※本サイトにはプロモーションが含まれることをご了承ください。

出典;ダイワ

キャタリナTWってジギング用ベイトリールだけど、シーバスにはどーなの?

キャスティングでも使えるの?

 

と言う質問にお答えします。

 

キャタリナって、僕的にはめっちゃオフショアのイメージがあります。

 

なんせ僕が持っているキャタリナはコレですから。

 

キャタリナLD。

 

レバードラグ式のベイトリールです。

 

オフショアジギングベイトリールの中でも、どちらかと言えばけっこうマジなやつです。

 

ぶっちゃけ僕の使い方では持て余しています^^;

 

ですから、「キャタリナTW」って言ってもオフショアのライトジギング用とか、そんなイメージでいたんですよね。

 

で、今回、Yさんからこんなメッセージが届きました。

いつも楽しく記事を読ませてもらっています。

 

度々話題に上がってるベイトシーバスのリールの事なのですが、キャタリナTWはどうでしょうか?

 

ボディはジリオンTWHDベースでスプールは36mmのマグフォースZ PEと成っています。

 

ベアリング数がベースのジリオンTWHDより少ないのと外装が質素ですがその分定価で一万円近く安いのも魅力的です。

 

ダイワ的にはジギングリールと成っていますが、ベイトシーバスに良さそうです。

 

どう思われますか?

Yさん、メッセージありがとうございました。

 

正直、僕はオフショアのイメージが強くキャスティング用としてはノーマークだったので、メッセージをいただいて、

「キャタリナTWってどんなだっけ?」

と思いダイワのホームページを確認したんですよ。

 

ふむふむ、なるほどなるほど。

 

ん?コレ、けっこうシーバスに使えるんじゃない?

むしろ最適なんじゃない?

 

と思った次第であります。

 

と言うことで今回は

 

「キャタリナTWはシーバスに実は最適だった」

 

と言うテーマでお話させていただきます。

キャタリナTWはシーバスキャスティングゲームにに最適!


キャタリナTWってジギング用ベイトリールだけど、シーバスにはどーなの?

 

もう既に結論を言っちゃっていますけど、

 

キャタリナTW、僕はシーバスのキャスティングゲームでもけっこう使える。

むしろ、かなり適している。

 

と思います。

 

理由は次の通り。

 

  • キャスティング対応マグフォースZ
  • 1500番と互換性のあるスプール径Φ36
  • スーパーメタルハウジングボディ

 

順に説明しますね。

 

キャスティング対応マグフォースZ

まあ、シーバスで使おうと思えば、まずキャスティングに対応していなきゃなんともならないワケですが、キャタリナTWにもダイワお得意のマグフォースZが搭載されています。

 

ちょっとダイワさんに確認中ですが、恐らくジリオンTWと同じスプールなんじゃないかと思います。

 

ダイワさんのホームページにもこう書かれています。

出典:ダイワ

 

  • キャスティング対応
  • 「シーバス・ロックフィッシュにもお使い頂けます」

 

ジギングリールによくある、ちょい投げに対応するだけのブレークではなさそうです。

 

⇒ダイワさんから回答が来ました。

この度は、キャタリナTWのお問い合わせをいただきまして、ありがとうございます。

こちらのリールのスプール素材は、超々ジュラルミンです。
ブレーキタイプは、マグフォースZです。

ジリオンTWのスプール素材はG1ジュラルミンですが、スプール径がφ36で、キャタリナTWとスプール互換性がございます。
ブレーキタイプもマグフォースZで同じでございますので、素材の違いはございますが、スプール性能としては近いです。

ご参考にしていただけましたら幸いです。
今後とも、よろしくお願いいたします。

ダイワさん、ありがとうございました。

 

ほぼほぼジリオンTWと同じ感覚で使えそうですね。

 

