※当記事はベイトリール大百科読者様による投稿です。
サイトアップ用に編集、修正、加筆等してあることはご理解の程お願い致します。
【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):シュウ ■ベイトタックル歴/釣り歴:約20年/約40年 ■メーカー名/アイテム名:ダイワ/19スティーズ CT SV TW ■アイテム使用歴:約半年 |
- 19スティーズCTSVTWは本当にベイトフィネスに使えるの?
- 使えるとしたら下限は何グラム?
今回はこんな疑問にお答えします。
ダイワが、発売しているベイトリールのフラッグシップモデルであるスティーズシリーズ。
2022年現在、スティーズシリーズには以下の全4モデルが発売されています。
- スティーズA TW:遠投が得意なモデル
- スティーズSV TW:バーサタイルモデル
- スティーズCT SV TW:コンパクトタフモデル
- スティーズAIR TW:ベイトフィネスに特化したモデル
その中でもある意味中途半端な位置づけにあるといっても過言ではない19スティーズ CT SV TW。
- 位置づけ的にはベイトフィネスできそうだけど実際のところどうなの?
- そもそも 19スティーズ CT SV TWって必要なの?
そんな声が聞こえてきそうな位置づけですよね。
そこで、今回実際に購入してガッツリ使ってきましたので解説していきたいと思います。
まず先に結論から言っちゃいますと、
19スティーズ CT SV TWは、かゆいところに手が届く名機
という結果でした。
それでは詳しく解説していきますね。
目次
19スティーズ CT SV TWは実際のところどうなのよ?ベイトフィネスに使えるの?
僕が実際に使った19スティーズ CT SV TWの感想は以下の通りです。
- コンパクトボディがゆえの好感度
- 超軽量リグでも抜群の飛距離
- しっかり巻物にも対応可能
それでは順に説明しますね。
コンパクトボディがゆえの好感度
19スティーズ CT SV TWのボディの大きさは、手の小さい僕でも非常にパーミングしやすいコンパクトになっています。
好感度といった理由を説明しますと、大きめのリール(巻物やビッグベイト用)では竿やルアーを保持するために「ぐっ」としっかり握る必要がありますよね。
思いっきり力をいれてパーミングするのと、ふわっとした力でパーミングするのを比較した時ではどうしても前者の方がアタリの感度が悪くなってしまいます。
実際、19スティーズ CT SV TWのボディの大きさは
- スティーズA TW:遠投が得意なモデル
- スティーズSV TW:バーサタイルモデル
と比較しても一回り小さいボディとなっているので、手の小さい僕でも非常にパーミングしやすい大きさとなっています。
軽い力でパーミングできると魚からのあたりが伝わりやすい、と言うメリットに繋がります。
- フィネスでもなく
- 巻物でもない
ですから19スティーズ CT SV TWコンパクトなボディはベイトフィネスをするにも最適なボディになっています。
軽量リグでも抜群の飛距離
19スティーズ CT SV TWは実際にベイトフィネスをやっても、文句のない飛距離を出すことが出来ました。
標準的なベイトフィネスといえば、総重量4〜5gのスモラバやネコリグをイメージすると思います。
そこで実際に総重量4gのスモラバをキャストしたところ、思わず「ニヤッ」っとする結果となりました。
実際のところ4gの軽量なスモラバに19スティーズCT SV TWでは、流石に荷が重すぎると思ったのでキャストする前に一番ブレーキが効く20でキャストしていきました。
しかし予想に反して徐々にブレーキを下げていくことができ、最終的にはブレーキダイヤルは6まで下げることができておよそ25mの遠投をすることが可能に。
普段スモラバでは、カバー周りや浮き草など、ほぼほぼピッチングでキャスト精度を意識した使い方をしているので飛距離は二の次です。
でも、25mもキャストできればそれはそれで十分に戦える距離なので、狙えるポイントがさらに増えます。
これは全然期待していなかったので、嬉しい誤算です。
- 今まで届かなかったあのポイントにキャストできるかも?
- 飛距離が伸びるのでそれなりにアタリの回数も増えるかな?
と想像していくと頭の中で思わず「ニヤッ」っとする結果となりました。
キッチリと巻物にも対応可能
軽量なスモラバなどのベイトフィネスには対応できましたが、普段よく使う巻物はどうなの?って疑問に思ったので色々なタイプのルアーを実際にキャストして試してみました。
使用ルアーは以下の通りです。
- 5gのレベルバイブブースト
- ワイルドハンチ
- バズジェットJr
- ザリバイブjr
- エリー115
- 4gのスモラバ
結果的には、5g〜15g以下の巻物であれば軽快なキャストが可能です。
しかも、ど真ん中という感じ。
それ以上のウェイトのエリー115(約21g)でもキャストはもちろんキャストできますが、使うロッドによって軽快さは変わってきます。
例えばベイトフィネスに寄った竿先が柔らかなロッドだとキャストの時にやや心細い感じがするので、15g以上の巻物を中心とした釣りをされる方ならロッドパワーが「M~MH」
以上をおすすめします。
【本音】19スティーズCTSVTWはベイトフィネス出来るのかを検証してみた【まとめ】
19スティーズCTSVTWの疑問、
- ベイトフィネスに使えるの?
- 使えるなら下限は何グラム?
について解説してきました。
結論としては、
- ベイトフィネスにももちろん使える
- 巻物にも対応可能な軽量級バーサタイル
- 下限で総重量4gのスモラバであれば、気持ちの良いキャストができます
と言った感じです。
5インチのネコリグやフリックシェイク4.8インチのインチワッキーからザリバイブjr(14g)まで幅広い重量のルアーがキャスト出来ました。
これほど幅広いルアーウェイトを1つのリールでカバーできるので、持っていける本数が限られているおかっりバサーには最適なリールではないでしょうか。
使用ルアーの下限も総重量4gのスモラバであれば、気持ちの良いキャストができます。
それより下だと、キャスト可能はできても軽快さにやや欠けるといった感じ。
具体的には、総重量4gのスモラバならブレーキを6まで落とせば遠投は可能。
スモラバを使う時って足元のカバーをピッチングで狙う時が多いので、そんなに飛距離は必要ないと思うけど、総重量4gのスモラバでも25mはキャスト可能だったので十分な飛距離だと感じました。
一見中途半端な位置付けの様に感じる19スティーズCTSVTWですが、
- バーサタイルなスティーズSV TW
- ベイトフィネスに特化したスティーズAIR TW
その中間にあるのがまさに19スティーズCTSVTW、と言った感じでしょうか。
結果的に巻物用でもない、ビッグベイト用でもない「実はこんなベイトリールを探してたんだよー」って声が聞こえそうな、まさにかゆいところに手が届く名機でした。
【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):シュウ ■ベイトタックル歴/釣り歴:約20年/約40年 ■メーカー名/アイテム名:ダイワ/19スティーズ CT SV TW ■アイテム使用歴:約半年 |
▶【結論】19スティーズCT SV TWでPEラインを使おうと思ってるんだけど、セッティングどうしよう??
▶19スティーズCT SV TW【インプレ】最も活きる使い道を提案