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【この記事を書いた人】

■投稿者(ニックネーム可):シュウ

■ベイトタックル歴/釣り歴:  約20年/約40年

■メーカー名/アイテム名: ダイワ/19スティーズCT SV TW

■アイテム使用歴:約半年

 

ダイワから発売されているベイトリール、19スティーズCT SV TW。

 

「ベイトフィネスからビッグベイトまで使える!」なんてコピーで、スプール経Φ30mmと言う他に例を見ない小径のスプールを採用しています。

 

 

スプールが小径過ぎると軽量ルアーは扱いやすくなりますが、どうしても飛距離が犠牲になってしまいます。

 

 

そこで今回は19スティーズCT SV TWの飛距離を実際に検証してみましたので、その詳細をお伝えいたします。

 

 

とりあえず先に総括をお伝えしますと、

 

19スティーズCT SV TWは、5〜14gのウェイトが気持ちよくキャストできて、飛距離も撃ち物ルアーから巻き物ルアーまで十分軽快なキャストが可能

 

とお答えしておきます。

 

 

それでは検証内容など詳しく解説しますね。

 

 

当記事では19スティーズCT SV TWのこんな疑問を解決できると思います。

 

  • キャストするルアーウェイトの下限は何gまでが気持ち良くキャストできる?
  • キャストするルアーウェイトの上限は何gまでが気持ち良くキャストできる?
  • さらに飛距離を出す具体的な方法

 

19スティーズCT SV TWの飛距離を検証

飛距離検証結果

 

僕が持っている以下のルアーをキャストして飛距離を測定してみました。

 

 

  • スモラバ(5g)
  • ベビーシャッド(4.8g)
  • ナギサ(3.8g)
  • 阿修羅(8.4g)
  • ビジョンワンテン(14g)
  • ザリバイブjr(14g)

 

 

飛距離の測定方法は、ルアーをキャストした後の回収時のハンドル回転数で計測しました。

 

 

僕が、持っている19スティーズCT SV TWはSHなので、ギア比は7.1対1です。

 

ハンドル1回転での巻き取り長さは66㎝になります。

(キャスト後の巻き取り長さ減少は考慮していませんのご理解ください)

 

 

ブレーキダイヤルは、バックラッシュしない程度にルアーに合わせて都度調整しています。

 

 

結果は以下の通りです。

 

ルアー飛距離飛距離ブレーキダイヤル
スモラバ(5g):約23m5
ベビーシャッド(4.8g)約21m4
ナギサ(3.8g)約19m5
阿修羅(8.4g)約28m4
ビジョンワンテン(14g)約35m5
ザリバイブjr(14g)約44m2

 

 

1つのルアーで数回キャストして測定しましたが、概ね上記の結果となりました。

 

 

まずキャストして感じたことは、

ブレーキダイヤルの「4」でキャストするのと「5」でキャストするのでは、大きな違い

があるということです。

 

 

4にすると少しラインが浮いてバックラッシュしますが、5に戻すと少し飛距離の物足りなさを感じます。

 

 

実際にダイワさんのマグネットの設定はどうなのかは分かりませんが、実際にキャストをしてみて僕は4と5にブレーキ力の境目を感じました。

 

 

なのでブレーキ力を徐々に落としていて4に落とす際は、向かい風や抵抗のあるルアーをキャストしていれば注意した方がいいと思います。

 

※ザリバイブjr(14g)の様な空気抵抗の小さなルアーは問題ありませんでした。

 

気持ちよくキャストできるルアーウェイトの下限とその時のブレーキ力

19スティーズCT SV TWを実際に使用してみて感じた気持ちよく使えるルアーウェイトの下限は、

 

約5g(今回の検証ではスモラバ)、飛距離は約23m、外部ブレーキは5

 

と言った感じです。

 

 

さらに飛距離を伸ばそうと欲をだして外部ブレーキを4にすると、若干ラインが浮いてバックラッシュしました。

 

 

