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「ベイトリールでチニングをやりたいんだけど、おすすめのPEラインてあるかな?」

 

今回はこんな疑問にお答えします。

 

先日、チニングで使用するベイトリールについてご質問があったRさんから、PEラインについてのご質問がありましたのでお答えします。

 

チニング向きベイトリールについてはコチラ。

チニングに最適なベイトリールはどれだ!? ダイワ編

 

今回、Rさんからのご質問はコチラ。⇓⇓⇓

 

―ここから――――――――――――――――――――

お忙しいところありがとうございます。

 

ラインの号数と銘柄は何を使用されてますか?

 

調べたところハードコアx4や同じくデュエルのスーパーワイヤーの4本編みがいい見たいですね。

 

よろしくお願いします。
―ここまで――――――――――――――――――――

 

Rさん、メッセージありがとうございます!

 

質問はとしては以下の通り。

 

  • 僕が使っているPEラインの号数と銘柄
  • デュエルハードコアx4とスーパーワイヤーの4本編みはどうか?

 

ということですので、順にお答えしますね。

僕がチニング(ベイトリール)で使っているPEラインの銘柄と号数

まあ、色々と使ってきましたが、最近チニングというか、ライトソルト全般で僕が使っているPEラインはコチラです。

よつあみ スーパージグマンX4、4本よりPEラインの1号です。

 

このPEラインはシーバス、トラウトでも特に使い分けることなく使っています。

 

まあ、可もなく不可もなくといった感じですが、安いのでOKです。(笑)

 

安いPEラインでよく聞くいきなりプツプツ切れるみたいなトラブルや、ダマになってしまう、すぐに毛羽立ってしまう、というトラブルはとりあえず起こったことはありません。

 

と言うか、レビューとか見ているとタマにそう言うトラブル効くんですけど、僕はコレまで新品ラインを使っていきなりそんなトラブルとかって、起こったことが無いんですよね。

 

そう言うトラブルってラインのせいではなく、もしかしたらロッドガイドとかに傷が入っていたりするかもしれません。

 

ナイトゲームが多いソルトウォーターだと、ルアーが見えず、巻き過ぎてガイドにカツンと当たってしまうミスも起こりやすいです。

 

SICガイドってめっちゃ硬いんですけど、衝撃に対しては割れてしまうんです。

 

目立たないような僅かなヒビであっても、PEラインには致命的です。

 

僕もソルトデビュー間もないころ、「なんかラインがえらい毛羽立っているな」と思ったら、トップガイドにヒビが入っていたことがあります。

 

もちろん、ラインは全交換です。

 

傷が入ったPEラインは、マジでウ〇コですので。

 

PEラインは引くほど傷に弱く、ほんの僅かな傷でもカンタンに切れていまいます。

 

一応、8本撚りより4本撚りのほうが傷には強いとされていますが、まあ、PEラインは「傷が入ったらアウト」、くらいに思っていたほうが良いです。

 

話が反れましたが、よつあみ スーパージグマンX4は価格は安いですけど、全然品質的に悪くないです。

 

特にトラブルもなくフツウに使えていますよ。

 

ちなみにこの画像は90クラスのシーバスだったと思いますが、こんな砲弾みたいな体型しているシーバスでもラインによる不安感は待ったくありませんでした。

 

公式サイトに「NEW」と書かれていたので新製品だと思うのですが、「よつあみ スーパージグマン」で検索すると、こんなのも出ていますね。

エックスブレイド? G-soulと何が違うんや?

 

パッケージを見る限り、新しくなって何やら凄そうですが。

 

「どっちを買えばいいんだ??」

 

コレだけいろいろと選択肢があると迷ってしまいますよね。

 

僕としての回答は、

 

「どっちでもいいんじゃね?」

 

です。

 

まあ正確には、

 

「使ってみなきゃわからない」

 

と言った方が正しいです。

 

PEラインて、人によってけっこう評判の分かれるラインだと思います。

 

「このラインサイコー!トラブルもなくめっちゃ使いやすい」

 

という人もいれば、同じラインなのに、

 

「このライン最悪!買ったばっかなのにプツプツ切れるし、トラブルだらけ」

 

こんなレビューを見かけることがあります。

 

