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2024年のNEWアイテムが続々と発表されていますが、今季の新作ベイトリールで僕が一番気になっているのがコチラ。

 

 

シマノ24SLX。

 

 

ミドルクラスのベイトリールですが、僕的にはけっこう絶妙な設定になっていて、使い方によっては上位機種を喰うこともあるんじゃなかなって思って注目してます。

 

 

もちろん、24メタニウムDCも気になるのですが、なんせ高い^^;

 

 

おそらく店頭価格でも5万円を超えてくるだろうな~って感じです。

 

 

もう正直、このクラスのベイトリールが「良い」のは分かってます。

 

 

21アンタレスDCでも体感しましたが、最新のDCはマジホント、キャストがイージー過ぎて。

 

 

僕としては対バックラッシュ性能は、ダイワのSVが一番だと思ってました。

 

 

けれども21アンタレスDCは、ホント勝手にブレーキが制御してくれる感が強かったです。

 

 

それでいて飛距離もでてバックラッシュもしにくい。

 

 

さすが本体価格8マン超えのベイトリールって感じです。

 

 

24メタニウムDCも本体価格6マンエン超えてます…

 

 

まあ、間違いなく「良い」ベイトリールです。

 

 

で、今回発売予定の24SLX。

 

 

本体価格21,000円(税別)。

 

コレはかなり魅力^^

 

 

もちろん、ハイエンドクラスにも取り入れられている最新のテクノロジーを纏った「最新型」のマシンです。

 

 

最近の僕の興味はどちらかと言うと、

 

高価なベイトリールの確実に「良い」ベイトリールより、~ミドルクラスまでのベイトリールがどこまで出来るのか?

 

と言うところが強いんですよね。

(お金が無いとも言う)

 

 

 

 

24SLXは現時点で発売日が未定となっていますので現物を確認することは出来ませんが、

僕なりに「使ってみたい」と言う魅力を感じています。

 

 

ですので今回はそのあたりの魅力を掘り下げて、使用前インプレッションをお伝えしていきたいと思います。

24SLX【インプレッション】

今回の登場予定の24SLXで僕が魅力(期待とも言う)に感じている部分は、以下の3つ。

 

 

  • MGLスプールⅢ
  • φ32mmスプールとラインキャパ
  • SVSインフィニティ

 

 

最新のテクノロジーを纏いつつも、割と他にない絶妙な設定になっているんですね。

 

 

僕の経験による個人的見解になりますが、順に詳しく説明しますね。

 

MGLスプールⅢ

※画像は21カルカッタコンクエスト100のスプールです。

遂にこのクラスのベイトリールにも搭載されましたね。

 

MGLスプールⅢ。

 

 

メタニウムやアンタレスと言ったシマノを代表するベイトリールにはすでに標準装備されていて、評価も高いスプールです。

 

 

遂にこのスプールテクノロジーが21アンタレスDCの3分の1以下の価格の24SLXまで下りてきたか~、って感じです。

 

 

僕も21アンタレスDCや21カルカッタコンクエストで使っていますが、MGLスプールⅢの性能については間違いないです。

 

 

このスプールの最大の特徴はやはり、

 

  • 低慣性
  • ナロー(幅狭)

 

にあります。

 

 

ベイトリールのスプール重量って、基本的に「軽いが正義」です。

 

 

けれども重要なのは、「どの部分が軽いか」と言うことなんですね。

 

 

要はタダ数字だけ見て「軽い」ではダメなのです。

 

 

「スプールを軽量化することで慣性力が低下する」

と言うことが重要なんですね。

 

 

スプールの慣性力とは、スプールが回り続ける力です。

 

 

この慣性力が小さくなると、軽量ルアーや空気抵抗の大きいルアーのキャストのしやすさ、レスポンスの良いスプールの立ち上がり、最低限のブレーキ力でメリハリのあるキレのいいブレーキが掛かるようになります。

 

 

要は、

軽いルアーがスムーズにキャストでき、回り続ける力が少ないから最低限のブレーキでも良く効いてバックラッシュを押さえられ、結果、飛距離の伸びにも繋がる。

と言うことですね。

 

 

ベイトリールのスプールは「軽いが正義」と言っても、ただ単に「重量が軽い」と言うだけでなく、「どの部分が軽いのか」と言うことが重要と言うことなんです。

 

 

じゃあ、どこが軽くなれば慣性力が低下するのか?

