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| 【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可)：ひろまる ■ベイトタックル歴／釣り歴：20年／ 20年 ■メーカー名／アイテム名： ダイワ／20タトゥーラSVTW ■アイテム使用歴：5ヶ月 |
ダイワから発売されている20タトゥーラSVTWは、僕も実際に使っていますが高いトラブルレス性能とコストパフォーマンスが魅力のベイトリールです。
初心者の方に、ぜひおすすめをしたい一台としても有名ですよね。
そこで今回は、この20タトゥーラSVTWでキャストする際に最も扱いやすいルアーウェイトを検証してみました。
早速ですが5ヶ月間使い込んだ僕の結論は、
「キャスト、リーリング共に、5グラム～10グラムがもっとも扱いやすい」
と言う結論に至りました。
「扱いやすい」というのは、
- 満足のいく飛距離
- ストレスのない巻き心地
- ルアーの操作性
など、総合的に判断したものになります。
それではその理由を解説していきますね。
この記事でわかることは以下のとおりです。
- 20タトゥーラSVTWの得意なルアーウエイト
- 20タトゥーラSVTWの不得意なルアーウエイト
- 得意なウエイトに適した、おすすめのロッドとライン
目次
20タトゥーラSVTWの得意なルアーウエイトは5グラム～10グラム！その２つの理由
僕が「20タトゥーラSVTWの得意なルアーウエイトは5～10グラム」と結論づけた理由は、大きく分けると以下の2つになります。
- 巻き心地
- キャストのしやすさ
それぞれ説明しますね。
5～10グラムがもっとも快適な巻き心地だった
まず一つ目の理由は、5～10グラムのルアーウエイトが、もっとも快適な巻き心地であったこと。
正直な感想としては、
上位機種と変わらないのでは？
と思えるほどの巻き心地でした。
僕はよくシマノの20メタニウムを使うのですが、10グラムまでであれば巻き心地に大きな差は感じないです。
巻き抵抗のあるスピナーベイトやクランクベイトなどでも、10グラム以下のものであれば非常に快適でした。
ただし、後述しますがそれ以上のルアーウエイトになると、少し巻き心地の低下を感じます。
5～10グラムがもっとも快適にキャストできた
キャスティングにおいても、5～10グラムがもっとも快適にキャストできると感じました。
これは20タトゥーラSVTWの特長である、
- 32ミリ径と言うライトバーサタイルな小径スプール
- SVスプール特有のトラブルレス性能の高さ
この特性の恩恵と言えると思います。
通常、ベイトリールのバーサタイルなタックルであれば、7～21グラムあたりのウエイトが適正ウエイトであることが多いです。
しかし、20タトゥーラSVTWは5～7グラムあたりのシャッドプラグなども快適に扱えるのが嬉しいところ。
その恩恵はやはり、軽量ルアーに最適なΦ32mm小径スプールであることは大きいです。
20メタニウム、21ジリオンSVTWなどバーサタイルド真ん中のベイトリールはスプール径Φ34mmがほとんどです。
スプールは基本的に小径の方が軽量ルアーのキャストに向いています。
ですからやはり20タトゥーラSVTWは、リールの設計からしても軽量ルアー向けなんですね。
あとはやはりSVスプールの特徴が活きています。
SVスプールは空気抵抗の大きなルアーや向かい風など、悪条件下でも快適にキャストできるように設計されているスプールです。
軽量ルアーというのは空気抵抗によって失速しやすく、キャストする上で悪条件下なんですね。
そのトラブルレス性の高さが、5～10gの軽量ルアーのキャスティングのしやすさに繋がっています。
個人的におすすめしたいルアーは、ソウルシャッドの58SPです。
ソウルシャッドの58SPは約5.5グラムなのですが、このあたりの軽量なシャッドプラグが快適に扱えるのは助かりますよね。
「じゃあ、もっと軽いルアーは投げられないの？」
と思いましてさらに軽量である４グラム以下のルアーも試しにキャストしてみました。
結果としては、合わせるロッドなどによっては投げることはできますが、快適とは言えませんでした。
20タトゥーラSVTWが不得意だと感じたルアーウエイトは？
反対に、20タトゥーラSVTWで扱いづらいルアーウエイトは、何グラムなのでしょうか。
結論は、12グラム以上でした。
なぜ12グラム以上が不得意であるかと言うと、実際に使用してみて12グラムからウエイトを上げるにつれて、次第に巻き心地とキャストフィールが低下していったからです。
とくに顕著に感じたのは、大き目のトップウォータープラグを扱ったとき。
- デプスのバズジェット（約30グラム）
- ジャッカルのポンパドール（約22グラム）
など、投げづらい形状をしていて、巻き抵抗が強い物は、快適とはいえませんでした。
キャスト中に少しボディがきしんだり、巻いている最中もパワー不足を感じたり、マイナスな点を多く感じましたね。
ルアーウエイトが大きくなればなるほど、上位機種との差を感じました。
20タトゥーラSVTWの得意なルアーウエイトに適したタックルは？
20タトゥーラSVTWがもっとも得意とするルアーウエイトは5～12グラム。
この結論から、僕としてはロッドは6.5フィート前後のMLクラスをおすすめします。
ラインはフロロカーボンラインの8lbがおすすめです。
「8lb？細すぎるのでは？」と思うかもしれませんが、8lbであれば軽量のワームもノーシンカーで快適に扱うことができます。
得意なルアーウェイトに合わせると、このくらいのラインが最も扱いやすかったです。
僕が良く使うカットテールの5インチは、フックの重量を合わせると約5グラム。
これを8lbの糸で使うことで、スピニングタックルのような繊細な操作も可能になります。
ベイトフィネスタックルと比べると扱えるウエイトの幅も広く、フィネスに近いこともできるのでライトバーサタイルタックルとして使い勝手が抜群です。
ぜひ一度試してみてください。
【結論】20タトゥーラSVTWの得意なルアーウエイトを検証してみた【まとめ】
ではここまでお伝えしたことをまとめますね。
今回は、20タトゥーラSVTWの得意なルアーウエイトを検証してみました。
結論としては、
リーリング、キャスティングの観点から得意なのは5～10グラム、それ以上のウェイトは不得意
と言う結論に至りました。
5～10グラムのルアーであれば、他の上位機種に引けをとらないほど快適に扱うことができました。
けれどもそれ以上のウェイトになると、20メタニウムなどの上位機種に比べると明らかに劣っていると感じました。
MLのロッドや、細めの糸で最大限に20タトゥーラSVTWの長所を活かしてみてください。
非常に使い勝手の良い、ライトバーサタイルタックルとして、必ずあなたの役に立ってくれるはずです。
では、失礼します。
| 【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可)：ひろまる ■ベイトタックル歴／釣り歴：20年／ 20年 ■メーカー名／アイテム名： ダイワ／20タトゥーラSVTW ■アイテム使用歴：5ヶ月 |
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