さて今回は、

 

「チニングに最適なベイトリールはどれだ!? ダイワ編」

 

というテーマでお話します。

 

今回、Rさんからこんなご質問をいただきました。

 

―ここから――――――――――――――――――――

はじめまして。
ベイトpeのリールを探していましたら
こちらの記事がとても参考になりました。
ありがとうございます。

 

何点かお尋ねさせてください。

 

主な用途はチニングでの使用です。

キャストルアーはシンカー7gから10gのジカリグ、フリーリグ、7gから14gくらいのプラグです。

 

ジリオン sv twが予算的にも候補としていますが
いかがでしょうか?

 

ダイワのTWSで他におすすめのものがありましたら、アドバイス頂けたらと思います。

 

よろしくお願い致します。

―ここまで――――――――――――――――――――

 

メッセージありがとうございます!

 

ベイトリール大百科の記事に興味を持ってくださり、大変嬉しく思います。

 

さて、Rさん、チニング用のベイトリールを検討しているようで、候補としてジリオンSV TWが上がっているけど、どうかな?

 

というご質問です。

 

ご質問にあるように、ダイワのベイトリールでお探しのようですから、今回はダイワ製に絞ってお話しますね。

 

では結論として、その使用用途なら、

 

ダイワのジリオンSV TWはバッチリです。

 

今回はチニングで使うベイトリールとしてジリオンSV TWでバッチリだという理由と、他のダイワ製ベイトリールでの候補をお伝えいたします。

 

ダイワ ジリオンSV TWがチニングに最適な理由

チニングで使用とのことですが、まず用途として、

 

  • シンカー7~10gのジカリグ、フリーリグ
  • 7~14gくらいのプラグ

 

この辺りがメインルアーになるとのことです。

 

※ジカリグ、フリーリグについてカンタンに説明しますね。

<ジカリグ>

ジカリグというのはフックにスティックシンカーやナス型重りを、直接取り付けるというリグです。

 

ダウンショットのリーダーがないバージョンと思っていただければ、イメージしやすいと思います。

 

ですから、ゼロダン(ゼロ距離ダウンショット)とも呼んだりもします。

 

沈降の速さ、スナッグレス性が高いというメリットがありますが、僕としては

 

  • スナップを使えばリグりやすい(ラインを結び直さなくていい)
  • ルアーチェンジがしやすい
  • キャストのときに重りが先行するので飛行姿勢がよくキャスタビリティが高い

 

というメリットが僕がジカリグの好きなところです。

 

<フリーリグ>

ジカリグのシンカー遊動式バージョンです。

感覚的にはテキサスリグに近いかもしれません。

 

メリットとしては遊動式の利点を活かしやすく、シンカー先行で沈みやすいのでフォールの間を多く取ることが出来ます。

 

個人的にはリグるのが面倒(スナップが使えない)、ライン、結び目にダメージを受けやすそう、ということもあり、あまり使用しません。

 

以上の使用用途を考慮して、ダイワ ジリオンSVTWが最適な理由は以下の3つです。

 

  • スプール経Φ34
  • SVスプールでPEラインが扱いやすい
  • 剛性感に不安がない

 

順に説明しますね。

 

スプール経Φ34

ベイトリールのスプール経Φ34というと、まあ、スタンダードと言うか基準のようなスプール経です。

 

ご存じの方もいると思いますが、スプール経の違いでキャストのしやすさはまるで別物になってしまいます。

 

最近はスプール経がけっこう細かく設定されていますが、ざっくりと使い分けを説明しますと、

 

  • スプール経が大きい ⇛ 重いルアーの遠投に適している
  • スプール経が小さい ⇛ 軽いルアーが投げやすい

 

こんな感じになります。

 

もう少し具体的に説明すると、

 

  • スプール経Φ32 ⇛ ベイトフィネス、10g以下のルアー
  • スプール経Φ34 ⇛ 7~14gのルアー
  • スプール経Φ36 ⇛ 14g以上のルアー

 

こんな感じで使い分けると、ベイトリールのポテンシャルを活かした気持ちのいいキャストをすることが出来ます。

 

Rさんの使用用途として7~14gですので、Φ34のスプールがジャストフィットなんですね。

 

ただ、チニングはポッパーやペンシルなど比較的軽めのプラグを投げることもあり、Φ32のスプールでも使いやすいと思います。

 

けれど、そこは軽量ルアーのキャストが得意なSVスプールがカバーしてくれますし、Rさんの使い方的にもΦ34スプールで全く問題ないでしょう。

 