 

それはシンプルに言うと、スプールの外側に近いの重量です。

 

 

スプールの外周に近い部分が軽くなれば、効果的に慣性力を低下させることが出来ます。

 

 

ですから言ってしまえば、スプールシャフトを軽量化しても数字上の重量は低下しますけども、数字ほどの効果は出ないということですね。

 

 

その分かりやすい例が先代のMGLスプールⅡだったんですよね。

 

 

先代のMGLスプールⅡはスプールのサイドウォールにブランキング(穴あけ加工)が施され、スプールの最も外側にあたる部分が効果的に軽量化されていました。

 

 

コレを見たときは「なるほどな~、さすがシマノ」と思いました。

 

 

当時ダイワはSVスプールがブイブイ言わせてたので、ダイワとシマノのアプローチの違いがおもしろかったのを覚えています。

 

 

で、MGLスプールはⅢに進化しサイドウォールのブランキングはなくなりましたが、最新のテクノロジーでさらなる慣性力の低下に繋がっています。

 

 

ダイワもそうですが、最近のベイトリールって割とブランキング少ないんですよね。

 

 

そしてMGLスプールⅢの低慣性化に大きく寄与しているのが、スプールのナロー化です。

 

 

要はスプールの幅が狭くなっているのです。

 

 

24SLXは先代のSLXから2mm、スプール幅が狭くなっています。

 

 

スプール幅が狭くなるとどうなるか?

 

 

シンプルに言えば、

 

  • コンパクトになった分、スプール自体の軽量化
  • 外側の重量が内側に寄ることによる低慣性化

 

こういったメリットに繋がります。

 

 

例えば同じ12lb‐100mと言う糸巻き量だとすると、スプールが深くなっていきますよね。

 

 

深くなるということは、スプールの重心がより内側に寄ります。

 

 

つまりスプールの幅が狭くなることで、外側の重量が内側に寄るんす。

 

 

イメージ的にはこんな感じかな。

 

 

つまり同じ糸巻き量であっても外側の重量が軽くなるんですね。

 

 

幅が狭くなりコンパクトになった分、単純に軽量化にも繋がりますしね。

 

 

「なんだ、スプールのナロー(幅狭)化って良いことばかりじゃないか」

 

と思われるかもしれませんが、もちろんデメリットも存在します。

 

 

分かりやすいデメリットをあげれば、ロングキャストをするとスプール軸が細くなってしまうこと。

 

 

細くなるということはスプールが小径化するということです。

 

 

小径化することによってスプール一回転あたりのラインの放出量が低下し、飛距離をスポイルする要因の一つになってしまいます。

(「いや20メタニウムとか十分飛ぶし」と言う意見もあると思いますが、それについては事項で触れています。)

 

 

そして、当然、リーリング時も巻きとり量が低下してしまいます。

 

 

つまり、ロングキャストした先と手前では同じスピードでハンドルを回転させていても、ルアーの泳ぐスピード変化が大きくなってしまうということです。

 

 

ですが24SLXは割とそのあたりの設定が絶妙で、デメリットを消してくれてるところがあるんですね。

 

 

そのあたりについては事項で深堀して説明します。

 

 

この項では、「遂にこの価格帯のベイトリールにもMGLスプールが搭載された!」と言うこと感じてもらえればと思います。

 

φ32mmスプールとラインキャパ

24SLXのスプール径はφ32mmになっています。

 

で、ラインキャパが12lb‐100m。

 

 

個人的にはこのスプール径とラインキャパが、良い感じに絶妙なところをついているんじゃないかと期待してます。

 

 

このスプール径とラインキャパは、おそらくシマノでは唯一になるんじゃないですかね。

(間違ってたらスミマセン)

 

 

例えば20メタニウムのスプール径はφ34mmで、ラインキャパは同じ12lb‐100mです。

 

 

24SLXはこれに比べて2mm小径で、同じラインキャパです。

 

 

小径である分、ロングキャストの飛距離は劣りますが、逆に近・中距離キャストは20メタニウムに肉薄した性能になるんじゃないかと思うんですよね。

 

 

で、同じラインキャパでしょ?

