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【この記事を書いた人】

■投稿者(ニックネーム可):ひろまる

■ベイトタックル歴/釣り歴: 20年/ 20年

■メーカー名/アイテム名:  シマノ/20メタニウム

■アイテム使用歴:2年

 

今回はシマノから2020年に発売され人気のベイトリールである20メタニウムで、「ヘビキャロをやりたい!」という人に是非読んでもらいたい記事になります。

 

 

20メタニウムといえば、高い剛性や巻き心地など、さまざまな面で高い評価を得ているバーサタイルリールです。

 

 

その中でも、扱えるルアーウエイトの幅が非常に広いという点でも、高い評価を得ています。

 

 

では、1オンスクラスのシンカーを付けるヘビキャロも、快適に扱えるのでしょうか。

 

 

実際に試してみた僕の結論は、

 

ヘビキャロをやるならもっと適したベイトリールは存在するが、20メタニウムでも70点程度は可能

 

です。

 

 

悪くは無いんですけどね、ベストではないって感じです。

 

 

正直なところ、ヘビキャロだけをやるのであれば他にに最適なベイトリールが存在します。

 

例えば22バンタムとか18アンタレスDCMDとか。

 

 

ただ、あくまでヘビキャロは選択肢のひとつでありさまざまなルアーやリグを投げたいという方には、20メタニウムは最高の相棒です。

 

 

つまり、向いているポイントもあるけれど、向いていないポイントもあるということですね。

 

 

ヘビキャロ専用というと物足りなけれど、たまにやるくらいなら十分だと思います。

 

 

ではその理由を詳しく説明していきますね。

 

20メタニウムでヘビキャロをやりたいと考えているのなら参考になると思います。

 

 

この記事でわかることはこちらです。

 

 

  • 20メタニウムでヘビキャロは実際どこまで使えるのか
  • 20メタニウムがヘビキャロに向いている点と向いていない点

20メタニウムがヘビキャロに向いている点

20メタニウムがヘビキャロに向いている1つ目の点は以下の2点です。

 

  • 圧倒的な飛距離
  • 高い剛性感

 

順に説明しますね。

 

圧倒的な飛距離

ヘビキャロといえば、沖まで飛ばす飛距離がもっとも重要。

 

 

20メタニウムは最適なブレーキ設定をすることで、伸びのある圧倒的な飛距離を出すことができます。

 

 

ヘビキャロも例外ではありません。

 

 

風の有無によっても少し変わりますが、僕としてはこれまで20メタニウムを使ってきて使いやすかったブレーキ設定は、内部のブレーキシューを3つONにして外部を2に設定。

これがもっとも扱いやすくおすすめです。

 

 

この設定で14lbのラインで80メートル近く飛ばすことが可能なので、存分にヘビキャロの効果を発揮することができますよ。

 

 

ただし、20メタニウムはブレーキ設定がすこしシビアな面があります。

 

 

急な突風におそわれると、思わぬバックラッシュを起こしてしまう可能性があるので注意してください。

 

 

ブレーキ設定についてコチラにも書いていますので、良かったら参考にしてください。

【具体例】20メタニウムHGのブレーキ設定コツ

 

高い剛性感

20メタニウムがヘビキャロに向いていると感じた、2つ目のポイントは、「高い剛性」です。

 

 

ヘビキャロはかなり沖の方で魚を掛けることも多いです。

 

 

遠くにアプローチすることで警戒心の強い大型のブラックバスが釣れやすいのも特長のひとつ。

 

 

1オンスクラスのシンカーと大型のブラックバスの両方を、強引に巻き上げてくる力も必要になります。

 

 

その点、20メタニウムは剛性感にも定評があり、実際に使っていても力強く巻き上げることができます。

 

20メタニウムがヘビキャロに向いていない点

20メタニウムがヘビキャロに向いていないと感じるポイントは以下の2点。

 

 

  • 糸巻き量が少ない
  • スプール幅が狭い

 

 

順に説明します。

 

糸巻き量が少ない

まず1つ目の点は、「糸巻き量が少ない」ことです。

 

 

