ベイトリールに糸を巻く際に、絶対に気をつけなければならない事が2つあります。

 

糸を巻く際のテンションはものすごく気を使うと思うのですが、もう一つは気にしない人は本当に気にしないと思います。

 

ですが、僕としてはものすごく重要な事だと思っているので、絶対にお店で巻いてもらう事もしない様にしています。

 

糸を購入した際によくサービスで巻いてくれている所もあるので、巻いているのを見かける事もあるのですが、僕としては「絶対にそのやり方はやめてくれ」と思ってしまう事もあるからです。

 

間違ったやり方だと最悪ラインブレイクを誘発する事に繋がったり、バックラッシュ多発、糸巻き量が多すぎる、少なすぎるなどのトラブルの可能性も出てきてしまうのです。

 

今回は「ベイトリールに糸を巻く際に気を付ける2つの事」と、その二つを同時に解決する「ベイトリールの糸巻き方法として絶妙なテンションの掛け方」、「絶妙なテンション手どのくらい?」という事をお伝えしたいと思います。

ベイトリールに糸を巻く際に気を付ける2つの事

出典:第一精工

1.ロッドガイドとボビンの位置(糸の角度)

2.糸のテンション

 

この2つは絶対に気を付けて貰いたい重要な事なので、詳しく説明したいと思います。

ロッドガイドとボビンの位置(糸の角度)

これは実際のところ、恐らくほとんどの人が気にしていないと思います。

 

ですが、僕は絶対に気を付けるべきだと思います。

 

誰もがよくやると思うですが、ベイトリールをロッドに装着しバットの一番手前のガイドに糸を通して、糸が巻いてあるボビンの中央の穴に鉛筆などの棒を通し、それを足の指で挟んで固定して巻く、と言うやり方を経験したことありませんか?

 

これ自体は悪くはないのですが、問題は糸の角度です。

 

ロッドのガイドから出ている糸の角度が鋭角すぎると、大問題が発生してしまうのです。

 

目安として90度以下で巻いたときでしょうか、よく見てみて下さい。

 

糸がガイドフットに接触していませんか?

 

通常、糸が接触する部分はガイドリングのみです。

 

以前は安いロッドだと金属ガイドや樹脂製のハードリング、高級ロッドだとゴールドサーメットとかもよく見かけましたが、最近はほとんどSICですよね?

 

SICはロッドガイドとして最適で、30年以上、ロッドガイドの最高峰として使われています。

 

 硬さ、滑り、軽さ、強さ、そして摩擦熱を逃がす放熱性というガイドリングに求められる総合的性能 において、量産品として最高レベルを誇ったシリコンカーバイド製リング

フジ工業

 

つまり、超重要パーツな訳です。

 

糸が強いテンションで、尚且つ高速に接触する部分ですので、かなりデリケートなパーツであることは容易に想像が出来ると思います。

 

特に、「滑り」「摩擦熱を逃がす放熱性」と言うのは糸の保護と言う意味で非常に重要になってくる訳です。

 

で、ベイトリールへの糸巻き時にそのSICリング以外の部分、要はステンレスなりチタンなりの金属のガイドフットに糸が接触してしまうという事は、糸にとってはかなりダメージを追ってしまう可能性があるという事です。

 

ましてやロッドをコンクリートなどに立てかけた際に、リールフットがコンクリートに接触して傷がついている可能性も十分にあります。

 

実際にありませんか?ロッドをコンクリートに立てかけた事。

 

記憶が無くても、リングの外回りを覆っているパーツです。周囲からのダメージはフツウに多く受けしまう場所であることには違いありません。

 

スプールに糸を巻く際には「ガイドリングではない、傷がついている可能性がある場所、ほぼ一点に集中して100mとか150mとか糸が接触し続ける」訳です。

 

どうですか?

 

「糸が大きなダメージを受けてしまっている」

 

とは思いませんか?

