少しでも張りがあった方が使いやすいです。

 

 

ちなみにスピニングリールだとラインがスプールから放出された際にラインガイドに打ち付けられるので、逆にしなやなほど飛距離が出やすいです。

 

 

ですからスピニングリールは8本の方が向いているかなと思います。

 

 

話が少しそれましたが、摩耗に強いということはバックラッシュなどのトラブルにも、多少なりとも耐久性があります。

 

 

と言う理由から、ベイトリールでPEラインを使うのなら4本撚りの方が向いています。

 

 

とは言えPEライン自体摩耗に超絶弱いので、絶対に過信は厳禁です。

 

 

もちろん8本撚りが悪いワケではなく、僕も使うことはあります。

 

 

8本撚りの方が直線的な引っ張り強度は高いですからね。

 

 

ただ実釣においていかなる場面でも、「摩耗」と言う現象は避けられません。

 

 

特にルアーフィッシングなんて「投げて巻く」の繰り返しです。

 

 

ずっと摩耗し続けていますし、水に含まれる砂などの微粒子やゴミなどがラインガイドに付着したり、異物との接触を避けることは不可能です。

 

 

ですから数字的な強度は低くても、「実釣」においては4本撚りの方が向いていると僕は思っています。

 

 

まあ、僕はほぼ4本撚りですけど、最終的には好みで良いと思います。

 

 

以上がご質問に対する回答になります。

 

 

僕としては、Iさんのシステム的には悪くないと思います。

 

 

ただちょっとリーダーが短いかな、と思います。

 

 

高切れが気になるのならリーダーを思い切って3ヒロくらいとって、慣れてきてから短くしていって、自分の使いやすいところを見つけてもいいかも知れません。

 

 

僕はシーバスではあまり多用はしないのですが、ロングリーダーが悪いなんてことは無く、ぶっちゃけ好みやフィーリング、ベイトリールとの相性にもよると思います。

 

 

差し出がましい様ですがキャストのアドバイスをするのなら、スピニングリールと同じように投げては絶対にバックラッシュします。

 

 

なぜならスピニングの様にシャープに振り抜いてしまうと、急激にスプールの回転が上がってしまって、

初速が一番乗ったところでガツンとロックする様にバックラッシュしてしまうからです。

 

 

軽いPEラインは特に初速が上がりやすく、加えて伸縮性が無くピーキーなので特に顕著です。

 

 

ですから出来るだけマイルドに、「運ぶ様に」と言うキャストを心掛けると良いと思います。

 

 

例えるなら、野球で言えばスピニングリールがバッティングで、ベイトリールがピッチングの様なイメージです。

 

 

弾き飛ばすか、運ぶ様に投げるか(飛ばすか)の違いです。

 

 

もしよかったらコチラを参考にして下さい。

僕の経験上の事をいろいろと書いています^^

ベイトリールでのPEラインの扱いについて

ベイトシーバスについて

 

 

高切れ対策についてはコチラ。

ベイトリールでのPEラインの高切れが、どうしても改善されない”あなた”へ【決定版】

ベイトリールでPEラインの高切れを防ぐ重要な”2つ”のポイント

 

良かったら是非読んでみて下さい。

 

 

タックルの状態は大丈夫?

ご質問にお答えすることに必死で、一つ気になる点が抜けておりました。

 

>バックラはしないものの高切れが頻発します。

ベイトリールでの高切れは通常、ガツンとロックする様にバックラッシュした際に起こることがほとんどです。

 

 

なぜなら伸縮性の無いPEラインが、瞬間的なショックを吸収できないからです。

 

 

それでも高切れが起こるのであれば、

 

  • 使用ルアーウェイトに対してラインが細過ぎないか
  • レベルワインダーに結び目が引っ掛かってないか
  • PEラインに傷が入っていないか
  • ラインガイドに傷が入っていないか

 

と言った原因が考えられます。

 

 

Iさんの場合、

  • 使用ルアーウェイトに対してラインが細過ぎないか
  • レベルワインダーに結び目が引っ掛かってないか

と言う点は問題ありません。

 

 

ですが、

 

  • PEラインに傷が入っていないか
  • ラインガイドに傷が入っていないか

 

この2点は早急に絶対に確認したほうがいいです。

 

 

PEラインの傷は目視や感触で見つけることは難しいですが、毛羽立ちが酷い場合はPEラインの強度が落ちている可能性があります。

 

 

ラインガイドの傷はかなり厄介です。

 

 

なぜなら、キャストするたびにラインが広範囲で傷が入り続けてしまうからです。

 

 

僕も経験あるのですが、トップガイドに傷が入っていてPEライン全てに傷がついてしまったことがあります。

 

 

多分、ルアーを巻き込んで割れてしまったんですね。

 

 

傷が入った状態でPEラインを使えば、確実に強度は著しく低下します。

 

 

ですから傷が確認できれば絶対に使用しない方がいいです。

 

 

PEライン2号を使ってバックラッシュもしないのに高切れは、そうそう起きないと思います。

 

 

少なからず僕は経験ありません。

 

 

ですから、

 

  • PEラインに傷が入っていないか
  • ラインガイドに傷が入っていないか

 

この2点はちゃんと確認した方が良いです。

 

 

Iさん、この度はメッセージをいただき、ありがとうございました。

 

 

またお気軽にご質問くださいね^^

 

【ベイトシーバス】高切れ頻発!ラインシステムの悩みにお答えします。【まとめ】

さて今回は、

 

ベイトリールでシーバスやっているんだけど、高切れが頻発!

ラインシステムはどうしたら良いの?

 

と言うお悩みにお答えしました。

 

 

結論として僕の経験上、

 

  • ルアーウェイト7~18g PEライン1.5号 + ナイロンリーダー16~20lb 1~2ヒロ
  • ルアーウェイト10~40g PEライン2号 + ナイロンリーダー20~30lb 1~2ヒロ
  • ルアーウェイト18g以上 PEライン2‥5号 + ナイロンリーダー25~30lb 1~2ヒロ

 

と言うラインシステムならほとんど高切れをすることはありません。

 

 

それでも高切れが起こるのなら、

 

  • PEラインに傷が入っていないか
  • ラインガイドに傷が入っていないか

 

この二点は確実に確認した方がいいです。

 

 

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