ヘビキャロを投げるとなると遠くからでも強引に引き寄せてくるために、太めのラインが必要になります。

 

 

最低でも14lbは欲しいところ。

 

 

しかし、20メタニウムは、14lbのラインだと90メートルしか巻くことが出来ません。

 

 

たとえば、根がかりを起こしてルアーから50メートルの地点でラインが切れてしまった場合、残りが40メートルしか残らないんですね。

 

 

その時点でもうヘビキャロはできなくなります。

 

 

最悪釣り自体が強制終了になってしまいます。

 

 

僕も実際に沖の方でラインが切られてしまい、その後は遠投する釣りができなかったことがあります。

 

 

この「糸巻き量が少ない」という点は太いラインを遠投するヘビキャロをやる上では、大きなマイナスのポイントになります。

 

 

もっともヘビキャロ向きだと評判の、アンタレスDCMDは、14lbだと145メートル巻ける仕様になっています。

 

 

他にも、スコーピオンDCだと14lbで110メートルです。

 

 

もしヘビキャロをメインに釣りをしたいのであれば、糸巻き量が豊富にある18アンタレスDCMDや、スコーピオンDC、22バンタムなど糸巻き量が多いベイトリールをおすすめします。

 

 

具体的に言うのなら、16lb-100mクラスか、20lb-100m巻くことが出来るベイトリールを選んだほうがいいです。

 

スプール幅が狭い

20メタニウムがヘビキャロに向いていないと感じた2つ目の点は、「スプール幅が狭い」ことです。

 

 

20メタニウムの大きな特徴の一つでもあるMGLスプールⅢはナロースプールと言って、スプールの幅が19ミリと狭いです。

 

 

その影響で太い糸を巻けば巻くほど、キャスト中のスプール痩せが大きくなります。

 

 

スプール幅狭いとどうなるかと言うと、太いラインを遠投するヘビキャロではフルキャストするとスプールがみるみる細くなってしまいます。

 

 

細くなるとサミングのフィーリングが変わって来るんですね。

 

 

サミングが上手な方にはよいかもしれませんが、僕は慣れるまでどうしても違和感がありました。

 

 

スプール軸が細くなるということは、手前とフルキャストした沖ではハンドル一回転あたりの巻き取り量も減少していまうという点にも注意が必要です。

 

20メタニウムでヘビキャロをやりたい人は注意が必要【まとめ】

今回は20メタニウムで実際にヘビキャロをやってみて感じたポイントをお伝えしました。

 

 

ここまでのお話をまとめますと、

 

20メタニウムでヘビキャロをやるのならもっと適したベイトリールは存在するが、70点程度は可能

 

と言った感じです。

 

 

ヘビキャロ専用というのなら物足りないけれど、「たまにヘビキャロをやりたい」と言うのであれば20メタニウムでも十分に良い働きをしてくれます。

 

 

20メタニウムがヘビキャロに向いている点は

 

  • ヘビキャロのもっとも重要となる「飛距離」
  • 強引に巻いてこれる「剛性」

 

 

向いていない点は

 

 

  • 切れてしまうと、その後の釣りに影響してしまう「糸巻き量の少なさ」
  • キャスト中のスプール痩せが気になる「スプール幅の狭さ」

 

 

以上になります。

 

 

あくまでヘビキャロをメインで考えたときには、22バンタムやアンタレスDCMDに軍配があがります。

 

 

ただし、さまざまなルアーやリグを投げたくて、ヘビキャロも選択肢の一つ。という方には20メタニウムは最高の相棒になります。

 

 

そのような方には、20メタニウムを強くおすすめしますよ。

 

 

ぜひ、自分のスタイルにあったリールを選択してみてください。

 

 

では、失礼します。

 

【この記事を書いた人】

■投稿者(ニックネーム可):ひろまる

■ベイトタックル歴/釣り歴: 20年/ 20年

■メーカー名/アイテム名:  シマノ/20メタニウム

■アイテム使用歴:2年

【具体例】20メタニウムのバックラッシュを減らす3つのコツ

【実例】20メタニウムの最大飛距離を引き出すセッティング!

 

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