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【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):ひろまる ■ベイトタックル歴/釣り歴: 20年/ 20年 ■メーカー名/アイテム名: シマノ/20メタニウム ■アイテム使用歴:2年4ヶ月 |
今回はシマノから発売されているベイトリール、20メタニウムの得意なルアーウェイトについてお伝えします。
20メタニウムといえば、巻き物から撃ち物まで何でもこなすバーサタイルなベイトリールとして有名ですよね。
僕も2年以上にわたって使用をしてきましたが、非常に守備範囲の広い優等生だと感じています。
一台で幅広い釣りを展開できるため、タックルの数を極力減らしたいおかっぱりなどでは、間違いなく強い味方になってくれます。
しかし、一口に「バーサタイル」と言われても、実際にどれくらいのルアーウエイトがもっとも扱いやすいのか、わからないですよね。
今回は、20メタニウムが得意とするルアーウエイトを具体例を用いて説明していきます。
早速ですが僕の結論は、
「20メタニウムが得意なルアーウエイトは、10~21グラム」
です。
なお、得意というのは、
- キャストの快適性
- 巻き心地
- 操作性
などから判断しました。
僕の実体験から詳しく説明しますね。
この記事でわかることはこちらです。
- なぜ20メタニウムの得意なルアーウエイトは10~21グラムなのか
- 20メタニウムの得意なルアーウエイトをもっと広くする方法
- 具体的にはどんなルアーがおすすめなのか
目次
20メタニウムの得意なルアーウエイトは10~21グラムだと判断した理由
なぜ、「10~21グラムのルアーウエイトがもっとも得意」という結論に至ったのか、その理由は大きく分けると2つあります。
- キャスティングのしやすさ
- 巻き心地の快適さ
いろいろなウェイトのルアーを使ってきましたが、20メタニウムはこのルアーウェイトが一番快適に使うことが出来ました。
それぞれ説明します。
理由①:キャスティングのしやすさ
一つ目の理由は、キャスティングのしやすさです。
遠投からピッチングまで、あらゆるキャストがストレスなくできるのは、10~21グラムだと感じました。
9グラム以下だと、サミングを少し怠るだけでスプールの糸が浮いてきて、バックラッシュをしやすくなります。
反対に、22グラム以上だと、もっとスプールの大きいパワーのあるリールの方が適していると感じました。
10~21グラムというのは、僕が実際に20メタニウムを2年使ってきて、バックラッシュもしづらくキャストの際のパワー不足も感じないベストなウエイト。
具体的なルアーを挙げさせてもらうと、
- ジャッカルのTN60(約13グラム)
- レイドジャパンのレベルバイブ(約11グラム)
- 一誠の沈み虫2.6インチ(約10グラム)
などですね。
これらは一般的にも、キャスタビリティに優れていると評判のルアーです。
しかし、20メタニウムでキャストをすると、さらに一歩先へ、まるで無重力かのように伸びのあるキャストができますよ。
ただし、自分の想定以上に飛んでしまう場合があるので、その辺りは注意をしてください。
理由②:巻き心地の快適さ
二つ目の理由は、巻き心地の良さです。
巻き心地についても、10~21グラムがもっとも快適だと感じました。
適度な巻き抵抗もあるけれど、巻き上げるためのパワー不足は感じない、という感覚ですね。
とくに使いやすかったルアーはルアーはスイムジグです。
スイムジグは巻いている感覚がわかりづらいルアーですが、20メタニウムの巻き心地と感度があれば、水の中を感知することができます。
僕がよく使うルアーは、4インチ前後のシャッドテールと、10グラム前後のラバージグの組み合わせ。
例えば、
- キャラメルシャッド4インチ + ビビビマルチ
- ドライブシャッド4インチ + ゼロワンジグ
などです。
今までスイムジグに苦手意識があった方には、ぜひ一度試してみてください。
「22グラム以上でも問題なく使えるよ」という意見もあるのですが、僕としては少々パワー不足だと感じています。
20メタニウムは175グラムと非常に軽量、かつコンパクトなボディなので、軽快さはあるのですが、重いルアーへの対応は少し苦手だなと僕は感じています。
さらに重いルアーを扱いたいのであれば、太いラインを巻くことができるバンタムやジリオンなどがおすすめですね。
20メタニウムの得意なルアーウエイトの幅をもっと広げるには
「もっと広い範囲のルアーウエイトを使いこなしたい」という方には、シャロースプールの導入がおすすめです。
僕も愛用をしていますが、特に7~10グラムのルアーの扱いが非常に快適になります。
ノーマルスプールだと、7グラムのスピナーベイトなどは、キャストの際に少し力を抑えたり、サミングに気を使う必要がありました。
しかし、シャロースプールを導入してからは、7グラムあたりのルアーでも気にせず、フルキャストが可能になりましたね。
糸巻き量が減るというデメリットもありますが、それでも12lbで65メートル巻けるので、ヘビキャロなどをしない限りは十分な糸巻き量だと思います。
ぜひ一度検討をしてみてください。
まとめ:20メタニウムの得意なルアーウエイトは10~21グラム
ここまでお伝えしたことをまとめますね。
今回は20メタニウムの得意なルアーウエイトについてのお伝えしました。
2年間20メタニウムを使ってきた僕の結論として、
「10~21グラムがもっとも得意で使いやすい」
と至りました。
理由としては、20メタニウムを実際に2年間使ってきて、
- 快適なキャスタビリティ
- なめらかな巻き心地
などを総合的に判断した結果、このルアーウェイトがベストだと感じたためですね。
もちろんもっと重いルアーウェイトが使えないわけでは無いのですが、ラインキャパやリールの性格も含めて考えると「ベスト」と言えるのはこのくらいのルアーウェイトだと思います。
もっと重いルアーウェイトのルアーを使いたいのであれば、バンタムなどのラインキャパも多く、ズッシリ感のあるベイトリールの方が使いやすいと思います。
ぜひMクラスのロッドと合わせて、高次元のバーサタイルタックルを味わってみてください。
きっとあなたにとっても、重宝するタックルになるはずですよ。
では、失礼します。
【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):ひろまる ■ベイトタックル歴/釣り歴: 20年/ 20年 ■メーカー名/アイテム名: シマノ/20メタニウム ■アイテム使用歴:2年4ヶ月 |
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