※本サイトにはプロモーションが含まれることをご了承ください。

※当記事はベイトリール大百科読者様による投稿です。
サイトアップ用に編集、修正、加筆等してあることはご理解の程お願い致します。

 

【この記事を書いた人】

■投稿者(ニックネーム可):シュウ
■ベイトタックル歴/釣り歴: 約20年/ 約40年
■メーカー名/アイテム名: ダイワ/スティーズ 19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV
■アイテム使用歴:約半年

 

現行のウェアウルフが発売されている中、まだまだ相変わらずの人気を誇っているのが19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV

 

 

「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」といえば、人気ルアーメーカーの代表の川村光太郎さんが旧ウェアウルフを自分なりに扱いやすくブラッシュアップさせた有名なロッドでもあります。

 

 

フリマアプリでも高値で取引されているので、気になっている方も多いのではないでしょうか?

 

 

19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVは基本的にベイトフィネスロッドです。

 

 

当然ベイトフィネスリールを合わせたほうがポテンシャルを発揮できるわけですが、今回、「スティーズ AIR TW」「スティーズ CT TW」の2機種を実際にキャストして検証してみたら意外な結果が出ましたのでお伝えしたします。

19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVに合わせて実際に使ったベイトリール


先に結論から言いますと、

 

・19スティーズ AIR TWをセットすれば、最軽量のルアーでも扱えるゴリゴリのベイトフィネスロッドになる
・19スティーズ CT TWをセットすれば14gを上限としたあらゆる釣りができるバーサタイルタックルになる

 

と言った感じで使い分けることをおすすめします。

 

 

つまり合わせるベイトリールによって、カリッカリのベイトフィネスからバイブレーションも難なくキャストできるようなライトバーサタイルとして使えるわけなのです。

 

 

ではそれぞれ詳しく解説していきます。

 

19ウェアウルフSCと19スティーズ CT TWの場合

ダイワは、過去に様々なバス用のリールを発売してきました。

 

 

ダイワが今まで培ってきたノウハウや最新の技術を駆使して出来上がったのが19スティーズ CT TWです。

 

 

カリッカリにベイトフィネスに降っているワケでもなくビッグベイトすら投げられるポテンシャルを持ちながら、それでいてベイトフィネスクラスのルアーを難なくキャストできる。

 

そんなベイトリールです。

 

 

実際にベイトフィネスに使用されている方も多いのですよね。

 

 

19ウェアウルフSCと19スティーズ CT TWのキャスティングはどうなの?

19スティーズ CT TWは、ラインキャパが12lbが70m、14lbが60mとたっぷり巻けるので、バイブレーションやメタルバイブなどの巻物も対応できます。

 

 

実際今回は、ザリバイブjrやイヴォークを使用しましたが、もちろん軽快にキャストできました。

 

 

ただ逆に軽いルアーウェイトになると、ラインが浮いてバックラッシュしたり外部ダイヤルのブレーキを閉めすぎると飛ばないなどのイマイチ合っていない印象もあったんですよね。

 

 

巻き物の他には5gクラスのスモラバや7gのヘビダンも使用しましたがストレスなくスムーズに飛んでいきました。

 

 

このスティーズシリーズに共通している「TWシステム」というレベルワインドは、5インチクラスのネコリグや4gのスモラバくらいの軽いウェイトのルアーでもライン抜けが良くなる為、軽いルアーをキャストしたときにありがちなラインが浮き上がるようなトラブルもかなり抑えられる印象です。

 

巻き心地は?

