今期、ベイトフィネスからライトルアー用のベイトリールの導入を考えていたんですね。
具体的には、3~10g、タマにMAX14g程度のプラグを使用、そしてある程度飛距離を稼ぎたいな~って。
- 5g以上のルアーなら21アルファスSVTW、もしくはアルデバランMGLでもいい。
- けど、3gのフローティングミノーをストレスなくキャストしたい。
- そう考えたら、やはりベイトフィネスマシンは必要かな。
そんな感じでベイトリールを検討していました。
そこで登場したのが、6年ぶりにモデルチェンジをした22アルデバランBFS。
期待感MAXでシマノのホームページを喰い入るように見てたんですね。
そこで出た結論、
僕はベイトフィネス用途では、22アルデバランBFSの購入しない。
まあ、いろいろと思うこともあったし、新たに気が付くこともあったワケなのです。
そこで当記事では、
22アルデバランBFSのインプレッションをお伝えするとともに僕が購入をヤメた理由
をお伝えいたします。
最初に言っておきますが、22アルデバランBFSの購入を考えている人は特に「僕が購入をヤメた理由」は絶対に知っておいたほう良いです。
ちゃんと理解しておかないと、ヘタをすると買って後悔するかもしれません。
もちろん、性能的な問題があるワケではないです。
ですが正直、「これまでのシマノのBFSとは別モノ」と考えたほうが良いかな。
と思ったからなんですね。
では詳しくお伝えしますね。
目次
【22アルデバランBFSインプレッション】僕が購入をヤメた理由
僕が22アルデバランBFSの購入を検討してヤメた理由を一言で言いますと、
ベイトフィネスに特化し過ぎているから。
今回の22アルデバランBFSはベイトフィネス性能は間違いなく、過去のシマノ史上最高だと思います。
MGLスプールⅢを採用し、スプール径をΦ29mmまで小径化しています。
なんせメーカーが、
1gのクラスの超軽量ルアーも、水面ギリギリを這うような弾道でストラクチャーの奥の奥へと送り込むことが出来ます。
出典:シマノ
とまで謳っているのです。
僕も実際にスプール径Φ28mmである20アルファスAIRTWを使っています。
使っていて正直な気持ちを言ってしまうと、
「ベイトフィネスが新たな新境地に突入した。」
そう言っても過言ではないくらい、超軽量ルアーのキャスタビリティは上がっています。
けれど、絶対に見逃しちゃいけないのが、
スプールの小径化によるルアーのキャスタビリティの変化。
いい部分もありますが、犠牲にしてスポイルされている部分もあると言うことです。
具体的にどういうことかと言いますと、
「スプールが小径だと軽いルアーは投げやすいけど、重いルアーの飛距離は落ちる」
と言うこと。
コレはいかんともしがたい物理的な現象であり、いくら性能や機能だけでは避けられない現象です。
つまり、軽いルアーの投げやすさと重めのルアーの飛距離は、基本的にトレードオフの関係にあるということです。
- 軽いルアーが投げやすければ、重いルアーの飛距離は落ちる
- 重いルアーの飛距離が出しやすければ、軽いルアーは投げにくい
性能や機能で差が埋まったとしても、この関係性は物理的に避けられないのですね。
ですから必要以上の小径化は、少し重めのルアーのキャスタビリティを下げてしまう結果に繋がると言うことです。
僕の20アルファスAIRTWの経験から言わせて貰うと、やっぱり7gを超えてくると飛距離が伸びない印象があります。
スプーンの様な空気抵抗の少ないルアーでは、5gくらいでも唸り感はありました。
個体差によるモノもあるのかも知れませんが、飛距離を出したいと思ったときに「思ったより伸びない」と感じ時ることは少なからずありました。
もちろん、全然使えないレベルではありません。
むしろ近距離キャストと言う意味では全くストレスはありません。
けれど、少し重めのルアーをフルキャストしてここ一番で飛距離を稼ぎたいとき、
ここまでスプール径が小径になるとストレスになる場面が必ず出てきます。
言ってしまえば22アルデバランBFSは、
超軽量ルアーのキャスタビリティと引き換えに、軽量ルアーの近距離専用マシンとなった。
と言う事なのです。
上記にもお伝えした、
「ベイトフィネスに特化し過ぎているから」
と言うのはこう言うことです。
そう思うと22アルデバランBFSは僕の使用用途である、
「3gのフローティングミノーが投げれて、5~10g、MAX14g程度のプラグもある程度飛距離を出したい」