それと、僕、勘違いをしていたようです。↓↓

ジリオンTWはすでにカタログ落ちしてしまっていますが、超々ジュラルミン製(G1ではない)のマグフォースZスプールを搭載していました。

⇒G1ジュラルミンだったようです。

 

すでにカタログ落ちしているので確認できなかったのですが、ノーマルのジリオンTWのスプール素材はG1だったようです。

 

ずっと「G1ではない」と思っていました。

誤った情報を記載してしまい申し訳ございませんでした。

 

 

さて、ジリオンTWは飛距離にも定評のあるベイトリールです。

 

そのベイトリールと近いスプール性能と言うことでしたら、キャスティング性能と言う意味では文句ナシでしょう。

 

ホームページを見る限りG1ジュラルミン性ではないようですが、このコスパで言えば文句は言えませんよね。

 

⇒読者様より情報提供をいただきました。

ダイワベイトリールの諸元表です。

出典:ダイワ

情報提供ありがとうございました。

 

この諸元表によればキャタリナTWは、マグフォースZPEチューンの様です。

 

ホームページには、

「フロロライン使用時はブレーキを強めに」

と記載されていますね。

 

PEラインは軽いので慣性力は小さくなります。

 

その分、ブレーキ力が小さくて済むということですね。

 

1500番と互換性のあるスプール径Φ36

なんと言っても最大の特徴と言えるかもしれません。

 

ダイワ1500番のベイトリールと、スプールに互換性があるということです。

 

ダイワ1500番のベイトリールと言えば、リョウガやジリオンシリーズです。

 

もちろん、ジリオンHLCも含めて。

 

このサイト内でもよく言っていますが、僕はシーバスにはスプール径Φ36が最適だと思っているんですね。

 

10g前後のライトなルアーがメインになればΦ34スプールが最適だと思うのですが、シーバスでメインになるルアーはもう少し重めの10~28gくらいです。

 

もちろん、10g前後も使いますが、使用頻度の高いルアーで言ったら、14g以上であることが多いんですよね。

 

10g前後のルアーはΦ34に分があるとはいえ、メインルアーの使用頻度を考えれば、Φ36の方が向いていると思うのです。

 

「Φ34でも使えるんだからいいんじゃないの?」

と思う方もいるでしょう。

 

もちろん、Φ34でも使えます。

 

十分過ぎるくらい対応出来ます。

 

けれど、シーバスフィッシングはは遠投中心の釣りで、サカナ自体が大きいのでショアからやる釣りの中では、なかなかのパワーゲームになります。

 

それに遠投中心と言うこともあり、回収スピードや考慮すると、ギア比もある程度ハイギアの方が使いやすいんですよね。

 

走るサカナですし、巻き取りスピードはある程度速いほうが対応しやすいです。

 

で、同じ巻き取りスピードなら、必然的にΦ34よりΦ36の方がローギアになり、巻き取りにパワーが出ます。

 

昨今の超ハイギアのベイトリールでバイブレーションとかブレードベイトを使っていて、

「この巻き重りなんとかならんか~」

て思う事ありませんか?

 

こう言う、巻き取りスピードと巻き取りパワーが必要な時に、大口径スプールは威力を発揮してくるのです。

 

 

同じジリオンでもSVTWはΦ34です。

 

僕も実際にジリオンでΦ34とΦ36を使ったことがありますが、巻き取りのパワー間の違いは歴然です。

 

どのくらい違うのか、例えばΦ34のスティーズSVTWで見てみます。

 

XGクラスの巻き取りスピードは、ギア比8.1で約86㎝mです。

 

86㎝の巻き取りスピードをΦ36のスプールで実現しようと思ったら、ギア比は7.6になります。

 

<計算方法>

円周 = スプール径 × 円周率 

   = 3.6㎝ × 3.14 

   = 11.3㎝

 

ギア比 = 巻き取りスピード / 円周

    = 86㎝ / 11.3㎝

    = 7.61

 

※Φ36スプールでハンドル1回転あたり86㎝巻き取るには、7.6:1のギア比が必要

 

