今回はベイトタックルでのショアジギング(プラッキング)で、PEラインの選択についてご質問がありましたのでシェアしたいと思います。
とりあえず最初にご質問内容と回答を簡潔にお伝えしておきますね。
ご質問を内容としてはコチラ。
今回、磯でベイトショアプラグをする際に使用するPEラインについてお尋ねさせていただきたくご連絡いたしました。
上記の2つで迷っております。よろしければご助言いただけると嬉しいです。 |
僕の結論としてはコチラ。
4本撚り、8本撚り以前に、「必要な太さのPEライン」を選択した方がいいです。
なぜなら、そもそもの太さ(強度)が足らなければ釣りにならないからです。
個人的にはPEライン3~4号でも十分じゃないかと思うのですが、フィールドやアングラーの使い方、フィーリングによるところもあります。
結論としてはこうお答えしました。
では今回、詳しいタックルやセッティングなどもお聞きしておりますので、詳しく説明しますね。
▶21タトゥーラTW300の飛距離が出ないと言うお悩みにお答えします
▶【決定版】スーパーライトショアジギングでベイトリールに巻くラインはコレっきゃないでしょ
目次
ベイトショアジギングのラインの太さはどうしたらいい?
今回のご質問内容の全文はコチラ。↓↓↓
はじめまして、いつもコージさんのブログを参考にベイトタックルの勉強をさせていただいております。
おかげ様で奥の深い釣りライフを送れて大変感謝しております。
今回、磯でベイトショアプラグをする際に使用するPEラインについてお尋ねさせていただきたくご連絡いたしました。
上記の2つで迷っております。
よろしければご助言いただけると嬉しいです。
使用タックルについて
・ロッド コルトスナイパーXR100H(シマノ) トップガイドの内径7mm プラグ100gジグ120g/PE5号
・リール タトゥーラTW400XH(ダイワ) スプール径43mm 3号358m/4号268m/5号215m/6号180m
・ライン 道糸 ハードコアx8 6号(デュエル) リーダー ナイロン5~7ヒロ 16号(サンライン)
・プラグ ダイペン、ポッパーの60~85g 対象魚は50cm前後のハマチ、カツオ。80cm前後のシイラ、ブリです。
現在までしばらく扱いに慣れるようにロッドの推奨スペックを越えるPE6号、高切れと根擦れ対策にリーダー7ヒロで釣りをしておりました。
特に不満やトラブルはないのですが、たまに結束部分がTWSに干渉するのが気になってます。
そこで新しく巻き変える際に、糸抜けを重視して4号まで下げようかなと考えております。
高切れのリスクが上がるのが心配ですが、PE3~4号4本撚りではこれらのリスクは解消されるでしょうか?
またロングリーダーでカバーできるでしょうか?
PEライン3~4号の候補としまして
で考えております。
5号以上は4本撚りが見つからず使用する場合は8本撚りになりそうです。
ハリのあるラインが見つからず足踏みしております。
長文で大変失礼いたしました。
お時間のある時にご回答いただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。 |
ご質問ありがとうございます。
そしてベイトリール大百科のご愛読、本当にありがとうございます。
支えて下さる一人一人の読者様のお陰でベイトリール大百科は運営出来ております^^
ご質問内容から主に以下のことについて詳しくお答えさせていただいております。
- ベイトショアジギングのラインは糸抜け重視で太くした方がいい?
- PEラインを太くするとレベルワインダーへの干渉が気になります…
- PEラインを細くしても、ロングリーダーで高切れ予防は出来る?
- ベイトショアジギングではPE4本撚りより、8本撚りの方がいい?
さて、僕からの回答はコチラ↓↓↓
(サイトアップ用に編集してお答えしています)
ベイトショアジギングのラインは糸抜け重視で太くした方がいい?
