今回は

 

「サーフでヒラメ、ブリを釣るためのベイトタックル」

 

と言うテーマでお話させていただきます。

 

 

今回、Uさんから次の様なメッセージをいただきました。

 

こんにちは。いつまブログ拝見し勉強しています。

 

今回は、サーフで使うベイトタックルをチョイスしていただきたくメールしました。

 

遠州灘サーフでヒラメやブリを狙って、ルアーウェイトは25グラム前後から40グラムあたりまでのルアー(ミノー、シンペン、バイブ、メタルジグなどなど)を投げます。

 

ロッド長さは、波を少しでもかわすため9フィート後半から10フィートが好ましいと思ってます。

 

リールは36径以上?もしかしたら、38径以上の方が適してる(いままでのkohjiさんのブログで勉強してきたから!)のでしょうか?

 

飛距離が出て、ブリ80cmにも勝てるロッドとリールのセッティングをご紹介ください。

 

よろしくお願いします。

 

Uさん、メッセージありがとうございました。

 

 

さて、今回のご質問は、

 

「サーフでヒラメやブリを狙いたいんだけど、どんなベイトタックルがいいですか?」

 

とのことなので、僕なりにお答えさせていただきますね。

 

 

ただ、最初に断っておきたいのですが、サーフでヒラメ、ブリを狙う釣りは僕自身、あまり やっていません。

 

 

ですから、「僕がやるならこんな感じのタックル」と言った感じでお答えさせていただきますね。

 

 

とりあえず「僕が選ぶとしたら」と言う、結論からお伝えしますね。

 

 

僕がサーフでヒラメ、ブリを狙うとしたら次のようなベイトタックルになる思います。

 

 

ベイトリール:ダイワZ2020SH

 

ベイトロッド:フィッシュマン マリノ 106MH

 

 

他にも候補は数機種ありますので、選んだ理由や他の候補もご紹介しますね。

 

サーフでヒラメ、ブリを釣るベイトリール

ではまずベイトリールから。

 

 

使用ルアーは25~40グラムのミノー、シンペン、バイブ、メタルジグなどとのこと。

 

 

Uさんがおっしゃる通り、ベイトリールはスプール径は最低でもΦ36以上は使いたいところです。

 

 

もちろん、Φ34でも出来なくはないです。

 

 

ですが、正直、快適に使えるとは言えません。

 

 

もちろん、小口径だと飛距離もスポイルされてしまいます。

 

 

なぜなら小さなスプールで重めのシンキングペンシルやメタルジグをキャストすると、どうしてもスプールの回転が上がり過ぎてしまうんですね。

 

 

スプールの回転が上がるということはその分、抵抗になってしまうので飛距離が落ちてしまうんです。

 

 

ちなみに僕は同じベイトロッド、同じルアーを使用して、ベイトリールだけをΦ34とΦ38にチェンジして比較したことがあります。

 

 

条件は以下の通り。

 

ベイトロッド:エクスセンスジェノスB108M+/R

ベイトリール:ジリオンSVTW(PE1.5号)、ダイワZ2020SH(PE2号)

使用ルアー:シンキングペンシル

 

 

この両機種をカンタンではありますが、比較したことがあります。

(比較と言っても糸ふけをとってハンドルの回転数を数えただけなので、正確な数字ではないことはご理解ください)

 

 

結果、

 

  • スプール径Φ38のダイワZ2020が約70~75m
  • スプール径Φ34のジリオンSVTWが約55~60m

 

と、約20%も飛距離に差がでました。

 

 

リールのコンディションや天候など、ダイワZの方が悪条件だったので、実際はもっと差が出ると思います。

 

 

もちろん、ベイトリールの特性も違いますし、タックルの条件的に「力まない方が良く飛ぶ」と言うSVスプールの特性上、高反発なベイトロッドを活かしきれなかったということはあります。

 

 

けれど、キャストフィールは明確に違いますし、スプール径が小さいと高回転域でどうしても無理をしていると言うか、クルマで言うとエンジンの回転数がレッドゾーンでオーバーレブ状態な感じなります。

(オーバーレブとはエンジンの回転数が限界を超えている状態です)

 

 

コレがミノーとかだとあまり差は感じにくいかも知れませんが、シンキングペンシルやメタルジグなどのスプールの回転数が一気に急上昇するルアーだとその差は大きくなります。

 

 

ですからUさんがおっしゃる通り、スプール径は最低でもΦ36以上のモノを選んだ方がいいと思います。

 

 

そこでもう一つ重要になって来る要素が、ラインキャパ。

 

 

メタルジグのド遠投を繰り返す釣りなら、ラインキャパのある程度余裕を持っておく必要があります。

 

 

僕ならサーフで40グラム程度のメタルジグのフルキャストをする場合、最低でもPE2号、200mはあった方がいいと思います。

 

 

ん~、頑張ってもPE1.5号。

 

 

ヒラメ狙いならPE1.5号でも悪いワケではありません。

 

 

ですが、メタルジグのフルキャストだと初速は相当に上がります。

 

 