ザックリですが感覚的に言うと、

 

「XGクラスのギア比を、SHクラスに落としたくらいの巻き重り」

 

とイメージしていただければいいんじゃないかと思います。

 

確かに大口径スプールのベイトリールは、どうしても軽量ルアーのキャスティングがが苦手になります。

 

けれども、

 

  • ハイギアを使いたい
  • バイブレーションなどの巻き重りの大きなルアーも使いたい
  • 比較的重めのルアーを多用する

 

と言うシーバスフィッシングにおいて、

「スプール径Φ36はちょーーどいい!」

と僕は思うんですよね。

 

「じゃあ、もっと大口径スプールの方が巻き取りラクなんじゃね?」

 

イエ、10~28gぐらいを多用するのなら、Φ36くらいがちょうどいいです。

 

僕はΦ38のダイワZやリョウガ2020をシーバスで使うことはありますが、これらのベイトリールは20g前後か、もしくはそれ以上の重さのルアーを中心に使うときに使用しています。

 

まあ、最低でも14g以上かな。

 

10g前後のルアーも多少は使いますが、やはり使いにくいです。

 

まあ、最近はスプールの軽量化がかなり進んでいますので、大口径スプールであっても軽めのルアーはかなり投げやすくなってきましたけどね。

 

とは言えスプール径が大きくなると、ベイトリールも大きく、重くなります。

 

10g以下のルアーが投げやすい様なライトロッドに対して、あまり重たいベイトリールはバランスが悪くて投げにくいです。

 

ですから、バランス的にもΦ36がイイ感じなのです。

 

 

ダイワのΦ36スプールは他の1500番クラスのベイトリールと、スプールに互換性があるのもめっちゃ嬉しいポイントです。

 

現状互換性のあるスプールは、

 

  • リョウガのマグフォースZ
  • ジリオンTWの固定マグフォース
  • ジリオンHLCのハイパーロングキャストスプール

 

このくらいでしょうか。

 

個人的にはモアザンPETWの様な、「PEロングディスタンスチューンスプール」が出てくれれば最高なんですけどね。

 

もちろん、別売りスプールではなく標準装備のラインナップとして。

 

そうなると、きっとΦ36のSVを熱望している人もいるんじゃないかな。

 

SVはちょっと出なさそうですけど。

 

1500番クラスはまだラインナップは少ないですが、今後広がっていくことを期待ですね。

 

スーパーメタルハウジングボディ

キャタリナTWは何気に、スーパーメタルハウジングが採用されているんですね。

 

スーパーメタルハウジングとは、ハンドル側サイドプレート、メインフレーム、ブレーキ側セットプレートた言ったスプールを囲う部分を金属でカッチリ固めたボディです。

 

出典:ダイワ

 

スティーズ”A”での好評価をみれば、剛性の高さは立証済みです。

 

実はこのスーパーメタルハウジング、ノーマルジリオンTW、ジリオンSVTWでは採用されていないんですね。

 

剛性の高さで評判のノーマルのジリオンTW、ジリオンSVTWはタフコンセプトベイトリールであっても、スーパーメタルハウジングじゃなかったんです。

 

ですから、キャタリナTWは剛性感では「ジリオンの上」と言ってもいいでしょう。

※HLC、HD、10.0はスーパーメタルハウジング採用

 

キャタリナって言うとミドルクラスのイメージがありますが、何気にハイエンドにも負けない豪華仕様になっているんですね。

 

まあ、ポジション的にオフシォアベイトリールではありますので、剛性感と言う意味では信頼の出来る仕様と言っていいでしょう。

 

 

ちなみに僕は、ベイトリールの剛性感には強いコダワリがあります。

 

多分、

 

「剛性剛性って、ベイトリールにそんな剛性感いるの~?」

「リールをぶっ壊すほどのサカナなんていないでしょ?」

 

そう思われる方もいると思います。

 