巻き心地は、さすがダイワのフラッシブモデルというだけあって巻き心地は申し分ありません。

 

 

ただ個人的感覚でいうと、巻いている心地良さはシマノ製のリールに若干劣ります。

 

 

と言っても必要十分な巻き心地で、水中のイメージや巻きの変化を手に取るように感じやすいと思います。

 

 

今回は、ワイルドハンチのような比較的軽い抵抗のシャロークランクを使用しましたが、イヴォーク4.0のような4mクラスの潜行深度のクランクでは少し巻きパワーが弱い気がします。

 

 

ただ、おかっぱりにおいてはディープクランクは、使用頻度がそれ程高くないのであまり心配はいらないと感じますが、使用を想定している方は注意したほうがいいです。

 

ギヤ比を選ぶなら7.1

19スティーズ CT TWには、6.3、7.1、8.1と3種類のギア比がラインナップされています。

 

 

19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVのようなバーサタイルロットで使用するなら、僕はギア比7.1を選択します。

 

 

なぜなら、たまにボートでも使用するので巻物でも軽快に回収できて、なおかつ撃ち物でもルアーの回収が手早くなるので釣りのリズムも崩さず使用できるからです。

 

 

ただ、「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」で巻物をメインにしたい方なら、ギア比はパワーのある6.3のモデルを選んだほうが使いやすいと思いますし、

スモラバやヘビダンなどの撃ち物が好きな方には、巻き取りスピードが早い8.1のギア比の19スティーズ CT TWが使いやすいと思います。

 

19ウェアウルフSCに19スティーズ CT TWを合わせたパーミング性は?

手の小さい僕でもパーミンングしたときに、しっかりフィットしてくれて繊細に誘うフィネスの釣りにも適応可能です。

 

 

さすがダイワのフラッグシップ同士の組み合わせです。

 

 

パーミング性はもちろん、ボディのふくらみ・形状がどの角度から見ても美しくデザイン性が高いです。

 

 

釣りにおいてタックルの見た目は、モチベーションをバク上げしてくれますからね。

 

 

また、上記では、19スティーズ CT TWには6.3、7.1、8.1と3種類のギア比があるとご紹介しましたが、19スティーズ CT TWには、ギア比によってカラーリングが異なります。

 

 

  • ギア比6.3には、金色
  • ギア比7.1には、赤色
  • ギア比8.1には、紫色

 

が施されています。

 

 

19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVのカラーリングは黒ベースに赤の指し色で見ていてもほれぼれしますが、全体のカラーリングにこだわる方は、ギア比7.1の赤色がちょうどマッチしていいのではないでしょうか。

 

19スティーズ CT TWを合わせるならどんな釣りが合う?

19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVと19スティーズ CT TWは、繊細なスパルタンな釣りができると言った印象です。

 

10lb~12lbのフロロラインを使用すれば、「ザリバイブjr」や「TN60」などの巻物に使いやすいですし、
10gくらいのシンカーを用いたヘビダンでもしっかり手元に地形の変化がわかる感度、浮き物の真横や水面に伸びているウィードを引くのに使うことのできるフルスイング4インチなどに最適です。

 

 

また6lbクラスの細いラインを使えば、さらにフィネス寄りな使用が可能です。

 

19ウェアウルフSCに20スティーズ AIR TWを合わせた場合

上記でお伝えした19スティーズ CT TWはでもベイトフィネス的な使い方は十分に可能です。

 

 

巻物、撃ち物、フィネスなどバーサタイルに使用できるのも、直径が30mmというかなり小口径なスプールであるからです。

 

 

それを、さらに上回る28mmという小口な径スプールを搭載しているのが20スティーズ AIR TWです。

 

 

そんな、20スティーズ AIR TWを「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」で実際に使ってみたインプレッションをお伝えいたします。

 

 

19ウェアウルフSCに20スティーズAIR TWを合わせたキャスティングどうなの?

