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ベイトリールの糸巻き量は、「少なめがいい」と言われることもありますが、間違いなく適正なところまできっちり巻いた方が良いです。

【裏技アリ】ベイトリールの糸巻き量の適正化で飛距離を伸ばす 意外と知られていない事実

 

なぜなら適正なところまで糸を巻いておかないと、ベイトリールの持つ本来の性能を引き出す事が出来ないからです。

 

ですが、あえて少なめに巻いた方が良い場合も存在するのも確かです。

 

正直、糸巻き量を少なめにする事のデメリットの方が多いのは確かなのですが、メリットが存在しない訳でもありませんので、今回は「ベイトリールの糸巻き量を少なめにするという事は?」ことについて書いてみたいと思います。

何故ベイトリールの糸巻き量を少なめにする3つのメリット

出典:キャリル

僕はちゃんと意味を持って戦略的にあえて糸巻き量を少なめにする事については「アリ」だとは思いますが、基本的に「ベイトリールの糸巻き量は適正値まできっちり巻いた方がいい」と思っています。

 

今回はその戦略的に糸巻き量を減らす、要は「ベイトリールの糸巻き量を減らす事によるメリット」についてお話します。

 

ベイトリールの糸巻き量をあえて少なめにすることによるメリットは、次の通りとなります。

 

1.ベイトリール初心者のバックラッシュ対策

2.ベイトフィネス時のスプールの軽量化

3.ベイトフィネス時の使用ラインの節約

 

僕が思いつく限りではこんなところでしょうか。

 

もし他に何かあれば教えて頂ければ嬉しいです^^

 

【裏技アリ】ベイトリールの糸巻き量の適正化で飛距離を伸ばす 意外と知られていない事実

☝と重複する内容もありますが、今回は「ベイトリールの糸巻き量をあえて少なめにする」と言う視点で書かせて頂きます。

 

では順に説明していきますね。

ベイトリール初心者のバックラッシュ対策

ベイトリールの糸巻き量を少なめにするという事は、「スプールの外径が小さくなる」と言う事です。

 

スプールの外径が小さくなるという事は、同じだけスプールが回転したのなら、放出される糸の量が少なくなる、と言う事は分かると思います。

 

スプール系36mmだと円周が約0.11m(0.036m×3.14)ですから、仮に500回転すれば55m糸が放出されますが、スプール系32mmで同じ500回転しても50mしか糸が放出されません。

 

スプール直径36mm × 500回転 = 55m

スプール直径32mm × 500回転 = 50m

 

ベイトリールのスプール径が飛距離に影響してしまうと言われる理由は、こういう理由があるからです。

 

でもこれは逆に言えば、放出される糸の量を上手くコントロールが出来なければ、ルアーによって糸が引っ張り出される量よりスプールから放出される糸の量が多くなってしまい、バックラッシュが起きてしまうのです。

 

つまり、

 

ルアーによって糸が引っ張り出される量  スプールから放出される量

 

こうなってしまうとバックラッシュが起きてしまいます。

 

もしここで、スプール径が小さくなったらどうでしょう?

 

スプールから放出される糸の量が少なくなる訳ですから、ルアーが糸を常に引っ張り出している状態となります。

 

つまり、

 

ルアーによって糸が引っ張り出される量  スプールから放出される量

 

となり、バックラッシュが起きにくくなる、という事になります。

 

ですからベイトリールの糸巻き量を少なめにするという事は、「飛距離を犠牲にしてバックラッシュをしにくくする」と言う事に繋がる訳です。

 

正直、ベイトリール初心者が適当なキャストをしてもバックラッシュしにくくなりますから、「初心者のバックラッシュ対策」としては意味はあるのですが、僕としてはこの方法はあまりいい方法とは思えないので、「ベイトリールの糸巻き量を少なめにしてバックラッシュ対策をする」と言う事に関してはちょっと否定的です。

 

糸巻き量が少ない事によるデメリットはやはり存在しますし、多少いい加減なキャストでもバックラッシュしずに投げれてしまうので、ちゃんとしたキャストフォームを身に付ける事の弊害になりかねません。

 

何より、キャストしたルアーの飛距離が全然伸びないので、気持ちよくありません。

 

それなら、適正な糸巻き量でベイトリールの性能を引き出せる状態できちんと練習した方がいいと僕は思います。

ベイトフィネス時のスプールの軽量化

シマノのアンタレスやダイワのジリオンHLCなど、飛距離を意識したベイトリールが36mm以上の大きめのスプールを採用しているのに対して、シマノのアルデバランBFSやダイワのT3エアなどが32mmと小さめのスプールを採用しています。

 

これは、スプール経が小さい方が軽量ルアーのキャストに向いている、スプール径が小さい事によるスプールの軽量化が図れ、軽量ルアーのキャストに向いている、と言う理由が存在します。

 

つまり、軽量ルアーのキャストには、

 

小径のスプール

軽量のスプール

 

が向いているという事です。

 

スプールに巻いている糸と言うのは、実は思った以上に重いのです。

 

ですから、ベイトリールの糸巻き量を少なめにするという事は「小径のスプール」と「軽量のスプール」のどちらにも貢献する事になり、ベイトフィネスに向いているという事です。

※もちろん、スプール径は「小さければ小さいほどいい」と言うモノではありません。

ベイトフィネス時の使用ラインの節約

ベイトフィネスはそれ程遠投が必要となる釣りではありません。

 

スプールに30~50mも糸を巻いていれば十分と言えるでしょう。

 

使用用途を限定してしまえば20も巻いていれば十分な場合さえあります。

 

糸を少なめに巻くという事はスプールの軽量化にも繋がりますが、副作用的に「糸の使用量の節約」にも繋がるのです。

 

特にバスフィッシングのトーナメンターの様な、使用品頻度が半端ない人にとってはけっこうありがたいメリットだと思います。

ベイトリールの糸巻き量を少なめにする まとめ

ベイトリール初心者のバックラッシュ対策として「アリ」とは言えるが、練習をするのならきちんと適正な糸巻き量でリールの性能を引き出した方がいい

ベイトフィネス時のスプールの軽量化、使用する糸の節約に繋がる

 

こんな感じでしょうか^^

 

まあ、ベイトフィネスの時は少なめと言うより、最低限の糸の量を巻いておけばいいと思います。

 

初心者のバックラッシュ対策もいいですが、ベイトリールはきちんと練習すれば決して難しいモノではありませんので、是非、リールの性能をフルに引き出して気持ちの良い釣りをしましょう^^

 

ブレーキの調整方法は次の記事が参考になるかなと思います^^

【ベイトリールの使い方】ブレーキの調整次第でリールが死にます

 

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