確かにベイトリールをぶっ壊すほどのサカナなんて、そうそういないかも知れません。

 

いくらシーバスが走るサカナで、時にはメータークラスの可能性があると言っても、「サカナにリールを壊された」なんてことはまずないでしょう。

 

けれど、リールの剛性感が上がると、釣果にも明らかに影響してきます。

 

剛性が上がると、

 

  • 巻き味
  • 巻き心地
  • 巻き感度
  • 巻きパワー

 

コレらは飛躍的に上がります。

 

釣果はもちろん、なにより間違いなく快適に気持ちよく釣りが出来ますよね。

 

サカナを釣るためには、

 

快適に気持ちよく使える

キャストの回数が多くなる

釣果アップ

 

と言う図式も、絶対に外せないと僕は思っています。

 

剛性感が上がるとベイトリールの総重量が重くなると言うデメリットはありますが、細かいロッドワークより巻き中心のシーバスフィッシングは、ある程度手元に重みがあった方が安定したリーリングが出来たりします。

 

と言っても、キャタリナTWの重量は225gです。

 

それほど重たいワケではありません。

 

この剛性感も間違いなくシーバスに合っているんですよね。

 

キャタリナTWでシーバスのキャスティングゲームてどーなのよ?【まとめ】

さて今回は

 

キャタリナTWってジギング用ベイトリールだけど、シーバスにはどーなの?

キャスティングでも使えるの?

 

と言う質問にお答えしました。

 

僕の結論として、

 

キャタリナTW、僕はシーバスのキャスティングゲームでもけっこう使える。

むしろ、かなり適している。

 

と思います。

 

ジリオンベースではあるけど、ノーマルジリオンTWより剛性があって、ジリオンTWHDより価格も低い。

 

なおかつマグフォースZでキャスティングにも対応。

 

ギヤ比も巻き取りスピードが80cm以上あれば、物足りなさほないでしょう。

 

今回メッセージをいただいたYさんがおっしゃるように、スーパーメタルハウジングのジリオンTWHDにマグフォースZのスプールを買い足すくらいなら、キャタリナTWを選択すると言うのもコスパのいい買い物と言えると思います。

 

僕はまだ使ったことはないですが、使ったことがあるかたは是非、インプレッションを送っていただけると嬉しいです(^^)

 

マジでちょっと欲しくなってきました。

 

記事下部のコメント欄、もしくはお問い合わせで送っていただければ、承認性にはなりますけど掲載させていただきます。

 

ではでは、Yさん、素敵な情報ありがとうございました!

 

今回は「キャタリナTWはシーバスキャスティングに使えるのか」と言うテーマでしたが、今度はもうちょっと踏み込んだインプレッション記事を書いてみたいと思います。

PS マグフォースブースト? タトゥーラTW300/400?

ダイワのホームページでキャタリナTWの情報を確認していたら、ヤバいヤツ見つけました。

 

スティーズLTD SV TW

ジリオンSV TW 1000

 

ニューモデルです。

 

何がヤバいって、「HYPARDRIVE DESIGN」と言う超タフコンセプト、

そして「SV BOOST」と言う新しい機構のSVスプールが搭載されています。

 

何でも低回転時とフルキャスト時の2段階でブレーキが掛かり、キャスト後半の伸びが良くなったとか。

 

「HYPARDRIVE DESIGN」と言うタフコンセプトもめっちゃそそられます。

 

こんなん、僕好みドンピシャです。

 

そして、タトゥーラTW 300/400。

 

もちろん、「HYPARDRIVE DESIGN」と言うタフコンセプトも採用されていますが、驚きのスプール径43mm!

 

ラインキャパは300で「PE3号ー285m」

400で「PE5号ー215m」

 

このサイズのベイトリールってあまりなかっただけに、注目は大きそうです。

 

ちょっと気になり過ぎるので、キャタリナTWのインプレより先に書いてしまうかもしれません。。。

 

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