その時にPE1.5号だとちょっと心もとないかなと思うんですよね。

 

 

バックラッシュしたときのスプールへの食い込みやラインへのダメージ、高切れのリスクも1.5号と2号ではけっこう違いますからね。

 

 

まあ、僕ならやっぱりPE2号を使うかな。

 

 

もしくはPE2.5号くらいでもいいと思います。

 

 

と言うかせっかくベイトリールを使っているんだから、太いラインを使った方が絶対的にメリットを活かせます。

 

 

そして100m超級のキャストをするなら、ラインキャパは最低でも200m欲しいところです。

 

 

そう言う意味でもPE2号なんですよね。

 

 

PE2.5号でも良いのですが、それだと200m巻けるベイトリールの選択肢が極端に落ちてしまうんです。

 

 

もしかしたら、

「100m以上飛ばすからと言っても、150mあれば十分じゃないの?」

と思うか方もいるかも知れません。

 

 

確かにシーバスなら150m巻いていれば十分だと思うのですが、40グラムのメタルジグフルキャストでは、150mだとやはり心もとないです。

 

 

例えば120m飛んだとして、糸ふけが20m出たとします。

 

 

150mだと残り10mです。

コレだとライントラブル一発でキャパ不足になってしまいます。

 

 

ですから100m超えのキャストを視野に入れているのなら、最低でも170mくらいのラインは巻いておきたいところなのです。

 

 

200m巻ておけば2~30m減った所でひっくり返して下糸をプラスすれば、また十分なライン量を確保することが出来ます。

 

 

そう言う意味でも、メタルジグをフルキャストするなら200mは欲しいのです。

 

 

「PE2号を200mストック出来る、スプール径Φ36以上のベイトリール」

 

となると、正直、選択肢があまりないんですよね。

 

 

候補としては次の4機種。

 

  • ダイワZ2020 (スプール径Φ38)
  • ジリオンTWHD (スプール径Φ36)
  • アンタレスDCMD (スプール径Φ38)
  • カルカッタコンクエスト200 (スプール径Φ40)

 

この辺りが一番使いやすいと思います。

 

 

もっと太いラインを使いたいということであれば、今期発売されるタトゥーラTW300、カルカッタコンクエスト300辺りも良いと思います。

 

 

サーフでやるにはちょっとオーバースペックかもしれませんが、磯場でのショアジギも視野に入れているならPE3号以上をたっぷり巻く事が出来るこのクラスを選ぶと言うのもアリでしょう。

 

サーフでヒラメ、ブリを釣るベイトロッド

サーフでの釣りは遠投もさることながら、波もかわさなきゃいけません。

 

 

ですので、やはり最低でも10フィート前後のロッドは欲しいんですよね。

 

 

それでいて40gのメタルジグをフルキャスト出来るロッド。

 

 

結論として、基本的にヒラスズキを狙うロッドなら特に問題ないと思います。

 

 

ただ、この場合、ブリはどうなんだろ。

 

 

僕はショアジギをあまりやらないのでお答えしにくいのですが、過去のGクラフトのMOSS MB-1102-MRF+(ヒラスズキ用モデル)と言うベイトロッドで、磯場で70㎝弱?ほどのヒラマサを釣ったことがあります。

 

 

その時はパワー負けすることなく上げることが出来たので、場所にもよりますがサーフで釣るのだったらヒラスズキ用ロッドでもある程度対応できると思います。

 

 

ただスミマセン、ショアブリは経験ナシなので推測の域が大きいです。

 

 

と言うことで僕の中の候補となるベイトロッドは以下の通り。

 

  • エクスセンスジェノスB108M+/R
  • フィッシュマン ブリスト ベンダバール10.1M
  • フィッシュマン ブリスト マリノ10.6MH

 

この辺りが候補ですね。

 

 

各ロッドについて軽く説明しますね。

 

エクスセンス ジェノスB108M+/R

エクスセンスジェノスB108M+/Rは昨年の秋冬シーバスで使っていましたが、軽さの割に思いのほか強いロッドです。

 

 

50㎝クラスのシーバスだとちょっと強すぎるかなと言うくらい。

 

 

軽量高反発ロッドと言うと硬くても「弱い」と言うか、トルクがないイメージが強いのですが、最近のロッドは軽くても「強い」です。

 

 

反発力もあってライトショアジギをやるなら、かなり飛距離も稼げると思います。

 

 

ですから、サーフでのヒラメにも最適だと思います。

 

 

ただ、反発力がある分、Φ34のSVスプールだとその反発力を活かしきれない感じなんですよね。

 

 

そして、個人的にどうしても好かないのが、コレだけ強いロッドなのに超小径ガイドのシングルフットと言うこと。

 

 

確かに小口径ガイドのシングルフットはロングロッドの持ち重り解消には寄与するかも知れません。

 

 

けれど、コレだけパワーのあるロッドだったらせめてダブルフットにして欲しかった。というのが個人的感想です。

 

 