特に売れていてレビューがたくさんされているラインだと、その傾向が強いんじゃないかと思います。

 

「同じラインなのに、なんでそんなにレビューが違うんだろう??」

と思ってちょっと僕なりに考えてみたんですよ。

 

結論と言う程ハッキリした意見ではありませんが、

 

その人の使い方やクセ、スキルによって、「使いやすい、使いにくい」が分かれるんじゃなかろうか。

 

そんな結論に至ったワケです。

 

それだったらたくさん売れている評判の良いラインでも、一定数は「使いにくい」という人が出てきても不思議じゃありません。

 

そう言う意味でも、僕がいくら「このライン、めっちゃオススメだよ!」と言ったところで、結局のところは「使ってみなければわからない」と言うのが正直なところなのです。

 

まあ、とは言ってもコレだけいろいろなPEラインが出回っていると、何を選んだらいいのかホント分からなくなりますよね。

 

同じメーカー内でも似たようなラインが有るくらいですから。

 

と言うことで、ついでというワケではありませんが、僕の「PEラインの選び方」をご紹介したいと思います。

 

ベイトリールでのPEラインの選び方

星の数ほどPEラインが各社から販売されていますが、特にベイトリールはPEライン選びには気を使います。

 

個人的には品質的に悪いラインに出会ったことがありませんので、糸クセが強くて使いにくいとか、すぐに切れてしまって全く使い物にならないとか、そういう経験は無いんですよね。

 

では僕はどんな基準でPEラインを選んでいるのか。

主に次の3点です。

 

  • ハリがある
  • 視認性がいい
  • 価格が安い

 

「なんとなく」とか、「評判がいい」という理由で使うことはありますが、基本的には以上の3点を意識しています。

 

その3点を意識して今は、「よつあみスーパージグマンX4」を使用しています。

 

順に説明しますね。

 

ハリがある

ベイトリールでPEラインが扱いにくいとされている最大の原因は、「ハリのなさ」です。

 

ベイトリールでPEラインを使ったことがある人ならわかると思いますが、PEラインのバックラッシュって、ちょっと独特じゃないですか?

 

ナイロンラインやフロロカーボンラインと違って、ガツンとロックするようにバックラッシュしてしまいますよね。

 

原因としては、PEラインはしなやかすぎるので、スプール上で少しラインが浮き上がっただけでライン同士が絡みついてしまうんです。

 

ナイロンラインだとある程度ハリがあるので、ライン同士が絡みつくことはなく、そのままスプールは回り続けて行きます。

 

ですから逆に、ナイロンラインのほうがバックラッシュで重症化しやすかったりします。

 

「え?じゃあ、PEラインのほうがバックラッシュ怖くないじゃん!」

 

と思いきや、PEラインはライン自体に伸びもないから、ガツンとロックしたときに衝撃が吸収できなくて、パツンっと切れてしまうことがあります。

 

いわゆる「高切れ」です。

 

今は道具の進化や技術の進歩もあってかあまり聞かなくなった気がしますが、「ベイトリールでPEラインを使うのは怖い」というのは、そんな理由からなんですね。

 

高切れを防ぐにはある程度の長さのショックリーダーを使えば良いわけですが、今回のお話の本筋とは違ってきますので、興味のある方はコチラをご覧になってください。

ベイトリールでのPEラインの高切れが、どうしても改善されない”あなた”へ【決定版】

ベイトリールでPEラインの高切れを防ぐ重要な”2つ”のポイント

 

で、PEラインでのバックラッシュを防ぐポイントとして、「ラインのハリ」があるワケです。

 

ラインにハリがあれば、スプール上でラインが膨らんできてもバックラッシュに至るまでに猶予が生まれます。

 

膨らんだ瞬間即ロック、というより、少しくらい膨らんでもちょっとサミングすればルアーがラインを引っ張り出してくれる。

 

そんな状態のほうが、ゆとりのあるキャスティングが出来ます。

 

ですからベイトリールでは、ある程度ハリのあるラインを使ったほうが扱いやすいワケなのです。

 

で、ハリのあるPEライン選ぶには、次のポイントを見るといいです。

 

