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当記事では、

 

ベイトリールに巻くPEラインは4本撚りと8本撚り、どっちが良いの?

 

と言う疑問にお答えします。

 

 

もったいぶっても仕方がないので、早速ですがまずは結論から。

 

僕の経験上、ベイトリールに巻くラインは4本撚りの方が向いている。

 

とお答えします。

 

 

もちろん、「8本撚りなんてもってのほかだ!」とか、そういうワケじゃありませんので悪しからず^^

 

 

僕も実際にフツウに8本撚りも使います。

 

 

それぞれにメリットデメリットがあるんで、本当は使い分ければそれに越したことはありません。

 

 

ではなぜ、「ベイトリールに巻くラインは4本撚りの方が向いている」のか、その理由を説明しますね。

 

 

最近は12本、16本撚りとかも出てきていますので、理由が分かればあなたがご使用になるPEラインも選びやすくなるんじゃ無いかと思います。

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ベイトリールに巻くラインは8本より、4本撚りの方が向いている理由

ベイトリールに4本撚りPEラインが向いている理由としては、

同じ号数なら4本の方が一本一本の繊維が太く、ラインに張りが出るからです。

 

 

しなやか過ぎるPEラインはバックラッシュを誘発し、またバックラッシュも修復しにくいです。

 

 

ですからベイトリールにとっては、少しでもラインに張りがあった方が扱いやすいのです。

 

 

そのあたりを詳しく説明しますね。

 

PEラインはしなやか過ぎてバックラッシュしやすい

ご存じPEラインは、めちゃくちゃしなやかなと言う特徴を持っています。

 

 

「ベイトリールでPEラインは扱いづらい」「使うのは怖い」なんて言われてたのはこのしなやか過ぎる特徴のせいで、扱いがとてもピーキーになってしまうからなんですね。

 

 

しなやかでコシが無さ過ぎるせいでキャストの時にラインがスプール上で浮いてしまうと、すぐにライン通しが絡みつくようにバックラッシュしてしまいます。

 

 

ベイトリールにPEラインを巻いてキャストしたら、キャスト直後にガツンとロックする様にバックラッシュしてしまった。

 

もしくはキャスト後半でラインが少し浮いてきたとき、ナイロンラインなら持ちこたえてくれるところを絡みついてスプールの回転が止まってしまった。

 

 

なんて経験はあなたもあると思います。

 

 

明らかにナイロンラインとは違う性質のバックラッシュですよね。

 

 

ナイロンラインはどちらかと言うと、ジワ~とラインが膨らんでいきます。

 

 

ラインが膨らんできても、多少のことならスプールは回転し続けます。

 

 

ですからキャスト後半も、少しラインが浮いたくらいでは持ちこたえて無事着水してくれます。

 

 

PEラインはしなやか過ぎるためにスプール上で浮いてしまったときに、ライン同士が絡みついてしまうからなんです。

 

 

ですからPEラインのバックラッシュはガツンとロックしてしまうことが多いんです。

 

 

ナイロンラインだと張りがあるので絡みつくのでは無く、そのままスプールが回り続けるので多少ラインが浮いたくらいでは問題がないんですね。

 

 

ナイロン、フロロカーボンラインだと「しなやかさ」はウリとなっていますが、PEラインは「しなやか」はさすがに過剰過ぎるのです。

 

 

ですからベイトリールで扱うPEラインは、少しでも張りがある方が良い。

と言うワケなのです。

 

 

ただ逆に言えば、

バックラッシュが重症になる前にスプールが止まってくれる。

とも言えるんですね。

 

 

ナイロンラインは酷いとこんな状況になります。

 

まあ、これはいくつもの不運が重なった僕史上最大クラスのバックラッシュですが^^;

 

 

もちろん、PEラインの重度なバックラッシュは致命的ですが、使うルアーに対してバランスのいい太さのラインを使えば、それほど重症なバックラッシュになることはありません。

 

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「ベイトリールでは細いPEラインは扱いにくい」と言うことも聞いたことがあると思います。

 

 

コレも同じ理由なんですね。

 

 

PEラインに限らずナイロンラインも太いほうが張りが出ますよね。

 

 

ラインメーカー各社コーティングなどで張りを出したりしてますけど、結局のところPEラインそのものの張りが重要だと僕は思ってます。

 

 

確かにコーティングによって張りは出ますけども、使っていればコーティングは剝がれちゃいますからね。

 

 

過去に僕も色々なPEラインを使ってきましたが、コーティングが剥がれなかったPEラインはありません。

 

 

使用直後は糸クセがつくくらいハードコートなラインも、使っていれば必ず剥がれてしまうのです。

 

 

例えば新品時にはこのくらい張りがあるPEラインもあります。

 

けれども使用してればそのうち剥がれてきちゃいます。

 

 

そう考えると、

コーティングで張りを出すよりラインそのものに張りがあった方がいい。

と僕は思います。

 

張りが無いPEラインはバックラッシュが修復しにくい

ベイトリールを使っているとやりたくなくても起こってしまうバックラッシュ。

 

 

僕は経験上、バックラッシュの修復に対しても4本撚りの方がいいと思ってます。

 

 

なぜなら、ライン同士が深く絡みつけばつくほどラインが解きにくくなるからです。

 

 

細い糸が絡むのと太いロープが絡むのと、どちらが解きやすいか?