さて、僕なりの意見ではありますがご質問にお答えさせていただきますね。
冒頭でもお伝えしましたがとりあえずメインのご質問の
・糸抜けを重視した3~4号4本撚り
・高切れ防止を重視したハリのある5~6号8本撚り
以上の結論から、詳しくお伝えしますね。
4本撚り、8本撚り以前に、まずは「必要な太さのPEライン」を選択した方がいいです。
ご質問者様の使い方、フィールドでPE5号が必要ということでしたら、やはりPE5号を使ったほうがいいです。
なぜなら、そもそもの太さ(強度)が足らなければ釣りにならないからです。
確かにベイトリールには4本撚りの方が使いやすい側面はあります。
けれども4本撚り、8本撚り以前に、まずは必要な強度のラインを優先した方がいいです。
「この場所ならPE5号を使いたい。けれども4本撚りがないから3号にしよう」
このラインの選び方は止めた方がいいです。
もしPE3号でこと足りるのなら4本撚りを使うのもいいでしょう。
けれども、そもそもそれで太さ(強度)が足りないのであれば、必要な太さを優先させた方が絶対に良いです。
PEラインを太くするとレベルワインダーへの干渉が気になります…
現在までしばらく扱いに慣れるようにロッドの推奨スペックを越えるPE6号、高切れと根擦れ対策にリーダー7ヒロで釣りをしておりました。
特に不満やトラブルはないのですが、たまに結束部分がTWSに干渉するのが気になってます。 |
TWSの結束部干渉に対しては、ある程度仕方がないと思います。
僕もぶっちゃけ少し気になるので、出来ることならスプールに巻き込まない長さで使っています。
ロングリーダーの宿命とも言える現象ですし、ショアジギングの様に太いPEラインを使えばより顕著になってきます。
かと言ってベイトリールに巻き込まない長さのリーダーにすると言うのも、ロックショアジギングでは現実的ではありません。
特にハードな磯場だったりすると、ショートリーダーでは全くお話にならなかったりしますからね。
干渉があまりに頻発し高切れをすると言うのなら問題ですが、許容できる範囲ならリスクとして受け入れた方がいいです。
「TWSだからこそ」この程度で済んでいる部分もありますし、そもそもスプールに結束部を巻き込むほどのロングリーダーであったとしてもトラブルが少ないと言うのはベイトリールの大きなメリットです。
けれども干渉が許容できないのであれば、レベルワインダー無しのモデルを選択する必要がでてきます。
ハードコアなベイトショアジガ―がやってるスタイルですね。
僕も過去にはそのスタイルでやったことがあります。
指レベルワインダーは意外となんてことなかったのですが、個人的にですけどキャスティングのリズムが悪くてあまりいい感じで使えませんでした。
「どうしてもレベルワインダーが邪魔だ」とならない限り、僕もタトゥーラTW300、もしくは400XHと言う選択になると思います。
当時タトゥーラTW300/400XHがあれば絶対に買っていました。
コスパも抜群ですし^^
PEラインを細くしても、ロングリーダーで高切れ予防は出来る?
そこで新しく巻き変える際に糸抜けを重視して4号まで下げようかなと考えております。
高切れのリスクが上がるのが心配ですが、3~4号4本撚りではこれらのリスクは解消されるでしょうか?
またロングリーダーでカバーできるでしょうか? |
ラインの太さに関しては、許容できるのであれば細くしても良いかと思います。
けれども冒頭でもお伝えした様に結局のところ、「その釣りに必要な太さ」になります。
ですから、
「本当は5号欲しいけど、糸抜けが気になるから4号にする」
と言うのは少し違ってきます。
「糸抜けがどうしようもなく気になる」と言うのであれば、ラインを細くするリスクとの擦り合わせになります。
「PEラインを細くして獲れないサカナが出てくるかもしれないけど、それでもレベルワインダーでの引っ掛かりを解消する」
と言うのならアリでしょう。
その辺りはフィールドの状況にもよりますし、レベルワインダーの引っ掛かりの気になり具合によります。
また高切れリスクは、僕としてはナイロンラインのロングリーダーでかなり解決出来ると思いますよ。
現状で7ヒロも確保してあるのなら、余程なことで高切れは起きないと思います。
もし起こってしまったら、PEラインに傷がついていたと諦めたほうがいいくらいです。
そういう意味ではPEライン本線は細め、リーダーを長めと言うセッティングも方向性として見えてきます。
ただスミマセン、僕はがっつりとまでショアジギングをやり込んでおらず、「PE〇号でリーダー〇ヒロなら大丈夫」と言う具体的なお答えまではちょっと出来ません^^;
拙い経験上で語らせて貰えれば、PEライン3~4号でナイロンライン4~5ヒロあれば高切れに対するショック吸収は十分だと思いますけどね。
ベイトショアジギングではPE4本撚りより、8本撚りの方がいい?