と言う用途には不向きかな、と思ったワケなのです。
その代わりに5g以下と言った超軽量ルアーは、かなり投げやすくなっているハズです。
以下はアルファスのスプールですが、Φ32mmとΦ28mmではコレだけ違うんですね。
22アルデバランBFSの購入を考えているなら注意した方が良いポイント
コレから22アルデバランBFSの購入を考えているなら、以下の2点は必ず考慮して検討した方が良いです。
- 実際に何gのルアーをキャストしたいのか
- 小径スプールのデメリットは理解しているのか
購入前に一度、この2点は考えてみた方が良いです。
詳しく説明しますね。
実際に何gのルアーをキャストしたいのか
単純にベイトフィネスをやると言っても、実際にあなた自身が「何gのルアーをキャストしたいのか」と言うことは把握してから購入した方がいいです。
なぜなら先ほどもお伝えした様に、22アルデバランBFSは超軽量ルアーのキャスタビリティが上がったと同時に、少し重めのルアーのキャスタビリティを犠牲にしているからです。
実際ベイトフィネスをやる人って、1.8g、もしくは0.9gのシンカーを使ったネコリグやジグヘッドリグとかが多いんじゃないでしょうか。
ワームに自重って意外とありますからね。
ワーム単体でも3~5gくらいフツウにあります。
4インチに満たないこんなワームでも3gあります。
そこにシンカーをプラスすると、トータル重量は4~7gくらいの重量になっちゃうんですね。
そう考えると、従来のスプール径Φ32mmクラスのベイトフィネスマシンであっても、十分にストレスなくキャストすることは出来るのです。
確かに超小径スプールは、3~5g程度のルアーもコレまで以上に快適にキャストできるようにはなりました。
けれどその分、5~7g程度のルアーの飛距離も犠牲になってしまっているワケなのです。
そう考えるともしあなたが現在使っているベイトフィネスリールでストレスなく使えているのなら、
それはあなたの使用用途に合っていると言うことです。
つまり、買い替えまでする必要はないと言うことなんですね。
小径スプールのデメリットは考慮しているのか
小径スプールは投げやすさと引き換えに、デメリットも必ず存在します。
- 飛距離が出ない
- 糸クセがつきやすい
- パワーが減る
と言ったデメリットはどうしても存在します。
「飛距離が出ない」に関しましては、上記でお伝えした通りですね。
上記のデメリットは物理的な現象なので、タックルの進化である程度解消されたとしても、どこまでもついて回る問題です。
特に糸クセのつきやすさは中々厄介な問題です。
なぜなら、軽量ルアーを扱うベイトフィネスに置いて、強い糸クセはルアーの操作性に強い影響を与えてしまうからです。
実際ナイロンラインでも巻きっぱなしにしていると、このくらい強いクセがついてしまいます。
20アルファスAIR TWに巻いたナイロンラインです。
GT- Rのピンクをリーダーとして使用し、スプールに巻き込んで留めておいたものです。
GT- Rのピンクはしなやかさがウリのナイロンラインでもあります。
巻いてからそれなりに時間は経っていますが、それでもコレだけ糸クセがついちゃうんですね。
もちろん、扱いによって糸クセがついちゃうのはどんなベイトリールでも一緒です。
けれど、小径であればあるほど糸クセはつきやすく、ルアーが軽ければ軽いほど糸クセの影響を受けやすいです。
実際に僕は以前、渓流ベイトでナイロンラインを使用していた時、着水後の糸クセによる微妙なラインの膨らみに手こずったことがあります。
渓流ベイトは基本的に超近距離戦で、流れの中で使用します。
ですから着水直後から待ったナシでルアーが流され始め、勝負が始まります。
で、着水サミングをした後に、スプールから少し指を離した瞬間に糸クセによってラインがスプール1~2回転程膨らんでしまうことがあったんですね。
コレだけで、1キャスト分のバイトチャンスを逃してしまいます。
僕は渓流ベイトではそれまでPEラインばかり使っていたので、勝手の違いや慣れ(あとウデの問題)もあったのですが、意外と厄介な現象でした。
僕は渓流ベイトで感じましたが、ライトリグを扱うブラックバスでも同じですよね。
ライトリグが糸クセで引っ張られてしまったり、ラインを張ろうにも糸クセによって張ることも出来ない。
そうなると思い通りのアクションがつけられなかったり、せっかくのバイトも逃してしまいます。
ですから、小径スプールの糸クセのつきやすさ、クセの強さはちゃんと理解して使った方が良いです。