まあ、このスペックで150グラムと、ちょっとあり得ないくらい軽量なんですけど、少しでも軽くしたいという開発意図もあったかもしれませんが。

フィッシュマン ブリスト ベンダバール10.1M

ベンダバール10.1Mは、サーフでやるには使いやすいロッドだと思います。

 

 

僕はベンダバールは8.9Mを使っていますが、何せキャストがしやすい。

 

 

懐が深いと言うか、ロッドがアングラーのスキルをカバーしてくれるんですね。

 

 

フィッシュマンは元祖BEAMS 5UL、7.10MHから一貫して、

「カンタンにトラブルなく飛距離を稼げる」

と言う不思議ちゃんロッドです。

 

 

周囲にさえぎるモノもなく、風の影響をモロにウケるサーフにはキャストのし易さは重要な要素です。

 

 

高反発なロッドだとどうしてもキャストがシビアなってしまうので、そう言う意味でもベンダバールはサーフに向いているとも言えるかも知れません。

 

 

スペック的にもサーフでヒラメを狙うにはいい感じですしね。

 

 

キャストの気持ちよさと言う意味では、候補の中で一番だと思います。

 

フィッシュマン ブリスト マリノ10.6MH

ブリなどの大型回遊魚を視野に入れるなら、このロッドを選んだ方が安心です。

 

 

個人的に欲しいロッドと言うこともありますが、もっと飛ばしたくなったとき、40グラム以上のルアーも視野に入れているならこのロッドを選んでおいても良いと思います。

 

 

ハイパー長距離砲と言うくらいですから、遠投性能と言う意味では間違いないロッドです。

 

 

ただ、ちょっと大剣過ぎるということ。

 

 

エクスセンスジェノスが長くてもこんな感じの取り回しのいいサーベルなら、

出典:リバートップ

 

ブリスト マリノ106MHはこんな感じのグレートソード。

出典:スクエア・エニックス

 

流石にちょっと持て余しそうじゃね?^^;

 

と言う懸念があるんですよね。

 

 

実重量もエクスセンスジェノスB108M+/Rが150グラムに対して、ブリスト マリノ106MHは367グラム。

 

 

2倍以上の差があるんですよね。

 

 

ただ、使った感じは数字ほどの差はないと思います。

 

 

確かに重たいと細かいアクションをつけるのはシンドイのですが、重さが逆に安定感になってキャストやリーリングが安定するという恩恵もあります。

 

 

個人的なことを言えば、エクスセンスジェノスB108M+/Rも、150グラムていう程軽さの恩恵は正直言う程感じていません。

 

 

実際に過去には246グラムあるMOSS MB-1102-MRF+に約300グラムのリョウガの組み合わせで使っていたことがあるのですが、僕的にはそこまで重さのデメリットは感じませんでした。

 

 

むしろ軽すぎてもフワフワするより、安定感を感じるくらいです。

 

 

ま、ただこの辺りは個人の感想なので参考までに。

 

 

とは言え、367グラムのロッドは僕もまだ未知数なので。

 

 

ただ、Uさんの使い方だったら使ってみたいと思います。

 

サーフでヒラメ・ブリ用ベイトタックル【まとめ】

さて、サーフでヒラメ・ブリ用ベイトタックルですが、ここまでのお話をまとめますね。

 

まずベイトリールの候補として次の4機種

 

  • ダイワZ2020 (スプール径Φ38)
  • ジリオンTWHD (スプール径Φ36)
  • アンタレスDCMD (スプール径Φ38)
  • カルカッタコンクエスト200 (スプール径Φ40)

 

ポイントとしては、

「PE2号が200m巻く事が出来る」

と言うところを押さえておけば問題ないです。

 

 

次にベイトロッドとしては候補は次の3機種

 

  • エクスセンスジェノスB108M+/R
  • フィッシュマン ブリスト ベンダバール10.1M
  • フィッシュマン ブリスト マリノ10.6MH

 

正直、まだほかにも候補はあるのですが挙げだすとキリがないので、僕が実際に使ったことがあるロッドと、気になっているロッドを挙げさせていただきました。

 

 

ポイントとしては、

「10フィート前後のヒラスズキ対応ロッド」

と言うのを押さえておけばOKです。

 

 

じゃあ、僕が選ぶとしたら?

 

ベイトリール:ダイワZ2020SH

 

ベイトロッド:フィッシュマン マリノ 106MH

 

 

 

こんな感じですね。

 

ベイトリールに関しては現時点で持っていると言うこともありますが、アンタレスDCMDはちょっと高価過ぎます。

(あ、でも実売を見たらダイワZとそれほど変わらないんですね)

 

 

あと電子音がちょっと苦手。

 

 

ただ、ダイワZは非常に良いリールですが、設計の古さがちょっと気になるんですけどね。

 

 

まあ、この辺は好みで全然良いと思います。

 

 

タトゥーラも300/400サイズで出たんだし、ダイワZもTW仕様になってそろそろニューモデルが出ないかなと気になる所です。

 

 

Uさん、この度はメッセージありがとうございました!

 

 

これからもベイトリール大百科をよろしくお願いします!


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