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【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):ひろまる ■ベイトタックル歴/釣り歴:20年/ 20年 ■メーカー名/アイテム名: ダイワ/20タトゥーラSVTW ■アイテム使用歴:5ヶ月 |
今回はダイワから発売されているベイトリール、20タトゥーラSVTWの巻き心地にお伝えしたいと思います。
20タトゥーラSVTWは、
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 非常に高いトラブルレス性能
など、多くの良い口コミをみかけます。
特にトラブルレス性能が高くセッティングも簡単なため、初心者の方にはもっともおすすめしたいベイトリールとして、人気ですよね。
僕も実際に5ヶ月間ほど使用をしてみて、「なるほどな」と人気がある理由を実感しています。
本当にトラブルが少ない。
しかし、トラブルレス性能についての口コミは多く見かけますが、巻き心地についてのレビューはあまり見かけません。
そこで今回は、
20タトゥーラSVTWの巻き心地は本当のところどうなのか?
を他のベイトリールと比較検証した記事になります。
- いくら評判が良くても価格帯を考えると、巻き心地は良くないのかな
- いくらコスパが良いと言っても、巻き心地にザラつきとかあったらやだな
そんな不安感は少なからずあると思います。
そこで早速ですが5ヶ月間使った僕の結論は、
- 価格以上の巻き心地で、最高のコスパ
- ただし、欠点もある
です。
コスパが高いと評判のリールですが、巻き心地に関しても「コスパが高い」という結論になりました。
けれども、ある条件下では巻き心地が低下してしまったのです。
では「巻き心地はいい」と感じた理由と、僕が実際に行った具体的な比較例、僕が感じた20タトゥーラSVTWの欠点を詳しく解説していきますね。
この記事でわかることはこちらです。
- 巻き心地の面でも「高コスパ」と感じた理由
- 他のベイトリールと比較するとどうなのか
- 20タトゥーラの巻き心地に関する欠点
目次
20タトゥーラSVTWは巻き心地でも「高コスパ」と感じた理由
まず僕が20タトゥーラSVTWが巻き心地でも高コスパと感じたのは、他のベイトリールと比較しても抜群の巻き心地を感じたからです。
僕が以前メインで使っていた17スコーピオンDCは、購入時の価格は約4万円でした。
対して、20タトゥーラSVTWの購入価格は約2万円ほど。
実に2倍、2万円ほどの価格差がありました。
驚いたのは、2万円も価格差があったのに、巻き心地は圧倒的に20タトゥーラSVTWの方が上なんですね。
もちろん2017年モデルと2020年モデルでは、比較し難いかもしれません。
しかし、2万円前後という実売価格を考えると、20タトゥーラの巻き心地は間違いなく素晴らしいと感じました。
ハンドルを回していてもギアの擦れるノイズが少なく、ルアーを巻いている最中のバイトも、ボディーを通じて感じ取ることができます。
タトゥーラシリーズって全てに共通して言えることが、高い剛性感。
このコンセプトは登場当時から変わっていません。
このかっちりした剛性感がボディをしっかりと支え、巻き心地や感度に繋がっているのだと思います。
この巻き心地と、巻き中の感度はまさに「高コスパ」ですね。
【比較検証】20タトゥーラSVTWの巻き心地は他のベイトリールと比べるとどのくらいいい?
では、他のベイトリールと比較をするとどうなのでしょうか。
ここでは、僕がずっと使い込んできた20メタニウムや、17スコーピオンDCと比較をしました。
結果は以下のとおりです。
20メタニウム > 20タトゥーラSVTW >>> 17スコーピオンDC
やはり20メタニウムには一歩及ばないと感じますが、元々の価格差を考えたら当然といえば当然ですよね。
ただし、これは個人の感覚によるところもあります。
僕はシマノのミドルクラス以上が持つ、ヌメヌメとした巻き心地が大好きなので、「20メタニウムの方が上だ」と格付けしました。
一方20タトゥーラSVTWは、ヌメヌメとしたシルキーな巻き心地というよりは、どちらかと言えば軽快な巻き心地、という感じです。
なので、好みによっては、「20タトゥーラの巻き心地の方が、軽くて上だ」と感じる方もいるかもしれませんね。
17スコーピオンDCの巻き心地は、僕の印象では上記の2機種には遠く及ばないです。
2017年モデルと2020年モデル、3年と言えどされど3年、時代の流れによる目覚ましい進化を感じますね。
20タトゥーラSVTWの巻き心地に関する欠点
20タトゥーラSVTWの巻き心地は素晴らしいのですが、一つだけ感じた欠点があります。
それは、「重いルアーになればなるほど、巻き心地が極端に悪くなる」ということ。
14グラムあたりまでの巻き心地は確かに軽快です。
けれども、
- 14グラム以上で巻き抵抗が大きい物(クランクベイトなど)
- 20グラム以上の巻き物
このくらいのウェイトのルアーを巻こうとすると、すこしギアが擦れるのを感じ、巻き心地が低下します。
また、重く巻き抵抗のあるルアーを引くときは、ボディーの剛性感も影響をしてきます。
ベイトリールの剛性感が高いほど、巻いている最中のボディーのゆがみが少なく、高い巻き心地や感度にも影響します。
もちろん、20タトゥーラSVTWに剛性が無いと言うわけではありません。
むしろ価格から考えると素晴らしい剛性感です。
ですがさすがにやはり、20メタニウムなどのミドルクラス~ハイエンドの機種には及ばないと言うのは、流石に否めないといった感じです。
とは言え、通常にバス釣りを楽しむ分にはまったく問題のないレベルです。
剛性感に不安なんて感じる必要はありませんので、安心してください。
あくまで「上位機種と比較をすると」ということです。
【欠点】20タトゥーラSVTWの巻き心地を検証してみた【まとめ】
今回は20タトゥーラSVTWの巻き心地についてお伝えしました。
ここまでのお話をまとめますと結論として、
- 価格以上の巻き心地で、最高のコスパ
- ただし、14g以上の巻き抵抗のあるルアーは上位機種に劣る
です。
実売価格が2万円前後で、この巻き心地は今までだとあり得ないと言ってもいいくらい素晴らしいです。
通常のバス釣りをするうえでは、まず申し分ない巻き心地です。
17スコーピオンDCと比較しても圧倒的に良かったのは驚きでした。
ただ、ハイエンドモデルなどと比較をしてしまうと、少々劣るのは仕方がないことなのかなと。
しかし、実際に使ってみても「価格差ほどの性能差はない」ように思えます。
僕が今からバス釣りを始めるとしたら、まず間違いなく購入の候補にあがってくるリールですね。
初心者の方の一台目、中級者の方の買い替え候補、複数タックルを持つときの戦力としても、ぜひ一度検討をしてみてはいかがでしょうか。
間違いなくいい仕事してくれます。
では、失礼します。
【この記事を書いた人】 ■投稿者(ニックネーム可):ひろまる ■ベイトタックル歴/釣り歴:20年/ 20年 ■メーカー名/アイテム名: ダイワ/20タトゥーラSVTW ■アイテム使用歴:5ヶ月 |
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