特に22アルデバランBFSは、フロロカーボンライン専用となっています。
フロロカーボン専用なのはスプール強度の問題で、ナイロンラインの伸縮性がスプールを締め付けてしまい、最悪スプール破損に繋がるからです。
ですから基本的にシマノのベイトフィネスリールはフロロカーボン専用となっているんです。
※以前、それが気になってシマノさんに問い合わせたことがあります。
やはり破損の可能性によりフロロカーボン専用とのことでした。
もし機会があれば、22アルデバランBFS以外のBFSリールのスペックを覗いてみて下さい。
糸巻き量のところの記載がフロロカーボンラインのみになっているハズです。
出典:シマノ
例えばこのスペック表はカルカッタコンクエストBFSのモノですが、糸巻き量がフロロしか記載がありませんよね。
コレが気になって問い合わせたことがあるのです。
で、フロロカーボンラインは、特に糸クセがつきやすいラインであることは周知の事実です。
ですから、ナイロンライン以上に糸クセには注意する必要が出てきます。
例えば使用する前に数m引き出し、手で引っ張って糸クセを伸ばしておいたり、
最初の数投をクランクベイトなどの引き抵抗の大きなルアーを投げておく。
と言う糸クセ低減策を実施するのも効果的です。
あと、あまり安いラインでは無く、出来るだけしなやかさをウリにしている品質の高いラインを使うことをオススメします。
余談ですが、何処かの記事にも書きましたが僕は正直、
「シマノはΦ30mm以下の超小径スプールは出してこない」
と思ったんですね。
なぜなら、基本的にシマノのベイトフィネスリールはフロロカーボン専用を謡っているから、糸クセ問題が大きな障壁となると思ったからです。
けれど、出して来ましたね。
20アルファスAIR TWが売れている影響なのか、ニッチなところを徹底的に潰しにきているのか。
いずれにせよ、糸クセのつきやすいライン専用で、糸クセのつきやすいスプールを使用する事には違いがありません。
ですから使用するあなた自身が、きちんと理解して使う必要があるという事です。
あと小径スプールのデメリットとして、パワーが減少するという事も頭に入れておいた方がいいです。
スプール径が小さくなると言うことは、スプール1回転あたりの巻き取り量が減ってしまうという事です。
巻き取り量が減ってしまえば、それを補うためにはギア比を上げてやらなければなりません。
ギア比を上げれば、必然的にパワーは減少します。
出典:シマノ 22アルデバランBFSスペック表
実際にXGクラスでギア比は8.9まで上がっています。
8.9って相当なものです。
ルアーによっては巻き重りが無いとは言えないギア比です。
ただもしかしたら、ライトリグ中心ならそれほど気にする必要もないかも知れません。
けれど不意の大物に慌てたり思わぬ巻き重りにストレスを感じない様、「パワーが減少する」と言うことは事前に知っておいた方が良いです。
※「パワーが減少する」ということについて興味深いご指摘がありました。
詳しくはコメント欄を御覧ください。
22アルデバランBFSの購入を考えているなら以上の、
- 実際に何gのルアーをキャストしたいのか
- 小径スプールのデメリットは考慮しているのか
この2点はちゃんと理解しておいた方が絶対に良いです。
理解しないとあなたの使用用途から合わず、思わぬ使い辛さを招いてしまうかもしれません。
ベイトフィネスリールの使い分け
これからはベイトフィネスリールもキッチリ使い分ける必要が出てきましたね。
2020年に20スティーズAIR TWや20アルファスAIR TWと言った超小径スプールのベイトリールが登場し、
今年2022年に22アルデバランBFSの登場したことで、遂にベイトフィネスも新たな境地に突入したと感じています。
つまり一言にベイトフィネスと言っても、細分化しちゃんと使い分けて使用しないとイケなくなっちゃったと言う事です。
どちらかと言えばコレまでは、「ベイトフィネスリール」と一括りに出来ました。
けれど今後は同じベイトフィネス用のリールであっても特性をちゃんと理解し、使い分けないと使い難くなってしまいます。
コレまで出来ないことが出来る様になって嬉しい事でもあるのですが、
メーカーの策略にハマっちゃってると言うか、悩みのタネが増えたと言うか^^;
まあ、道具選びの楽しみが増えたと思っときましょうか^^
そこで、僕的にベイトフィネスリールの使い分けを考えてみました。
具体的には、
- 2~5gの超々軽量ルアー用
