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【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):シュウ ■ベイトタックル歴/釣り歴:約20年/約40年 ■メーカー名/アイテム名:ダイワ/19スティーズ CTSVTW・20スティーズAIR TW ■アイテム使用歴:約半年 |
- 19スティーズCT SV TWと20スティーズAIR TW、どっちを買えばいいのか知りたい
- 実際に使っている人の感想や使い方、使い分けを知りたい
こんな疑問にお答えします。
【本記事の内容】
- 19スティーズCT SV TW、20スティーズAIR TWで気持ちよくキャストできるルアーウェイトの上限下限とキャストした感想
- それぞれどんな釣りのスタイルが得意なのか
- 筆者の両ベイトリールの使い分けについて
ダイワさんから発売されているこの両ベイトリール、どちらもベイトフィネスクラスの軽量級ルアーを扱えることで人気のベイトリールです。
けれどもどちらもベイトフィネス対応とキャラクターが被ることもあり、さらにフラッグシップモデルなので価格的に安々と手が出るベイトリールではありません。
それだけに「どっちを買えばいいんだろう?」と悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は19スティーズCT SV TWと20スティーズAIR TWの両ベイトリールを購入し使用している僕が実際にキャスト検証比較し、「どっちを買えばいいのか」という事について解説します。
とりあえず結論を先にお伝えしておきますね。
- 2〜5gクラスのベイトフィネスをガッツリやりたいのなら20スティーズAIR TW
- 5~14gのルアーをバーサタイルに使いたいのであれば19スティーズCT SV TW
こんな感じで使い分ければいいと思います。
では詳しく解説しますね。
目次
20スティーズAIR TWor19スティーズCT SV TWどっちを買えばいいの?
今回実際に検証に使用したルアーは以下の通りです。
- 三原虫(1.5g)
- スモラバ 2g(トレーラー含む)
- スモラバ 5g(トレーラー含む)
- カットテール4インチ(3g)
- スワンプクローラーネコリグ+0.9gネイルシンカー(総重量5.3g)
- スワンプクローラーネコリグ+1.8gネイルシンカー(総重量6.2g)
- レベルバイブブースト(5g)
- ワイルドハンチ(9.6g)
- ザリバイブjr(14g)
- エリー115(20.5g)
20スティーズAIR TWで気持ちよくキャストできるルアーウェイトの上限下限
まずキャスト検証で使用したタックルはコチラ。
ロッド:19スティーズ ウェアウルフ
リール:20スティーズ AIR ギヤ比 6.8
ライン:6lb 30m
そして気持ちよくキャストが可能だったルアーウェイトの上限下限がコチラ。
- 下限:2g(スモラバ)
- 上限:5.3g(スワンプクローラーネコリグ+0.9gネイルシンカー)
といった結果になりました。
解説をしますと、最軽量の三原虫(1.5g)はキャストできないわけではありませんが、飛距離が出ないので結果として「ん~」といった感じでした。
逆に今回で使用した最も重い、スワンプクローラーネコリグ+ 1.8gネイルシンカー(総重量6.2g)は、飛びすぎてラインがすべて放出しました。
なので、20スティーズAIR TWで気持ちよくキャストできるのは、2〜5gクラスのルアーという結果になりました。
19スティーズCT SV TWで気持ちよくキャストできるルアーウェイトの上限下限
19スティーズCT SV TWのキャスト検証で使用したタックルは以下の通り。
- ロッド:19スティーズ ウェアウルフ
- リール:19スティーズ CT ギヤ比 7.1
- ライン:12lb 60m
気持ちよくキャストが可能だったルアーウェイトの上限下限がコチラ。
下限:5g(スモラバ)
上限:14g(ザリバイブjr)
といった結果になりました。
19スティーズCT SV TWも、スモラバ 2g(トレーラー含む)はキャストできないわけではありません。
けれども、バックラッシュを防ぐためにブレーキを強くするとキャスト精度がまとまらないのと、飛距離が出ないのであまり実用的とは言えませんでした。
今回使用した一番重たいエリー115では、キャストしていて少しスティーズ CTでは物足りなくキャシャな感じがしました。
なので、19スティーズCT SV TWで気持ちよくキャストできるのは、5〜14gクラスのルアーという結果になりました。
19スティーズCT SV TWと20スティーズAIR TWでそれぞれ向いている釣り方は?
それぞれの最適なウェイトが分かったので、向いている釣り方を僕なりに解説していきます。
実際にキャストしてみて20スティーズAIR TWでは2~5gのルアーが気持ちよくキャストできたので、
- スモラバ
- ノーシンカーワーム
- ネコリグ
- ダウンショット
などと言ったルアーが向いていると思います。
例えば水深の浅い野池や、霞ケ浦などのコンクリート護岸をランガンして美味しいとこだけを打っていくのが最も相性が良く効率の高い釣りが展開できるのではないでしょうか。
対して19スティーズCT SV TWでは、5~14gのルアーが気持ちよくキャストできたので、
- 5gスモラバ
- ノーシンカーワーム
- ネコリグ
- ヘビダンダウン
- ライトテキサス
- 巻き物
など、ライトなバーサタイルと言った感じで幅広い釣りが可能です。
なるべく荷物を減らしたい、おかっぱりバサーに最適でライトなカバーの撃ち物や、幅広くその日のバスの居所を素早くサーチできる巻物をロッド一本に合わせるのが最適だと思いました。
19スティーズCT SV TWと20スティーズAIR TW、両ベイトリールを使っている僕の使い分け
- 20スティーズAIR TW:フローター
- 19スティーズCT SV TW:おかっぱり
両ベイトリールは僕は基本的にこんな感じで使い分けています。
基本的におかっぱりで多く使うので、ロッド一本でなんでもできるバーサタイルな機種の19スティーズCT SV TWを最初に購入しました。
でも、たまにするフローターで19スティーズCT SV TWを使ってみると、もう少し軽量なウェイトのネコリグやスモラバを使ってみたくなったので20スティーズAIR TWを購入したという感じです。
両ベイトリールともベイトフィネスクラスの軽量ルアーが得意ということありましたが、結果的にうまく使い分けることができています。
【比較】19スティーズCT SV TWと20スティーズAIR TWの使い分けを解説【まとめ】
今回は19スティーズCT SV TWと20スティーズAIR TWの使い分け、使いやすいルアーウェイトについて解説しました。
結論として気持ちよくキャストできるウェイトは、
- 20スティーズAIR TW:2~5g
- 19スティーズCT SV TW:5~14g
といったルアーウェイトで快適にキャスト可能でした。
使い分けとしては、
- 20スティーズAIR TW:足元のブッシュやカバーなどの近距離戦での撃ち物
- 19スティーズCT SV TW:14gまでのライトバーサタイルな釣りに最適
こんな感じで役割分担すると使いやすいです。
もしどちらを購入しようか迷っているのなら、
- ガッツリベイトフィネスをやりたいのであれば20スティーズAIR TW
- ベイトフィネスもやりたいけど、10g前後のルアーも投げたいんだよなって方は19スティーズCT SV TW
という感じで考えればいいと思います。
20スティーズAIR TWは正直「究極」と言っても過言ではないベイトフィネス専用機です。
19スティーズCT SV TWでも十分にベイトフィネスには対応できると思います。
今回の記事がどちらを購入するのか迷っている方の参考になれば幸いです。
【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):シュウ ■ベイトタックル歴/釣り歴:約20年/約40年 ■メーカー名/アイテム名:ダイワ/19スティーズ CTSVTW・20スティーズAIR TW ■アイテム使用歴:約半年 |
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