Φ34のSVスプールの使いやすいルアーウェイトとしては、まあ、5g以上といったところです。

 

ジリオンSV TWは僕もよく使っていますが、7g前後のプラグも十分に扱いやすいので、ベイトフィネスクラスのルアーを扱うわけじゃなければライトプラグもとてもキャストしやすいです。

 

そう考えるとΦ32までスプール経を落とさなくてもライトプラグに十分に対応できますし、

むしろ「Φ34くらいがちょうどいい」と僕は思います。

 

SVスプールでPEラインが扱いやすい

ご質問の内容とは記載されていませんが、PEラインでチニングをすることを前提でお話させていただきますね。

 

ちなみに公式サイトやカタログに、「SVスプールはPEラインが扱いやすい」とは書かれていないので(僕が見る限り)、僕の経験上の判断になるのでご了承ください。

 

SVスプールは、初代SVスプール搭載機であるT3SVを発売と同時に購入して以来、SVスプールでPEラインをガンガン使い込ん出来ましたが、まず最初の印象は、

 

「コレ、PEラインめっちゃ使いやすくね?」

 

でした。

 

というのも、PEラインてスプール上でラインが膨らんでしまうとソッコーバックラッシュしてしまうんですね。

 

しなやかなラインが、ライン同士で絡みついてしまうんです。

 

ですから、ラインが膨らまないようにルアーに常にラインからテンションがかかっている状態というか、後ろ髪を引いている状態で投げるのがベイトリールでのPEラインキャスティングのセオリーです。

 

と言うこともあり、スプールからのラインの放出量と、ルアーがラインを引っ張り出す量が拮抗する「無重力」という状態を維持するのは、PEラインではちょっと難しいんです。

 

まあ、ナイロンラインに比べてバックラッシュまでのマージンが小さいと言ったら良いでしょうか。

 

で、SVスプールというのはブレーキにON、OFFのメリハリを持たせているので、基本的にブレーキが効いている時間が長いんです。

 

長いけど、超軽量スプールにすることにより慣性力を減らし、ブレーキ力自体を抑えることが出来る。

 

結果、バックラッシュが減り、飛距離も伸びる

 

最後の一伸びという意味ではちょっと先つまり感があるものの、7~8割の力でラクに飛距離を出すことが出来るので、結果として悪条件化でもカンタンに飛距離を稼げるんですね。

 

で、「軽量スプールでブレーキのON、OFFにメリハリがある」というのが、PEラインを扱いやすくしているんです。

 

軽量スプールがスパッと立ち上がり、立ち上がったら最小限のブレーキを掛け続け、スプールの回転数が落ちてくるとブレーキがスッと弱まって最後の伸びに寄与する。

 

要は、先程言ったように、「いい感じのテンションで軽く後ろ髪を引いている状態」になる。

 

そんなイメージです。

 

SVスプールのキャストのコツとしては、

 

「力まず投げる」

 

です。

 

力いっぱい振り切るより、7割位のつもりで投げたほうが結果的によく飛びます。

 

SV、ストレスフリーバーサタイルはダテではなく、バックラッシュの少なさ、軽量プラグや空気抵抗の大きいルアーのキャストのしやすさ、風などの悪条件でのトラブルレス性はバツグンです。

 

まあ、PEラインも言ってしまえば、「悪条件下でのキャスティング」みたいなものです。

 

ということで、PEラインを使ってライトプラグを使うチニングで、SVスプールという選択はバッチリだと僕は思いますよ。

 

剛性感に不安がない

ベイトリールの剛性感は、僕が特に大切にしているファクターです。

 

特にPEラインを使っていると、ラインでの伸縮性がない分、リールのちょっとしたたわみとかが気になるんですよね。

 

チニングはどちらかと言うと、ライトソルトのカテゴリーに入るかもしれません。

 

けれど、歳無しと呼ばれる50cmオーバーのクロダイ(チヌ)の引きはめっちゃパワフルです。

 

上記画像は53cmでしたが、サイズの割に魚体がめっちゃきれいでしたのでアップしました。

 

タイ系独特というか、グンッグンッと引ったくるような瞬発力のある引きは、まるで綱引きをしているようです。

 

また、メタルバイブを使ったりすることもあれば、ある程度の剛性感は絶対あったほうが良いです。

 

ベイトリールの剛性感にあまりこだわりのない方は、剛性のあるベイトリールと無いベイトリールで、バイブレーションの早巻きをして比較をしてみてください。

 

違いはまさに一目瞭然です。

 

ですからチニングはライトプラグがメインだと言っても、それなりの剛性感のあるリールのほうが安心感はあるでしょう。

 

そういう意味でも「剛性のあるベイトリール」として、そのポジションを確立しているジリオンの弟分であるSV TWという選択は問題は無いと言えます。

 

チニング向きダイワ製ベイトリールは?

