アブガルシアのベイトフィネスリール、REVO ALC-BF7。

2016年に発売後、Amazonでも四つ星評価になっていてなかなか高評価を得ているベイトフィネス用ベイトリールです。

さてさて、そんなREVO ALC-BF7を使っているSさんから、こんな質問が届きました。

<件名>

ベイトフィネスリールへのPEセッティング他について

<本文>

いつもブログを拝見しております。
参考になる記事ばかりでとても助かっております。

さて、標記の件についてお聞きしたいことがあります。

現在アブのrevo alc-bf7を純正スプール、モノフィラメントラインで10ポンド、レジットデザインワイルドサイドマルチピース6フィートのMLでおかっぱりで使用しており、以下の点について悩んでいます。

・軽量プラグ(4g程度のペンシルベイト)のキャストフィーリングについては満足いっているが、ラインキャパシティーが少ないため、5gヘビダンなどを遠投するとラインが出切ってしまい、狙ったポイントへライトリグを送り込めない。

・PEラインとアベイルマイクロキャストスプール(一番浅溝のもの)を導入し、ラインキャパを増やそうと考えているが、PEセッティングに伴うトラブルが非常に怖い。

上記の状況に対して、私は以下の選択を考えていますが、どちらがいいか、または何かいい案があればご教示いただきたいです。

また、PEセッティングとした時に、ラインは何がいいかもお勧めしていただけると助かります。

・上記のカスタムをするか、アルファスCTやスティーズCTを導入してナイロンライン12ポンド程度で使用するか迷っている。遠投し、かつ巻物での使用もするのでラインキャパは60mくらいは欲しい。

(モノフィラかPEかについては問わないが、出来るだけトラブルのないラインが望ましい。)

まずはメッセージを頂いたことに感謝すると共に、いつもベイトリール大百科を見て頂いてくれているという事で、本当にありがとうございます。

サイトへ訪問し読んでいただいている事が、僕にとって最大の励みになります。

 

さてさて、本題に入りますね。

 

ふむふむ、ベイトフィネスのラインセッティングに悩まれている様で。

 

僕としてはアブのREVO ALC-BF7と言うベイトリールは使用したことが無いので、あくまでも「自分がベイトフィネスをする場合にどうするか」と言う観点でお話させて頂きますね。

 

質問の要点としては、まずは以下の2点なのかなと思います。

 

  • ラインキャパが足りないからPEラインを使いたいけど、ベイトリールのPEラインの使用に不安がある。
  • アルファスCTやスティーズCTを購入しようか迷っている。

 

あくまでも僕の見解になりますが、とりあえず結論からお答えさせて頂きますと、

 

  1. まずはREVO ALC-BF7純正スプールのままPEラインを使用してみる。
  2. 使用感を確認して、PEラインの使用に問題なければそのまま使用する。
  3. やっぱりPEラインは使いにくければ、アルファスCTやスティーズCTを購入する。

 

Sさんの使用状況からイメージすると、3のCTシリーズを使用するのがベストだと思いますが、いきなり新たにベイトリールを購入する前にこんな感じでやってみれば、ムダな支出も少なく感触を確認できるんじゃないかと思います。

 

それじゃ順に説明しますね。

1.まずはREVO ALC-BF7純正スプールのままPEラインを使用してみる

・PEラインとアベイルマイクロキャストスプール(一番浅溝のもの)を導入し、ラインキャパを増やそうと考えているが、PEセッティングに伴うトラブルが非常に怖い。

 

とのことですが、ラインキャパを増やす目的としてPEラインを使用するのは、「アリ」だと思います。

 

僕もモノフィラメントラインに比べると同じ強さなら、ラインがたくさん巻けるところにPEラインのメリットを感じています。

 

ただ、REVO ALC-BF7の純正スプールでもPEラインはそれなりに巻けますので、アベイルのマイクロキャストスプールを購入する前に、まずは純正スプールでやってみてはどうでしょうか?