- 3~7gの超軽量ルアー用
同じベイトフィネスマシでも、こんな使い分けが出来ちゃいます。
使い分けのイメージはこんな感じ。
- 3~7g用:スプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン
- 2~5g用:スプール径Φ30mm未満のベイトフィネスマシン
「ベイトフィネス用リール」で合っても、出来ればこの2種類は使い分けを考えた方が良いと僕は思います。
スプール径Φ32mmなのかΦ32mm未満なのか。
ココがポイントです。
具体例を挙げるなら、
- 近距離キャストオンリー、5g以下オンリーのベイトフィネス専用で使う
- 1g台のルアーも投げたい
と言うのなら、「2~5g用:スプール径Φ30mm未満のベイトフィネスマシン」を使えば極上のキャストフィールを味わえると思います。
- ベイトフィネスと言っても意外と4g以上のルアーの使用が多いぞ
- ここぞってところで飛距離は稼ぎたい
と言うのなら、「3~7g用:スプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン」の方が快適に扱えると思います。
まあ、実際のところ「3~7g用:スプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン」でほとんど賄えてしまうんですけどね。
ちょっと言い換えると、
- ボートで使用するならスプール径Φ30mm未満のベイトフィネスマシン
- オカッパリメインならスプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン
- 極軽量ルアーを使用するのか
- 飛距離を稼ぎたいのか
こんな使い分けも良いと思います。
まあいずれにせよこれからは一言にベイトフィネスリールと言っても、特性やスプール径はしっかり確認し使い分けた方が良いと僕は感じました。
ベイトリールのスプール径は超重要ですしね。
ただちょっと懸念なのが、このままベイトフィネス競争が過熱して行って、ベイトフィネスリールが超小径スプールのみになってしまわないかと言うこと。
ベイトフィネスと言っても「シンカー+ワーム」だとそれなりに重量はあるし、小径化にもデメリットはあるワケです。
「使用ルアーの重量に合ったスプール径」と言うのはベイトリール選びの基本であり、絶対に外すことが出来ない必須要素です。
「超小径スプール一択」と言う選択肢にならないことを祈ってます。
22アルデバランBFS【インプレ】買おうと思ってヤメた理由【まとめ】
さて今回は、
- 22アルデバランBFSインプレッション
- 僕が22アルデバランBFSの購入をヤメた理由
- ベイトフィネスリールの使い分け
と言うテーマでお伝えしました。
それぞれの結論をまとめますと、
- 22アルデバランBFSは超軽量ルアーに特化したベイトリール
- 3~10gのルアーを使用し、ある程度飛距離が欲しいから
- ベイトフィネスと一言に言ってもスプール径は使い分けた方が良い
こんな感じですね。
22アルデバランBFSは1g台のルアーも投げることが出来る超軽量ルアーに特化したベイトリールですけど、超小径スプールには
- 重めのルアーの飛距離低下
- 糸クセがつきやすい
- 巻き取りパワーが減少する
と言ったデメリットも理解しておいた方が良いです。
ベイトフィネスと一言に言っても、「0.9g、1.8gのシンカー+ワーム」と言う組み合わせなら3~5g以上と意外と重量はあります。
ですから、
- 3g以下のルアーなんてほとんど使わないよ
- ほとんどが5g以上だよ
- おれはオカッパリがメイン
と言う方はスプール径Φ32mmの16アルデバランBFSを選んだ方が使いやすいと思います。
- スプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン
- スプール径Φ30mm未満のベイトフィネスマシン
同じベイトフィネスリールであってもこの2種類は使い分けた方が良いです。
使い分けの具体的なイメージはこんな感じ。
- 3~7g用:スプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン
- 2~5g用:スプール径Φ30mm未満のベイトフィネスマシン
- ボートで使用するならスプール径Φ30mm未満のベイトフィネスマシン
- オカッパリメインならスプール径Φ32mm系ベイトフィネスマシン