 

 

つまり20メタニウムと同じシチュエーションで使用も考えられるんですね。

 

 

MGLスプールを搭載してスプールが小径化されて、近・中距離キャストに関しては20メタニウムとけっこう肉薄したキャストフィールを得られるんじゃないかと思うんです。

 

 

そして近・中距離用に割り切れば、前項でお話したロングキャストした時の悪影響を受けにくくなります。

 

 

そういう意味で案外絶妙な設定になっていて、価格帯も考えれば十分に上位機種を喰うんじゃないかと僕は思うのです。

 

と言うか、期待しているのです。

 

 

だって、

近・中距離キャストに割り切れば実売2万円を切る価格で20メタニウム並みの性能。

なんて言えばとっても嬉しいですもんね^^

 

 

実際にMGLスプールⅢを使ってて感じているのですが、個人的にはナロースプールは近・中距離キャストにかなり向いているスプールだと思うんですよね。

 

 

今お話したように、近・中距離キャストならばデメリットの影響を受けにくいです。

 

 

それでいて軽量・低慣性。

 

 

スパっとキャストして、キュッとキレの良いブレーキ。

 

 

それを繰り返すようなマシンガンキャストに向いているんじゃないかと思います。

 

 

ただね、MGLスプールⅢ、

実際にキャストしてみると、飛距離も伸びるんですよ^^

 

 

僕が初めてMGLスプールⅢを使ったのは21カルカッタコンクエスト100HGだったと思うのですが、

ロングキャストが比較的苦手な丸形ベイトリールであっても、終盤の伸びの良さに驚いたことを記憶してます。

 

 

「着水する」と思ったところからさらに一伸び、みたいな感じ。

 

 

コレは搭載されているブレーキと相性が良いのかなって思ってます。

 

 

ですから、

 

近・中距離キャストが得意と言っても、ロングキャストが苦手と言うワケではない。

むしろ飛距離は伸びる。

 

と言うのがMGLスプールⅢなのです。

 

SVSインフィニティ

遂にこの価格帯でもSVSインフィニティが使えるようになりましたね!

 

 

コレはビッグニュースだと僕は思ってます^^

 

 

SVSインフィニティはご存じ、調整が面倒だった遠心力ブレーキを、外部ダイヤルで調整できる様になったシマノを代表するブレーキシステムです。

 

 

僕的には正直DCよりコッチの方が好きです^^

 

 

よくダイワのマグネットブレーキと比較されますが、個人的には、

 

  • マグネットブレーキ:トラブルレス、初心者でも扱いやすい。
  • 遠心力ブレーキ:飛距離が出やすい、使い手のスキルの影響を受けやすい。

 

ザックリと言ってしまうとこんな印象を持っています。

 

 

ちょっと言い換えれば、

「遠心力ブレーキの方がオモシロい」

とも言えますね。

 

 

もちろん、マグネットブレーキはベテランには物足りないとか、遠心力ブレーキは初心者には扱えないとか、そういう意味ではありませんので悪しからず。

 

 

で、遂にSLXにも最新型のSVSインフィニティが搭載されるようになりました。

 

 

SVSってこれまで結構進化してきているんですよね。

 

 

遠心力ブレーキってブレーキシューが直接的に接触して、回転数に応じて強くかかったり弱くかかったりすると言う、シンプルなブレーキです。

 

 

ただ調整がめんどくさかった。

 

ベイトリールのサイドカップを開いてブレーキシューを入れ替えて…、みたいな。

 

 

それを使いやすくしたのがSVS。

 

 

それでもサイドカップの開閉は必要だったのですが、外部ダイヤルで調整できるようになったのがSVSインフィニティです。

 