ダイワのTWSで他におすすめのものがありましたら、アドバイス頂けたらと思います。

 

「ダイワのTWSで他にオススメのベイトリールはないか」というご質問もありましたので、お答えしますね。

 

予算的な意味でもジリオンSVTWが候補だということですので、価格帯も考慮しますと、やはりオススメは「タトゥーラSV TW」でしょう。

 

タトゥーラSV TWの最大の特徴と言えば、スプール経Φ32のSVスプールです。

 

小径スプールの特徴を活かし、ベイトフィネスに近い領域まで快適にキャストが出来て、なおかつスプールやリール本体の剛性感も間違いないベイトリールです。

 

ジリオンSV TWと比較するなら、5~7g程度のルアーであるならばタトゥーラSV TWのほうが快適に投げることが出来るハズです。

 

タトゥーラSV TWは実際に使用したことがありませんが、Φ32スプールは70番サイズのスコーピオンでよく使用していました。

 

Φ34とΦ32を投げ比べればよくわかりますが、7g前後、5~10g程度のルアーのキャスタビリティという意味ではΦ32のほうが明らかに快適にです。

 

SVスプールはΦ34は超軽量スプールで5gくらいのルアーも難なく投げることが出来ます。

 

けれど同じSVスプールであれば5~7gという軽量ルアーは、やはりΦ32に軍配が上がるでしょう。

 

ですから、5~10g位がメインルアーというのならタトゥーラSV TWのほうが向いていると言えます。

 

まあ、とは言っても、Rさんの使い方が

 

  • シンカー7~10gのジカリグ、フリーリグ
  • 7~14gくらいのプラグ

 

ということですから、Φ34のジリオンSV TWのほうが向いていると思いますけどね。

 

予算を気にしなければ、「スティーズCT SV TW」も候補に入れていいでしょう。

 

スティーズCT SV TWの特徴はなんと言ってもΦ30という、超小計スプールです。

 

ベイトフィネスの領域にまで足を突っ込んで、なおかつビッグベイトまで快適に扱えるという剛性感です。

 

まあ、「どの程度の重さのルアーをメインで使用するのか」で決まってきますが、選択の基準としてはこんな感じです。

 

  • 2~7gがメイン スティーズCT SV TW
  • 5~10gがメイン タトゥーラSV TW
  • 7~14gがメイン ジリオンSV TW

 

こんな感じで使い分けると快適に使えると思います。

 

ご質問者様の使用用途の候補を順に並べるならこんな感じ。

 

  1. 7~14gがメイン ジリオンSV TW
  2. 5~10gがメイン タトゥーラSV TW
  3. 2~7gがメイン スティーズCT SV TW

 

こんな感じでしょう。

 

もちろん予算が許すのなら、ジリオンSV TWではなくスティーズSV TWにするのもありです。

 

スティーズSV TWはスプールは同じで、基本的に上位互換です。

 

ただ、剛性感という意味では僕はジリオンSV TWを選びますけどね。

 

かつて清水盛三プロが厳しいアメリカのトーナメントで戦う武器として選んだベイトリールが、スティーズではなくジリオンだったというのは有名な話です。

 

ジリオン盛三モデルがあったくらいですからね。

 

ジリオンの剛性感はトッププロの折り紙付きです。

 

チニングに最適なベイトリールはどれだ!? ダイワ編【まとめ】

さて今回は、

 

「チニングに最適なダイワ製ベイトリールはどれだ!?」

 

というご質問にお答えしました。

 

結論としてご質問にあったように、

 

「ジリオンSV TWでOK!」

 

です。

 

ダイワのTWS搭載ベイトリールで他の候補は以下の通り。

 

  1. 7~14gがメイン ジリオンSV TW
  2. 5~10gがメイン タトゥーラSV TW
  3. 2~7gがメイン スティーズCT SV TW

 

ジリオンSV TWは、僕もお気に入りのベイトリールの一つです。

 

ギア比のラインナップも豊富ですし、戦闘力も十分です。

 

この価格帯で候補に入っているんだったっら買って損は無いでしょう^^

 

あ、ちなみに僕が買うなら、というか持っているんですけど、ギア比はXXHですね。

 

ではでは、今回はこのへんで失礼します。

 

メッセージありがとうございました!

 


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