実際に19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVで2g程度のスモラバをキャストしてみました。

 

 

通常バス釣りのキャスティングの基本といえば、竿を振りかぶったときの反動で竿のしなりを利用してルアーを飛ばします。

 

 

しかし、19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVは2g程度の軽いルアーでは竿の方が勝ってしまい、ロッドのしなりが少ないのでそれは難しいと思いました。

 

 

ただ、キャストの方法を変えることで超軽量なルアーでも扱えることが可能になりました。

 

 

具体的には、シングルハンドでロッドを持ち、くるっと手首を回すと軽い力でも遠心力で快に飛んでくれます。

 

 

ピッチングで使用する時は、ルアーの外部ダイヤルのブレーキを10~12に下げてクイックに振るとスムーズになります。

 

 

また1/16ozのスモラバや5インチのストレートワームに1/32ozのネコリグでもストレスなくキャスト可能です。

 

 

28mmという小口径という利点で、スプールの立ち上がりもスムーズな上「TWシステム」というレベルワインドを採用しているのでラインが放出されるときも無駄な引っ掛かりがないので、気持ちのよいキャストフィーリングを体感できました。

 

 

スピニングの独壇場だった、1g級の超軽量なリグやルアーを快適にキャスト操作できるモデルだと感じました。

 

 

今までは私はベイトフィネス用に主に19スティーズ CT TWを使用していたのですが、3g以下と言った超軽量のルアーはさすがにキャストが難しく諦めていたんですね。

 

 

けれども20スティーズ AIR TWはそれが可能となっていて、軽快で鋭い低弾道での安定感があります。

 

19スティーズAIR TWの飛距離は?

20スティーズ AIR TWはベイトフィネス専用機となっていますので、決して遠投向きではありません。

 

 

ただ、遠投はできなくても使いやすい重さのルアーであれば短い距離でのキャストアキュラーが上がるので、おかっぱりでも十分戦えると思います。

 

 

しかし、14gのバイブレーションや3/8ozのスピナーベイトやなどいわゆる巻物系では19スティーズ CT TWのようなバーサタイルも兼ね備えたリールの方が有利で、19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SVに合っていると感じました。

 

 

とはいっても、8lb前後のラインを使用すればスピニングタックルで諦めていたカバー周りにも超軽量のルアーを繊細にプレゼンテーションすることが可能となっています。

 

【結論】「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」に合うベイトリールはコレ【まとめ】

ここまでお伝えしたことをまとめますね。

 

 

  • 20スティーズ AIR TWを合わせれば最軽量のルアーでも扱えるゴリゴリのベイトフィネス

ですから超軽量のスモラバやネコリグを今までスピニングタックルで使用していたけど糸が細く不安だなぁと思っていた方には、強いベイトフィネスの「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」と最軽量のルアーを扱える「スティーズ AIR TW」のセットをおすすめします。

 

  • 19スティーズ CT TWを合わせれば14gのルアーウェイトを上限として扱えるくらいのライトバーサタイルタックル

3.5g以上のスモラバや5インチ以上のストレートワームにネコリグ、大遠投しなくてもキャストアキュラシーを意識した巻物など強いベイトフィネスをメインとしているアングラーには「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」と「スティーズ CT TW」がおすすめです。

 

 

使い分けとしては、

 

  • キャストできる場所が限られているおかっぱりで使用するなら「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」に20スティーズ AIR TW。
  • リザーバーや少し大きめの野池でボートで使用するなら「19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV」に19スティーズ CT TW。

 

というタックルセッティングが使いやすいと思います。

 

 

以上、購入前の参考になればうれしいです。

 

【この記事を書いた人】

■投稿者(ニックネーム可):シュウ
■ベイトタックル歴/釣り歴: 約20年/ 約40年
■メーカー名/アイテム名: ダイワ/スティーズ 19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV
■アイテム使用歴:約半年

 

 

関連記事

【スティーズ19ウェアウルフ SC 661M/MLFB-SV インプレ】バス歴20年の僕が使用して分かった真事実


X(旧Twitter)はコチラ


管理人へのお問い合わせはコチラ!
管理人へ連絡する  
ベイトリールに関するどんな些細な事でも、「今更恥ずかしくて誰にも聞けない」なんて事でもオールOKです。
疑問に思ったことはいつでも言ってください^^


にほんブログ村 釣りブログ ベイトタックルへ
にほんブログ村 この記事が役立った!と思われたらクリックお願いします^^