 

糸巻量として60mは欲しいとのことでが、REVO ALC-BF7ならPEライン1号で約80mは巻く事が出来ます。

 

※ナイロンライン↔PEラインの糸巻き量の換算は、コチラのサイトで確認できます。

糸巻き量換算ツール

 

アベイルのマイクロキャストスプールを購入する前に、まずは純正スプールで感触を確認してみてからでも全然遅くは無いと思います。

 

REVO ALC-BF7は使ったことはありませんが、評判を見るからにREVO ALC-BF7の純正スプールも十分に優秀ですので、まずは純正スプールでやってみる事をオススメします。

 

マイクロキャストスプールも非常に優秀なスプールですが、買ってから「なんか違う」となると、さすがにちょっともったいないかなと。

2.使用感を確認して、PEラインの問題なければそのまま使用する

「PEセッティングに伴うトラブルが非常に怖い。」とのことでしたので、「あまりベイトリールでのPEライン経験はない」という事を前提でお話しますね。

 

ベイトリールのPEラインの使用は、正直、「慣れ」と言う部分が大きいですが、キャスティングにおいて注意すべき事があるとしたら、まずは初速を上げ過ぎないこと。

 

バスフィッシングでよくやる様な「ビシっ」というシャープなキャストだと、慣れていないうちはバックラッシュしやすいと思います。

 

慣れないうちは初速を押さえて、力まずに大振りのキャストで、ストロークを長めにとってやればトラブルを回避しやすいです。

【ベイトリール PEライン キャスティング】飛距離を犠牲にせずにトラブルを回避する”2つ”の方法

 

まあ、Sさんはベイトリールの扱いには長けていそうなので、ちょっとやればすぐに慣れると思いますが^^

 

あ、リーダーは必須ですよ!

ベイトリールだから実現可能 PEラインが最も活きるリーダーの絶妙なバランス

 

もう一つ、ベイトリールでPEラインを扱うにあたって、注意して貰いたいことがあります。

 

キャストに関しては慣れで何とかなったとしても、ナイロンやフロロカーボンと言ったモノフィラメントラインとは使用感が大きく違います。

 

ベイトリールでのPEラインの使用に関してはコチラにも書いていますが、とりあえず使用感に関しては次の2点を考慮しておいた方が良いです。

 

  • たるんだときの感度がゼロになる。
  • 風に激烈に弱い。(特にライトリグ使用時)

 

弛んだときの感度がゼロになる

PEラインはピンと張っている時の感度はもの凄く良いですが(あり過ぎなくらい)、たるんでいると感度ゼロです。

 

つまり感度に関しては、「0か100か」という事です。

 

ですのでラインがたるんでいるときは、ラインの動きでアタリを見極める必要があります。

 

ですからヘビーダウンショットの遠投なら良いのかも知れませんが、ライトリグを遠投して使いたい場合はちょっとやりにくいかも知れません。

 

風に激烈に弱い (特にライトリグ使用時)

PEラインは風にメチャクチャ弱いです。

 

ライン自体が軽く、風にすぐ流されてしまいます。

 

となると、ライトリグを使用している時は、場合によっては風が吹くとPEラインが流され、ルアーが意図せぬ動きをしてしまう事があります。

 

その場合ラインがたるみやすくなるので、アタリもモノフィラメントラインよりかなり取りにくくなってしまいます。

 

PEラインはライン自体の重量が軽いので軽量ルアーの”キャスト”には向いていますが、ナイロンやフロロカーボンと言ったモノフィラメントラインとは使用感が大きく変わってくることは考慮しておいた方が良いです。

 

オススメPEラインについて

オススメのPEラインがあれば教えて欲しいとのことですが、PEラインて人によって扱いやすい、扱いにくいがかなり分かれる様に感じています。

 

つまり、僕が「コレめっちゃ使いやすいよ!オススメ!」と言っても、ある人からすれば「なんだこれ、クソ使いにくい」という事もある訳です。

 

ですから特別「コレがオススメ!」と言うモノがある訳ではありませんが、ベイトリールでPEラインを扱う場合、次の条件のモノを使用してみるといいと思います。

 

  • 価格が高価過ぎない
  • ハリがある
  • 4本撚り

 

この3つが揃っているPEラインを購入して、あとは自分で感触を確かめていくのがベストだと思います。

 

ラインは消耗品なので、あまり高いラインを長く使うより、あまり安すぎるラインもどうかと思いますが「高級品でない」程度のラインをこまめに交換して使った方が良いと僕は思っています。

 

ましてや高級ラインを使っていてトラブルで一発アウトとか、目も当てられません。

 

「やっちまった!」となっても割り切れるラインの方が、思い切って使えます。

 

あと、やはりベイトリールでの使用となると、ラインに適度なハリがあった方が使いやすいです。

 

しなやかさがPEラインの特徴でもあるのですが、同時にベイトリールでの扱いにくさでもあるので、少しでもハリがあった方が扱いやすいです。

 

ベイトリールで扱うPEラインは、僕は4本撚りの方が良いと思います。

4本撚りは8本撚りに比べ1本1本の原糸に太さがあるので、ハリがでてきます。

 

