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【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):ひろまる ■ベイトタックル歴/釣り歴: 20年/ 20年 ■メーカー名/アイテム名: シマノ/20メタニウム ■アイテム使用歴:2年 |
今回はシマノから発売されているベイトリールである20メタニウムに合うベイトロッドについて、2年間20メタニウムを使い込んだ経験からお伝えしようかと思います。
20メタニウムは高い次元で何でもこなす汎用性を持つベイトリールです。
実際に使ってみてもわかりますが、撃ち物から巻き物、近距離のピッチングからある程度の遠投まで幅広い釣りを1台で展開することができちゃうんですね。
とは言えやはりタックルバランスは重要であり、バランスが取れていて無いベイトロッドに合わせてしまうとポテンシャルを活かし切ることができません。
バランスの取れたタックルはあなたにとっても非常に強い味方となってくれるはず。
筆者の場合、苦手ルアーが得意ルアーに変わるほどタックルバランス、相性の良さを感じました。
ただ20メタニウムのウィークポイントとして、ブレーキは少々ピーキーなところがあります。
しかし、タックルバランスがハマってルアーウエイトとブレーキセッティングがマッチしたときは、無重力のような伸びのあるキャストができます。
そこでまず気になるのは、「どのようなロッドと組み合わせるべきか」ということ。
と言うことで筆者が実際使ってきて、20メタニウムに最もあるベイトロッドをご紹介したいと思います。
目次
20メタニウムに最も合うベイトロッド
3年間20メタニウムを使ってきた経験上の結論から言いますと最適なロッドスペックは、
6.5~7フィートのMクラス。
このクラスのベイトロッドが最もバランスよく扱えると感じました。
具体的に言いますと実際に使ってみて中でも最強だと感じたのは、「18ポイズンアドレナ1611M+」ですね。
このロッドとの相性は本当に最強と言えました。
ただ基本的に6.5~7フィートのMクラスロッドであれば、全般おすすめできます。
例えばシマノでいえば、
- ワールドシャウラ1702R-2
- ワールドシャウラ1652R-3
- ポイズングロリアス1610M
- ポイズンアドレナ1610M
- エクスプライド1610M
- ゾディアス1610M
ダイワでいえば、
- ブレイゾンC1610M
- リベリオン6101MRB
などなど、このあたりのロッドであれば全く問題なく使えるはずです。
ではMクラスのロッドをおすすめする理由と、中でもなぜ18ポイズンアドレナ1611M+との組み合わせが最強なのかを詳しく説明しますね。
なお、筆者はおかっぱりをメインで釣りをしております。
少々おかっぱりバサー寄りの視点になることをお許しください。
20メタニウムにMクラスのロッド、中でも18アドレナ1611M+との組み合わせをすすめる3つの理由
あらためて、20メタニウムに18ポイズンアドレナ1611M+をおすすめする理由は以下の通りです。
- ロッド、リールの得意なウエイトの範囲がほとんど同じである
- 抜群の巻き心地と高い感度で、小さなバイトもすべて感知できる
- 自重のバランスが良く、長時間の釣行でも疲れない
では順番に解説をしていきます。
得意なウエイトの範囲がほとんど同じである
一つ目の理由は、20メタニウムも18ポイズンアドレナ1611M+も守備範囲が広く、実際のスペック以上に得意なルアーウエイトも一致しているということです。
20メタニウムは筆者の経験上、10~21グラムのルアーが投げやすく、快適に巻いてくることができます。
対して18ポイズンアドレナ1611M+の適正ウエイトは7~28グラムです。
意外と軽量ルアーにも対応できそうですが実際に使ってみると、太めのバットやハリなどから特に扱いやすいのは10グラム以上のルアーだと感じます。
実際に使ってみると表記スペック以上に、20メタニウムも18ポイズンアドレナ1611M+も得意なルアーウエイトが完全に一致しているんですね。