と言われれば、やはり太いロープですよね。

 

 

しかもPEラインで重度なバックラッシュをしてしまうと、絡みついた上にスプールに深く喰い込んでしまいます。

 

 

張りがあれば少しでも絡みつきが浅くなるし、喰い込みも軽減できるんですね。

 

 

ですからベイトリールでPEラインを使うなら、バックラッシュを修復するという観点からも4本撚りの方が扱いやすいと言えるんです。

 

 

ここまで言うと「4本撚り最強じゃね?」と思えるかもしれませんが、

とは言え僕も8本撚りPEラインは使用します。

 

 

以前はハイブリッドラインと言って、撚っているラインの中に数本、別素材が入っているラインを多用していたことがあります。

 

 

サンラインのキャストアウェイ。

 

 

僕が使っていたころは旧モデルでしたけど、このラインは別素材が加わることによってナチュラルに張りが出るんです。

 

 

コーティングによる張りじゃないから使用感も変化しにくくて使いやすく、長年使ってました。

 

 

ただこのラインは巻き嵩が大きくて、糸巻き量が減っちゃうんですよね。

 

 

PE2号を巻いてるけど、1.5号分しか巻けないみたいな。

 

 

その辺の嫌いがあって最近はあまり使ってません。

 

 

最近使用した8本撚りのPEラインは、ヤマトヨテグスのレジンシェラーPE。

 

レジンシェラーPEは4本撚りも存在します。

 

 

それなのになぜ8本撚りを購入したか。

 

 

ブルーがカッコ良かったからです^^

 

そんな理由で8本撚りを使うこともあります。

 

 

レジンシェラーPEの4本撚りも使っていたのですが、僕的にグレーと言う色が合わなかったんです。

 

 

僕はラインの視認性も重要視しています。

 

 

ブルーがカッコいいと言うのもありますが、実際に使ってみるとグレーはちょっと見にくかったですね。

 

 

そんなこんなで4本撚りを使った後、8本撚りに巻き替えました。

 

 

同じ1.5号で実際の使用感を比較してみると、やはり8本撚りの方があきらかにしなやかでした。

 

 

8本使うならもうワンランク太いラインにしようかな~くらい、僕にはしなやかさを感じたんですね。

 

 

まあ、今回はブルーがカッコよくて8本撚りを使いましたが、やはりベイトリールには4本撚りの方が使いやすいかなって、改めて感じました。

 

PEラインは4本撚りより、8本撚りの方が強くね?

確かにスペックを見ると、8本撚りの方が強いです。

 

 

けれども僕はこの強さは、こと実釣においてそれほど気にしてません。

 

 

なぜなら、4本撚りの方が繊維一本一本の方が太いので、耐摩耗性に優れているからです。

 

 

つまり「釣り」をする以上、いかなる状況であっても摩耗は避けられません。

 

 

ストラクチャーとの接触はもちろん、水中の砂や泥の粒子、ガイドに付着した塩や汚れなど、どれだけ気を付けても「釣り」をしている以上、少なからず何かと摩耗しているからです。

 

 

ですから4本撚りと8本撚りの強度の差は、僕的にはそれほど気にしていません。

 

 

新品に近い状態やストラクチャーの少ないジギングやタイラバなど、極めて綺麗な環境で使用していれば、8本撚りの方が強度は活かせると思いますが、

実際はそんなクリーンな状況で釣りをすることは無いですからね。

 

 

どんなに気を付けてもストラクチャーとの接触はありますし、キャストやリーリング時にレベルワインダーやガイドとの激しい接触は必ずあります。

 

 

バックラッシュをすることもありますし、ガイドや小枝に絡まるようなライントラブルも起きてしまいます。

 

 

そう考えるとベイトリールには4本撚りの方が向いていると思いませんか?

 

 

僕はそういう考えの元に実際に使ってみて、やはり4本撚りの方が向いていると思っています。

 

 

まあ、カッコいいという理由だけで8本撚りを使うこともありますけども^^

 

【ベイトリール】PEラインは 4本撚り? 8本撚り?【結論】まとめ

ではここまでお伝えしたことをまとめますね。

 

 

当記事では、

 

ベイトリールに巻くPEラインは4本撚りと8本撚り、どっちが良いの?

 

と言う疑問にお答えしました。

 

 

結論として、

 

僕の経験上、ベイトリールに巻くラインは4本撚りの方が向いている。

 

とお答えします。

 

 

理由としては、

 

  • ベイトリールはラインに張りがあった方が使いやすく、一本一本の繊維が太い4本撚りの方が張りが出やすい。
  • 一本一本の繊維が太い4本撚りの方が耐摩耗性が高く、バックラッシュ等のライントラブルでも強度低下が起きにくい。

 

以上になります。

 

 

とりあえず僕の経験の元、多大なる主観からお伝えさせていただきましたが、PEラインはまずはあなた自身が一度使ってみるのが一番だと思います。

 

 

8本撚りのしなやかさがいいと言う方もいるかも知れませんし、どっちか迷ってたけどやっぱり4本撚りの方が使いやすい、と言う方もいるかも知れません。

 

 

僕も4本撚りの方が使いやすいと実感してはいますが、使いやすい8本撚りもあります。

 

 

PEラインは正直、アングラーの好みやスキル、クセ等で使いやすさが変わってきやすいラインだと思ってます。

 

 

ほら、Amazonとかのレビューを見ると評判のいいラインであっても、

「このライン最高!」と、「こんなラインはすぐにゴミ箱に捨てました」て言う意見が混在したりしてませんか?

 

 

ある人には最高でも、ある人には使いにくい、ということもあるんだと思います。

 

 

ですから、やはり一度手に取って使ってみるのが一番なのだと僕は思います。

 

 

今回の記事があなたのPEライン選びにお役に立つことが出来れば幸いです。

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