更には原糸が太い事のよって、摩擦にも強いです。

※摩擦はあくまでも8本撚りに比べてと言うだけで、PEライン自体摩擦にはメチャクチャ弱いです。

 

何より4本撚りの方が安いですしね^^

 

僕も色々使っていますが、最近シーバスでよく使っているのがコチラです。

 

YGKよつあみ G-soul X4 アップグレード

 

シーバスだと1,5号から2.5号くらいを使っていますが、4グラムからくらいのベイトフィネスなら 0.8号くらいかな。

 

特に問題なく使えています。

 

もしくは今度使ってみたいラインがコレ。

 

DUEL ハードコア X4

 

両方とも

 

  • 高過ぎない
  • ハリがある
  • 4本撚り

 

と言う3つの条件は揃っていて、評判も悪くはないPEラインです。

 

価格的にはかなりお値打ちだと思いますが、よつあみ、DUELはラインメーカーとしてもメジャーどころです。

 

ただ結局使用感なんて、「使ってみなくちゃ分からない」です^^

 

信頼のできる釣り具メーカーではありますし、お試ししてみる価値は十分あるかと。

 

3.やっぱりPEラインは使いにくければ、アルファスCTやスティーズCTを購入する

お話を聞く限りSさんの使い方的には正直なところ、モノフィラメントラインを使ってアルファスCTやスティーズCTと言った、ダイワのCTシリーズが一番合っているんじゃないかと思います。

 

  • 使用ルアーの下限は4グラム程度
  • そこそこ太いラインは使いたい
  • それなりにラインキャパは確保したい

 

以上の条件でベイトリールを探しているのなら、ダイワのCTシリーズが最適なんじゃないかと思います。

 

CTシリーズの特徴の一つに、「太いラインで軽量ルアーがキャストできる」と言うのがあります。

 

スプールの強度も確保されていて、ベイトフィネスからビッグベイトまで扱える懐のふかさも魅力的ですよね。

 

この懐の深さはベイトフィネス専用機には無い魅力です。

19スティーズCT SV TWのインプレッション

 

REVO ALC-BF7でPEラインセッティング【まとめ】

冒頭でもお話しましたが、結論として、

 

  1. まずはREVO ALC-BF7純正スプールのままPEラインを使用してみる。
  2. 使用感を確認して、PEラインの使用に問題なければそのまま使用する。
  3. やっぱりPEラインは使いにくければ、アルファスCTやスティーズCTを購入する。

 

こんな回答でいかがでしょうか^^

また、Sさんには以下のメッセージも頂いております。

 

私が扱う1番軽いルアーが4g程度のペンシルベイトで、それ以上に軽いものは投げませんし、ルアー重量の下限としてはそのルアーがピッチング等でも快適にキャストできれば最高です。
かと言っておかっぱりと言うこともあり、ロッドの本数はヘビータックルと
ベイトフィネス〜ライトバーサタイルタックルの2本までにしたく、ライトバーサタイルタックルでは3/8oz程度のクランクベイトやスピナーベイトが
扱えるくらい遠投できるタックルを作りたいと思っています。

 

と言う事であるのなら、ダイワで言うとCTシリーズとノーマルのSVシリーズ、シマノで言うならメタニウム辺りの2機種が良いんじゃないかと思います。

 

アブシリーズは、スミマセン。ほとんど使ったことが無いモノでして、なんとも言えません^^;

 

最低使用ルアーウエイトが4グラムという事なら、カリッカリにチューンされたベイトフィネスリールまで使わなくてもいいと思います。

 

カリカリキリキリにフィネスチューンされたベイトリールって、どうしてもスプール強度とかラインキャパとか犠牲になっている部分が少なからずあります。

 

その辺りを補っているのがCTシリーズだと思うので、

「4グラム以上のルアーで、太めのラインをある程度の量を確保したい」

と言うのなら、CTシリーズは結構いいんじゃないかと思います。

 

もしくはSVシリーズの1016スプールなら10lbラインをハーフラインで60mくらい巻けるので、フィネス的にはCTに劣るかもしれませんが、そう言う使い方も悪くはないのかなと思います。

 

と、今回はこんな感じで僕の意見をまとめてみました。

 

また分からないことがありましたらいつでも言ってください^^

 

Sさん、メッセージありがとうございました!

 


管理人へのお問い合わせはコチラ!
管理人へ連絡する  
ベイトリールに関するどんな些細な事でも、「今更恥ずかしくて誰にも聞けない」なんて事でもオールOKです。
疑問に思ったことはいつでも言ってください^^


にほんブログ村 釣りブログ ベイトタックルへ
にほんブログ村 この記事が役立った!と思われたらクリックお願いします^^