特に10~14グラムのバイブレーションなどは、ものすごく快適に飛ばすことができますよ。
抜群の巻き心地と高い感度で、小さなバイトも感知する
二つ目の理由は、20メタニウムの抜群の巻き心地と、18ポイズンアドレナのカーボンモノコックによる高い感度で、小さなバイトも逃さず感知することができるためです。
このあたりは本当にベイトリールとロッドの相性ががよく感じます。
20メタニウムはマイクロモジュールギアの効果で、非常になめらかで雑音のない巻き心地です。
加えて、18ポイズンアドレナ1611M+はフルカーボンモノコックにより、あらゆる振動や障害が明確に手元に伝わってきます。
この両者を組み合わせると、巻き物をしていても撃ち物をしていても、ほんの少しルアーを魚につつかれただけで、明確にあたりを感じ取ることができます。
実際に筆者が驚いたのは、スピナーベイトやスイムジグなどの巻き物を使っていたとき。
どちらも今までは「釣った」というより「釣れていた」という感覚の方が多かったんです。
「なんか重くなったな」と思いつつ、巻いてきたら釣れていた、というような感覚でした。
しかし、20メタニウムと18ポイズンアドレナの組み合わせにしてからは、巻いている途中の小さなあたりまで感じられるようになりました。
たとえフッキングが決まらなかったとしても、「そこに魚はいる」とわかるだけで、モチベーションや戦略が変わってきますよね。
自重のバランスが良く、手元の細かい操作も楽にできる
三つ目の理由は、自重のバランスが非常に良いことです。
タックルバランスというのは非常に重要です。
特にリールかロッドのどちらかが軽すぎたり重すぎたりすると、操作する手がすぐに疲れてしまったりするものです。
その点、今回おすすめする組み合わせは軽量かつバランスも抜群です。
一日中キャストをしていても疲れないほどですよ。
バランスのいいタックルは感度や操作性はもちろん、疲労感も全然違います。
20メタニウム+18ポイズンアドレナ1611M+の組み合わせで最も気持ちよく飛ばすことがでたきルアー
20メタニウムと18ポイズンアドレナ1611M+の組み合わせは、様々なウエイトのルアーを快適にキャストすることができます。
中でも、最高に気持ちよく投げることができたのは、
- レイドジャパンのレベルバイブビッグ
- ジャッカルのTN60
この2つでした。
ものは試しと思って、遠心ブレーキのブレーキシューを3つON、外部ダイヤルを3にして投げてみてください。
異次元の伸びが体感できますよ。
筆者は元々バイブレーションがあまり得意ではありませんでした。
しかし、キャストがあまりにも気持ちよく、投げ続けていたら、知らない間に得意ルアーに変わっていました。
そのくらい20メタニウムと18ポイズンアドレナ1611M+の相性はいいと思います。
【具体例】20メタニウムに合うベイトロッドをご紹介【まとめ】
20メタニウムに合うベイトロッドとしてここまでお伝えしたお話をまとめますと、
- 20メタニウムに合うベイトロッドは、6.5~7フィートのMクラス
- 中でも特におすすめの一本は「18ポイズンアドレナ1611M+」
と言った感じです。
20メタニウムの特徴からしても、6.5~7フィートのMクラスなら全般合うと思います。
けれども実際使ってみた筆者からすると18ポイズンアドレナ1611M+と組み合わせたときの
- バーサタイル性
- 感度
- タックルバランス
など、あらゆる面で凄くタックルバランス、相性が良かったです。
もし「20メタニウムを買ったけど、合わせるベイトロッドはどうしよう?」と思ったときは、ぜひ参考にしてみてください。
あなたにとっての最強の組み合わせが見つかることを願っています。
参考になれば幸いです。
【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):ひろまる ■ベイトタックル歴/釣り歴: 20年/ 20年 ■メーカー名/アイテム名: シマノ/20メタニウム ■アイテム使用歴:2年 |
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