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| 【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可)：ひろまる ■ベイトタックル歴／釣り歴： 20年／20年 ■メーカー名／アイテム名： シマノ／20メタニウム ■アイテム使用歴：2年7ヶ月 |
今回はシマノから販売されているベイトリール、20メタニウムで、打ち物系の釣りを検証したので結果をシェアしたいと思います。
ご存知20メタニウムは、
- コアソリッドボディによる高い剛性
- マイクロモジュールギアによる滑らかな巻き心地
- MGLスプールⅢによる圧倒的なキャストフィール
など、ミドルクラスとは思えないほどの機能が搭載されたベイトリールです。
巻き物から打ち物まで、高い次元で器用にこなすバーサタイルリールとしても定評がありますよね。
そんな20メタニウムの中でも今回は、「打ち物」に焦点を当てて検証したので、僕なりの検証結果をシェアしますね。
認識にズレが無い様に一応説明しておきますが、「打ち物」と言うのはワームやジグでカバーを「打っていく」釣りですね。
逆にスピナーベイトやクランクベイトの様なリーリング中心の釣りは一般的に「巻き物」と呼ばれています。
一応、あなたとの認識にズレが無いように＾＾
ではまず、実際のところ20メタニウムは打ち物マシンとしてはどうなのでしょうか？
本当に使える？
実際は大して使えない？
評判ばかり先走って期待外れ？
２年以上にわたって使い込んできた僕の結論は、
「ものすごく向いている。パーフェクト！」
です。
マイナスポイントがないと言い切れるほど、20メタニウムは打ち物に向いています。
打ち物用のベイトリールを探しているなら、間違いなく候補に入れるべきです。
それではその理由を詳しく解説していきますね。
この記事でわかることはこちらです。
- 20メタニウムが打ち物に向いている理由
- 20メタニウムでとくに試してほしい打ち物ルアー
目次
20メタニウムが打ち物に向いている理由３つ
僕が20メタニウムが打ち物に向いていると思う理由は以下の3つです。
- 低弾道で伸びのあるピッチングキャストが可能
- 高い剛性によるパワー
- 扱いやすさ抜群の軽さ
それでは順に説明していきますね。
向いている理由①：低弾道で伸びのあるピッチングキャストが可能
一つ目の理由が、低弾道で伸びのあるピッチングが可能なこと。
打ち物といえば、カバーの奥にピッチングでテンポよくルアーを入れていくことが多いですよね。
例え初速が出しにくいキャストであったとしても、カバーの奥まで低弾道で奥まで射抜かなければなりません。
20メタニウムは慣性力の低いMGLスプールⅢの滑らかな回転で、低弾道かつ伸びのあるキャストが可能です。
そのおかげで今まで届かなかったカバーの奥の奥まで、ルアーを届けることができます。
さらに初速も稼げて低弾道なので、水面から20cm程度しか空いていないようなカバーでも、3メートルは奥に入れることもできますよ。
とくにオススメなのは、高比重＋バックスライドが得意なワーム。
具体的なルアーを言うなら、
- 沈み虫2.6インチ
- カバースキャット3.5インチ
- バギークロー4インチ
などですね。
高比重系はキャスタビリティに優れており、20メタニウムと組み合わせると驚くほど低弾道で奥まで入ってくれます。
さらに、そこからバックスライドさせることで、今まで届かなかった魚の目の前までルアーを運ぶことができます。
カバーの奥に入れるというと夏のイメージがあるかもしれませんが、経験上、どの季節でも高い効果がありますよ。
ぜひ一度試してみてください。
向いている理由②：高い剛性によるパワー
向いている理由の二つ目は、高い剛性を誇ること。
打ち物というと、カバーから強引に引き抜くための剛性が必要不可欠。
カバーの奥にルアーを打ち込んでサカナを掛けることが出来たとしても、今度はそこから引き剥がさなきゃいけないですからね。
どうしても強引なやり取りが不可欠になります。
その点に関しては20メタニウムはコアソリッドボディの恩恵で高い剛性を持っており、パワーにおいても全く問題ありません。
個人的に感じたのは特に20タトゥーラSVTWと比べたときに、あらためて20メタニウムの剛性の高さを実感しましたね。
もちろんタトゥーラも高い剛性で定評のあるベイトリールです。
けれども僕が使っていた場面では、20タトゥーラSVTWはカバーから引き抜く際にボディのゆがみやパワー不足を感じました。
ところが同じカバーでも、20メタニウムはパワー不足などまったく感じることなく安心して強引に巻き上げることができたのです。
たとえカバーの奥で魚を掛けられたとしても、引き剥がすことが出来なくては意味がなくなってしまいますよね。
その点20メタニウムであれば、強引なファイトも安心しておこなうことができますよ。
向いている理由③：扱いやすさ抜群の軽さ
向いている理由の3つ目は、自重の軽さです。
20メタニウムは175グラムと非常に軽量なベイトリール。
自重が軽いというのは、打ち物をするうえで、大きなメリットになります。
- 手首への負担が少なく、疲れにくい
- フリップキャストやピッチングキャストなどが軽い力でできる
- 細かいシェイクなどがしやすい
など、軽さによる恩恵は多くあります。
とくに大きなメリットは、ショートキャストが軽い力でできること。
打ち物がメインの釣りは、ショートキャストでテンポよくルアーをポイントに打ち込んでいくことが重要です。
結果、キャストをする回数も必然的に多くなります。
軽ければ軽いほど、扱いやすく、キャストの精度も上がるので、これも大きなメリットと言えますね。
僕は以前、17スコーピオンDCを使っていました。
それから20メタニウムに乗り換えてピッチングをしたとき、その扱いやすさに驚きました。
「200グラムから175グラムになっただけで、こんなにも違うのか」
と。
特に5グラムのテキサスリグ、7グラムのフリーリグなどの扱いは抜群です。
ショートキャストの精度が格段に上がることを実感できますよ。
20メタニウムを打ち物で使ってみた結果…【まとめ】
さて、ココまでのお話をまとめますね。
今回はシマノから販売されているベイトリール、20メタニウムで、打ち物系の釣りを検証した結果をシェアさせていただきました。
僕の結論としては、
「ものすごく向いている。パーフェクト！」
とお答えします。
そこまで断言ができる理由としては、
- 低弾道で伸びのあるキャスト
- 高い剛性と、それに伴うパワー
- 扱いやすさ抜群の軽さ
など、打ち物をするうえで大きなメリットをかね備えているからです。
軽くて扱いやすく、低弾道で奥までルアーを入れられて、高い剛性で引き抜くことができる。
最強だと思いませんか。
打ち物ベイトリールに必要とされる要素を全て備えています。
20メタニウムはバーサタイルなベイトリールを探している方にオススメな一台です。
しかし、ボートアングラーなど打ち物用のベイトリールを探している方にも非常にオススメしたいリールですね。
| 【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可)：ひろまる ■ベイトタックル歴／釣り歴： 20年／20年 ■メーカー名／アイテム名： シマノ／20メタニウム ■アイテム使用歴：2年7ヶ月 |
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