 

「そんなの気にしすぎだろ~」と言う方もいるかも知れませんが、これは僕にはとても良いことだとは思えません。

 

ましてやPEラインだったりすると、熱に弱い、傷に弱いと言う特徴があります。

 

そもそもがガイドリング以外の場所に、高負荷状態で接触して良い訳が無いのです。

 

折角購入した高級PEラインが、一度も実釣で使う前のリールに巻き付けた際に、ダメージを負っているなんて考えたくもありませんよね。

 

不意のラインブレイクを避けるためにも、糸巻き時の糸の角度も僕は気にした方が良いと思います。

糸のテンション

冒頭でも少し触れましたが、リールに糸を巻く際のテンションも非常に重要です。

 

テンションが強すぎるとスプールにぎちぎちに糸を巻き付けてしまう事になってしまい、ちょうど満タンに糸を巻いたつもりが、実際に使った時テンションが緩んでしまって、「巻き過ぎ状態」になってしまい兼ねません。

 

そうなると当然バックラッシュなどのトラブルに繋がる恐れも出てきますよね。

 

だからと言って、テンションが緩過ぎてももちろんダメです。

 

テンションが緩過ぎると、強過ぎたときの逆パターンも出てきてしまいます。

 

ちょうど満タンに巻いたつもりが、いざ釣りをしていると適正値より足らない状態になっていて飛距離が全然伸びないという事態や、

また、テンションが緩過ぎるとスプールにふかふかの状態で巻かれている事になり、糸の食い込みや引っ掛かりでバックラッシュや余計なライントラブルを招いてしまうのです。

 

ですから、ベイトリールの糸巻き時の糸のテンションと言うのは非常に重要な事なのです。

 

とは言えどのくらいのテンションが良いかなんて、非常に伝えにくい部分ではありますし、常に一定のテンションで巻き続けるという事も何気に難しかったりします。

 

最後になりましたが、今説明した「2つの気を付ける事」を同時に解決し、尚且つ「絶妙なテンションを掛ける方法」をお伝えしますね。

ベイトリールの糸巻き時に、絶妙なテンションをかける方法

鉛筆を足で挟んでみたり、指で糸を挟んでみたり、リールへの糸巻き時にテンションをかける為にいろいろな事をやってきましたが、この方法でやり始めてから僕はもう、この方法でしか行っていません。

 

その方法とは、高速リサイクラーを利用します。

 

また出た!と思われる方もいるかも知れませんが、高速リサイクラーは下糸を巻く際にも大活躍をします。

【ベイトリール 糸巻き方法】下糸を確実にきっちり巻く唯一の方法

 

そして今回は高速リサイクラーの「ある機能」を使います。

 

高速リサイクラーには、ボビンが回転する抵抗を調整する機能がついているのです。

 

赤いツマミがあるのですが、それを時計回りに回すと、徐々にテンションがかかって(回転が重くなって)いきます。

出典:第一精工

この機能によってテンションを無段階で調整できるので、絶妙なテンションを、それも機械的に一定のテンションをかけ続ける事が出来る訳です。

 

しかも高速リサイクラーはバイスにより本体をがっちり固定できるので、テンションのかかりも一定に保てますし、糸の角度も好きなように調整する事が出来ます。

 

これによって一つ目の気を付ける事の「ロッドガイドとボビンの位置(糸の角度)」は解決できますし、糸のテンションも非常に調整しやすくなります。

 

で、ここまで来て知りたいのは「どのくらいのテンションでリールに糸を巻いたらいいのか?」ですよね。

どのくらいのテンションでベイトリールに糸を巻いたらいいのか?

実際に使用するルアーのテンションで巻くというのが一番なのですが、シンキングペンシルとディープクランクでは当然違いますよね。

 

ですから一概には言いにくいのですが、僕はリールに巻く糸のテンションは、「バイブレーションを引いた時くらいのテンション」で巻いています。

 

要は、「気持ち強め」と言うことですね。

 

特にPEライン使用時に多いのですが、弱めだとフカフカにスプールに巻かれてしまう可能性もありますし、あまりに強く巻きすぎるとシンキングペンシルなどの引き抵抗の弱いルアーを使った際に、スプールのキャパオーバーになってしまう可能性があります。

 

ですから、「少し強め」と言うのはおおよそ中間と言う意味もあり、「バイブレーションを引いた時くらいのテンション」と言うのが一番妥当かなという事です。

 

とは言え、いくら巻くだけだからと言ってあまりに高速で巻いてしまうのではなく、巻くスピードも「バイブレーションを引くくらい」のスピードで、落ち着いて巻く様にしましょう^^

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