今回はベイトリールのメンテナンスに必要な工具と必要なモノについてお伝えしたいと思います。
ベイトリールってコチラでもお伝えしたように、スプールとハンドルの回転の向きが同じなので、構造がとてもシンプルに出来ています。
なので、結構自分でもバラバラに分解してメンテナンス出来てしまいます。
※とは言え、自己責任でお願いしますね^^;
スピニングリールは分解してまでのメンテナンスはさすがに気が引けてしまいますが、ベイトリールって分解した順番に並べていって、順番に組んでいけば結構フツウに何とかなっちゃいます。
ただ、やはり分解してメンテナンスをするに至っては、やはり工具はしっかりと揃えてから行うべきです。
そこでまずは今回はベイトリールの分解メンテナンスに必要な工具についてお伝えします。
目次
ベイトリールのメンテナンス(オーバーホール的)に必要な工具8選
ベイトリールを分解してメンテナンスするには、とりあえず次の8つの工具は揃えてから行った方が良いです。
1.精密ドライバー
まず必須なのが精密ドライバー。
♯00、♯0、♯1の3種類をプラスとマイナスで6本は用意しておいた方が良いです。
ドライバーは特にブランドにこだわる必要まではありませんが、工具は出来る限りいいモノをそろえていた方が良いです。
こう言ったドライバーは100円ショップにもホームセンターにもいくらでもありますが、ドライバーの耐久性や精度はやはり「それなり」だったりします。
工具の精度が悪いと本体を傷つける事にもなりますので、ノーブランドのモノよりかは多少は知られたブランドを使った方がいいかなと思います。
クルマの整備士をやっている友人なんかはスナップオンと言うブランドの、1本4000~5000円もする様なドライバーとか使っています。
リールのメンテナンスにそれほどのモノも必要ないとは思いますが、それ程数をそろえる訳でもありませんので、「多少は良いモノ」を使う様にした方が良いです^^
2.メガネレンチ
ベイトリールを分解するのにメガネレンチも外せません。
出来ればスパナよりメガネの方が力が、分散されますのでボルトに優しいのでオススメです。
サイズは10mmと12mmがあればほぼほぼカバーできると思います。
メガネレンチに関してもやはり「多少は良いモノ」を使った方が良いです。
僕としてはコチラのブランドとか結構お値打ちで好んで使ってします。
高級ブランドという訳ではありませんが、趣味レベルで扱うなら十分だと思います。
僕も趣味でクルマやバイクをいじくったりしますが、このブランドの工具は多く使っています。
整備士などの本職レベルの人たちには物足りないかも知れませんが、趣味レベルなら十分ですし、100円均一やホームセンターの安いノーブランド品を買うより10倍は信頼できると思います。
ドライバー6本、メガネレンチ2本、以上の8選がベイトリールのメンテナンスに必要な工具です。
おまけ あったら何かと役に立つ工具
メンテナンスに必ずしも必要、という訳ではありませんが、あった方が良いアイテムも紹介しておきます。
ピンセット
先っぽが尖がっているやつですね。
細かい部品やネジををつまむときや、小さいワッシャーとかが変な隙間に入り込んだときに重宝します。
ラジオペンチ
先が尖がっているペンチです。
出番は少ないかも知れせんが、持っているとそれなりに使う場面は出てきます。
尖がり系が多いですが、ベイトリールは細かいパーツがたくさんありますので、「小さな部品をつまめる」と言うのは作業性に大きく影響します。
工具選びの要注意点
先ほども言いましたが、ドライバー1本何千円もする様なモノは必要ありませんが、工具は出来れば「そこそこいいモノ」を使った方が良いです。
趣味で使う程度なら「そこそこいいモノ」で揃えてもそれほど値段はかからないと思います。
大切なリールを痛めてしまう前に、工具にも多少はお金を使っておきましょう^^
そして、工具選びで何よりも重要なのは、「適正なサイズの工具を使用する」という事です。
クルマの整備士さんとか工具を扱うプロの方は、道具にはこだわりを持って使っています。
そして必ず、「適正なサイズの工具を使用する」と言うのは非常に気を使っている事です。
サイズの合わない工具を使用するとネジ、ボルト・ナットを痛めるだけでなく、本体にもダメージが及びかねません。
ですから、力を掛けて使うところでモンキーはもちろん、スパナさえも基本的にあまり使用しません。
ネジや本体を傷つけないように可能な限り、メガネレンチやボックスレンチを使用するのです。
あなたの大切なリールを痛めてしまわない様、リールを分解してメンテナンスする際には、「適正なサイズの工具を使用する」という事は頭に入れておいてくださいね^^