5号以上は4本撚りが見つからず使用する場合は8本撚りになりそうです。
ハリのあるラインが見つからず足踏みしております。 |
ぶっちゃけ、この太さのPEラインなら8本でも十分に張りがありますよ。
ですからここまでくれば4本撚り、8本撚りと言うより、
「その釣りに必要な太さ」を優先的に選んだ方がいいです。
以上の様に返信させていただきました。
(サイトアップ用に編集してあります)
僕なりの意見ですが、一意見として参考にしていただければ幸いです。
【ベイトショアジギング】ラインの太さに迷ってます…【まとめ】
さて今回は、
「ベイトショアジギング(プラッキング)のラインの太さに迷ってます」
と言うご質問にお答えさせていただきました。
- 糸抜けを重視したPEライン3~4号4本撚り
- 高切れ防止を重視したハリのあるPEライン5~6号8本撚り
どちらがいいかな?と言う質問に対しまして、僕の個人的意見になりますが結論としては、
4本撚り、8本撚り以前に、「必要な太さのPEライン」を選択した方がいいです。
なぜなら、けれどもそもそもの太さ(強度)が足らなければ釣りにならないからです。
個人的にはPEライン3~4号でも十分じゃないかと思うのですが、フィールドやアングラーの使い方、フィーリングによるところもありますからね。
やはりご自身がまず必要と思う太さを確保、それからリスクの擦り合わせになります。
と言うかPE5号以上って、かなり太いです。
5号で80lbくらいありますからね。
ただ現在PE6号でレベルワインダーの引っ掛かりはちょっと気になる程度、使い勝手的に問題なく使用できているのならそのままでもいいんじゃないかと思います。
もしくは許容できるのであれば一回PE3号くらいまで細くしてみて、それで使い勝手や使用感を確認してみると言うのもアリだと思いますよ。
ビックリするくらい使いやすいかも知れません^^
結束部のレベルワインダーの接触はある程度は仕方がありません。
そのリスクを踏まえてもロングリーダーはベイトリールの強みの一つです。
それでもスピニングリールに比べたら全然トラブルレスですしね。
高切れが気になるのであればご質問者様がおっしゃるように、メインラインであるPEラインを細くしてナイロンラインのロングリーダーで対応するという選択肢もあります。
ラインに傷が入っているワケじゃ無ければ、瞬間的なショックに対してはある程度リーダーを確保しておけば高切れ回避になりますからね。
この度はメッセージをいただきありがとうございました。
今後ともベイトリール大百科をよろしくお願いいたします。
PS ご返信をいただきました。
ご返信をいただいたのでシェアさせていただきますね。
ご回答いただきありがとうございます!
これまで4本撚りの概念に縛られていたため視野が狭まっておりました。
足場が悪いのでリーダーを掴んで取り込む事になるのですが、長くする事でキャストの面でもリスク回避に繋がると知り大変安心しました。
道糸に関してはトラブルもほぼ無くなった現在は過剰な太さが目立つようになりました。
飛距離も伸びてきたので思い切って変えてみようと思います!
幸い結束に関してはカシャカシャ、カサカサした音で済んでいるのでシリコンスプレーやハーフヒッチを長くするなどして多少のリスクは受け止める事にします。
不安要素がなくなって嬉しいです。
この度は複数の質問にご回答いただき大変感謝致します。
ベイトリール大百科というブログに出会えた事でベイトタックルを始めるキッカケと魚を釣り上げる以外の楽しさをたくさん見い出せております。
まだまだ知識不足ですので引き続き是非勉強に活用させていただきます!今後の活動も応援しております。この度は本当にありがとうございました。 |
コチラこそ、ご質問、ご愛読くださりありがとうございます。
そして嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
またわからないことがありましたら遠慮なくご質問ください。
僕なりの意見にはなりますが、一意見として参考にしていただけると僕も嬉しいです^^
▶21タトゥーラTW300の飛距離が出ないと言うお悩みにお答えします
▶【決定版】スーパーライトショアジギングでベイトリールに巻くラインはコレっきゃないでしょ