- 極軽量ルアーを使用するのか
- 飛距離を稼ぎたいのか
22アルデバランBFSのインプレッションと共に、今回お伝えしたかったことはこんな感じです。
ベイトフィネスリールも軽量ルアー競争が過熱してきた感じがします。
逆に言えば使用用途に合わないリールを選んでしまうと使いにくくなってしまうワケですが、
まあ、ココは道具選びを楽しみましょう^^
ベイトフィネスに特化するのなら、22アルデバランBFSは間違いなく極上のキャストフィールを味わえるでしょう^^
いつも興味深く拝見させていただいております。管理人様の深い経験と理論に基づいた内容について参考にさせていただいております。
ただ、少し気になる点についてお伝えしたく、メールさせていただきます。
ハンドル長及びギア比が同じであれば、テコの原理により、支点(スプールシャフト)に近いほど巻取りパワーが大きいので、スプールが小径の方が巻取りパワーが大きくなります。
人気のあるブログでありますので、誤解される方もおられると思いましたのでメールさせていただきました。
コメントありがとうございます。
確かに、おっしゃるとおり、スプール径が大きくなればラインが引き出される側の力のモーメントが大きくなり、ギア比とハンドル長が同じならスプール径が小さいほど巻き取りパワーは上がりますね。
単純な「ギア比」だけで巻取りパワーの大小を決めるのは浅はかでした。
ご指摘ありがとうございます。
ギア比の伝達効率もありますので単純に巻取り長さが同じなら巻取りパワーは、
スプール径が小さくギア比が高い = スプール径が大きくギア比が低い
とはならないかもですが、ギア比とハンドル長だけでは巻取りパワーは決められませんね。
個人的な経験談を語らせてもらえば、スプール径が上がってギア比が下がったほうが巻き取りは軽くなったと感じたことはあります。
ただ、リールの剛性などでも巻取りパワーは全く違ってきますから、単純比較は出来ませんが。
総じてスプール径が大きいほうがパワー型のベイトリールが多いですし。
「全く同じベイトリール、全く同じでギア比で、スプール径だけ違う」
と言うベイトリールで試してみたいですね。
そんなベイトリールはないと思いますが、カルカッタコンクエストなら100と200で近い検証ができるかもしれません。
機会があれば確認してみますね。
ご指摘ありがとうございました。
ベイトリールは、スピニングリールと比較して、パーツの違いによるあらゆる使用感が大きく変わるため、自分が求める性能を持つリールを選択すること、自分が求める性能にチューンすることは、中々難しいですよね。
そこが楽しいとも言えますけどね。
いつもブログ更新を楽しみにしております。
ベイトリール道についての情報、いつもありがとうございます
そうなんですよね、ベイトリールの使用感、操っている感、ダイレクト感、道具との一体感、また、道具選びが最高に楽しくて気持ち良いんですよね。
いつも訪問してくださりありがとうございます。
僕も自分で体感し感じたことを、経験を元に自分なりに噛み砕いて発信しております。
ですのでどうしてもタマに間違った理解に気が付かないことがあります。
GⅡスプーンさんの様にご指摘頂けると助かります(^^)
この度はありがとうございました。
今後ともベイトリール大百科をよろしくお願いいたします。
22アルデバラン購入しましたが普通に7グラム前後のプラグも扱えます
めちゃくちゃ飛びますし近距離専用なんてことはありません
リールというよりはロッドのテパー・硬さが大きく関係してくると思います
MGLⅢは従来の穴だらけの軽量スプールとは異なるもの
耐久性や低慣性も向上していると実感しています
パワーは大物をまだ釣り上げておらずわかりませんが普通に大丈夫でしょう
ギヤ比は好みでいいと思います
私は極軽量から7gまでとても快適に使用できており満足しています
記事を読んでくださりありがとうございます。
貴重なインプレッション、助かります。
確かに、超軽量ルアーから7gくらいまでのスペシャリストって感じがします。
例えば同じ性能、機構でφ32mmスプールだったら、7g前後のルアーはもっと快適に扱えると思います。
けれどその代わり、超軽量ルアーの軍配はΦ29mmスプールに挙がる。
そんなイメージですかね。
miccheruさんのおっしゃる通り、快適にルアーをキャストするにはロッドも含めたタックルバランスは超重要です。
この度は貴重なインプレッション、ありがとうございました。