 

そのSVSインフィニティもすでに何代かの進化を遂げて、使いやすさと共に性能もグレードアップして現在のモデルになっています。

 

 

現時点でのアナログブレーキでは、一番飛距離が出るブレーキシステムなんじゃないかと思います。

(ロングキャスト特化のスティーズHLCを除いて)

 

 

そんなブレーキシステムが遂に本体価格21,000円(税別)のベイトリールに搭載されるワケです。

 

 

おそらく店頭価格は20,000円を切ってくると思います。

 

 

そらビッグニュースです^^

 

 

きっとビギナーにもベテランにも満足出来る仕上がりになっていると、僕は期待しています。

 

 

特にボートで何本もタックルを持ちたい人なんて、めっちゃありがたいんじゃないですかね。

 

【24SLX】ただ一つ、剛性感の懸念が残るが…

発売前の現段階で、個人的に気になるのが剛性感。

 

 

僕の中では剛性感と言うのは、

 

使い心地を左右する最も重要なポイントの一つ。

 

くらいに思ってます。

 

 

いくらキャスト性能が良くても軟弱なベイトリールは使ってても気持ちよくありません。

 

 

太いラインを巻いて豪快に使いたいベイトリールの本質は、やはり質実剛健だと思うのですよ。

 

 

ただこればっかりは使ってみないと分かりませんし、使い方によって満足感は変わります。

 

 

ただね、僕の個人的な印象を言わせてもらうと、シマノは昔から低価格帯のリールであってもカッチリ感は感じられました。

 

 

それはベイトリールであってもスピニングリールであっても。

 

 

なんて言うか、エントリークラスのリールであっても使い心地が良いというか、高級感があったんですよね。

 

 

そこにはやはり、カッチリとした剛性感があったと思うのですよ。

 

 

最近は割とどんなベイトリールでもカッチリ感はありますが、剛性の低いリールってオモチャ感と言うか、なんかカチャカチャと安っぽさを感じるんですよね。

 

 

けれどもシマノはエントリークラスのスコーピオンとかでも、しっかりとした剛性感で心地いい巻き心地で感じられたんですよね。

 

 

赤メタ時代の下位機種のスコーピオンでも、カッチリとした感触があったのを記憶してます。

 

 

ですからその辺りは、「シマノなら間違いないやろ」と勝手に期待しております^^

 

 

ホームページを見る限りでは、シマノの高剛性テクノロジーであるHAGANEボディが採用されています。

 

出典:シマノ

 

特徴として高剛性も謡っているわけですから、パワーゲームにも対応できることを期待してじっくり待ちましょう^^

 

24SLX【1stインプレ】3つの魅力と1つの懸念【まとめ】

当記事では2024年発売予定のシマノ24SLXの使用前インプレッションをお伝えしてきました。

 

 

それでは今回お伝えしたことをまとめますね。

 

 

僕が24SLXに感じている魅力は以下の3つ。

 

  • MGLスプールⅢ
  • φ32mmスプールとラインキャパ
  • SVSインフィニティ

 

 

最新のテクノロジーを纏いつつも、割と他にない絶妙な設定になっていて、僕的には軽量ルアーの使い心地や近・中距離キャストに関しては20メタニウムにも負けないんじゃないかと期待しています。

 

 

ただ一つ、懸念は剛性感。

 

 

剛性感は使い心地を左右します。

 

 

シマノのHAGANEボディなら問題ないとは思いますが、こればっかりは使ってみないとなんとも分かりません。

 

 

「価格帯が低いから剛性感くらいは仕方がない」と言われればそれまでですが、それでも僕は勝手にシマノさんに期待してます^^

 

 

こうやって記事に書いてたらますます欲しくなってきました^^

 

 

現時点で発売未定とのことですが、出来れば夏前に発売してくれないかな~って思ってます。

 

 

購入したらまた色々なインプレッションを書きますので、良かったらまたご覧になってください。

 

 

その時はコチラの記事でもアナウンスしますね^^

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