なので5gのスモラバくらいなら、ブレーキ力は5くらいが一番気持ちよくキャストできる感じです。

 

気持ちよくキャストできるルアーウェイトの上限とその時のブレーキ力

19スティーズCT SV TWで気持ちよく使えたルアーウェイトの上限は、

 

約14g(今回の検証ではザリバイブJr)で飛距離は約44m、ブレーキダイヤル2

 

と言う結論にいたりました。

 

 

14g以上の以上のウェイトでは、19スティーズCT SV TWの小径スプールだと少し物足りなさを感じます。

 

 

「ビッグベイトまで使える!」と言う謳い文句ではありますが、「使える」と「気持ちよく使える」はやはり別物です。

 

 

もっと重いルアーを使いたいのであれば、同じスティーズシリーズのスティーズSWTWの方が使いやすいと思います。

 

 

19スティーズCT SV TWはベイトフィネス機のようにスプールの強度のマージンを削っている訳ではありません。

 

 

ですからビッグベイトのように重たいルアーに対応することは出来るものの、やはりスプール経が小さいだけに重いルアーが適しているわけでは無いということですね。

 

さらに飛距離を伸ばす具体的な方法

実際に僕が試した具体的な方法をご紹介します。

 

 

19スティーズCT SV TWでもう少し飛距離を出す具体的な方法とは、

下糸PEライン(約35m)+フロロカンボンライン(約30m)を結束してスプールに巻きます。

 

 

PEラインを下糸にした方がスプール重量が軽くなるので、初速が上がって飛距離が伸びます。

 

 

実際にキャストじてみるとウェイトのあるルアーにはあまりその恩恵は感じませんでしたが、約5g(スモラバ)の軽量ルアーではキャストフィールが明らかに向上しました。

 

 

ただ元々糸巻き量のそれほど多くないベイトリールなので、下糸を巻くとスプールが底上げされてしまってさらに糸巻き量が減ってしまいます。

 

 

けれどもベイトフィネス的な使い方をするのであればそれほどロングキャストをすることも無いでしょう。

 

 

それなら割り切って、PEラインの下糸を巻いてスプール重量を少しでも減らすのも作戦のウチだと思います。

 

【実測】19スティーズCT SV TWの飛距離を検証してみたよ【まとめ】

ここまでお伝えした内容をまとめますね。

 

 

今回は19スティーズCT SV TWで僕が持っているルアーをウェイト別にキャストし、飛距離を測定してみました。

 

 

結果として一番気持ちよくキャストできたルアーウェイトの下限は、

 

スモラバ5g、飛距離約23m、ブレーキダイヤル5

 

 

気持ちよくキャストが出来たルアーウェイト上限は、

 

バイブレーション14g、飛距離約44m、ブレーキダイヤル2

 

といった結果になりました。

 

※飛距離の関してはあくまで僕の出した結果なので、使用するロッドやラインで数値は違ってくることはご理解ください。

 

 

僕は基本的に、野池などをタックル1本でまわるおかっぱりアングラーです。

 

 

ですので5gのスモラバから14g程度のバイブレーションを扱うことのできる19スティーズCT SV TWは、ライトルアーをバーサタイルに使えてとても出番の多いベイトリールとなっています。

 

 

ただ19スティーズCT SV TWの定価は、2023年のカタログ時点で63,000円(また値上がりした?)と高級な部類にはいるベイトリールです。

 

 

ですので正直購入を迷っていたんですよね。

 

 

けれども今思えば、その迷っている時間が損失でした。(;^_^A

 

 

19スティーズCT SV TWの購入を迷っているあなたへ。

買って損はしない、使ってこそわかるこの19スティーズCT SV TWの素晴らしさを体験してみてくださいね。

 

【この記事を書いた人】

■投稿者(ニックネーム可):シュウ

■ベイトタックル歴/釣り歴:  約20年/約40年

■メーカー名/アイテム名: ダイワ/19スティーズCT SV TW

■アイテム使用歴:約半年

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