  • ハードなコーティングがされているライン
  • 撚り数の少ないライン
  • 他の材質も一緒に撚ってあるハイブリッドライン

 

ただ、ハードコーティングには注意が必要です。

 

なぜなら、バリバリにハードコーティングされていると逆にキンクになりやすかったり、コーティングが取れてしまうと使用感や強度が著しく変わってしまうこともあるからです。

 

僕としてはコーティングが取れることで使用感が変わるのがイヤで、全くのノンココートPEラインを使ったことがあります。

 

そのときに使っていたラインはコチラです。

東レ シーバスPE パワーゲームと言うラインです。

 

ホテルのシーツのようにシルキーでめちゃくちゃ肌触りがよく、もの凄くしなやかなラインというのが印象です。

 

ですがベイトリールで使用したとき、ノンコートのラインが水を含んでスプールに張り付いてしまうというトラブルが起こりました。

 

濡れたタオルをイメージしてもらうとわかりますが、水を吸ったタオルを床に広げると張り付いてしまいますよね。

 

あれと同じ現象です。

 

キャスト中盤以降のブレーキ力が落ちてきて、ラインの放出とスプールの回転数が拮抗しているとき、いわゆる無重力に近い状態のときです。

 

そのときにスプールにラインが張り付いて、キューッとブレーキが掛かってしまうんです。

 

バックラッシュとはまた違う現象です。

 

まあ、そのときに使用していたベイトリールが、後半のブレーキがほとんどかからないジリオンHLCなので余計にそんなことが起こったのだと思います。

 

ですからおそらく遠心力ブレーキや、DCなどの遠投モードのベイトリールでも同じ現象が起こりやすいと思います。

 

ということもあり、「キンクは嫌だけどノンコートラインもちょっと…」という結論になりました。

 

そのとき2個まとめて買いましたので、一つは下糸専用になってしまいました。(もったいない…)

 

ちなみに東レ シーバスPE パワーゲームと言うラインは、スピニングには向いていると思いますよ。

 

しなやかだし糸抜けも良かったので。

 

おそらくスピニングだと飛距離も伸びます。

 

で、ハリを持たすもう一つの要因、「撚り数を減らす」

 

PEラインて主に、4本撚り、8本撚りがあります。

 

最近は12本撚りなんてラインも出てきましたが、だいたいメインは4本か8本ですよね。

 

PEラインは同じ号数なら8本撚りより、4本撚りの方がハリが出ます。

 

なぜなら、同じ号数(太さ)なら、1本1本が太くなるからです。

 

編み込まれた繊維1本1本が太くなるから、ライン自体にナチュラルにハリが出るんです。

 

ライン自体にハリがあるわけですから、コーティングの有無で使用感が変わることはありません。

 

とは言え、「8本撚りよりは」というレベルです。

 

PEラインには違いはありませんので、しなやか過ぎる特性であることは変わりありません。

 

加えて1本1本が太いということは、摩擦にも強くなります。

 

まあ、PEラインの耐摩擦性能なんてオマケ的性能ではありますが、ただでも摩擦に弱いPEラインがストラクチャーに擦れたときに、「少しでも耐えてくれれば」という感覚で使っています。

 

間違っても、

 

「このPEラインは4本撚りだから摩擦にはつえーんだぜ」

 

なんて言ってガンガン擦れるような使い方をしたり、ショックリーダー無しなんかで使わないでくださいね。

 

摩擦に関しても、「8本撚りよりは」というレベルですから、過信すると一発アウトです。

 

ということで僕としてはベイトリールで使うPEラインは、基本的に4本寄りを使うことをオススメしています。

 

まあ、使いやすい8本撚りがあればそちらを使いますけどね。

 

例えば過去にはこんな8本撚りを使っていました。

PEラインと高比重エステルモノフィラメントラインとのハイブリットラインです。

 

8本撚りだけど適度にハリがあり、加えて旧モデルはノンコートだったのですが、ハイブリットラインのせいか水を含んでも張り付くことなく、僕好みのPEラインでした。

 

「使いやすさ」という意味では僕の中で一番なのですが、今は使用していません。

 

理由は「巻きカサ」。

 

ハイブリットラインで真円を保ちやすいためか、同じ太さだと他のPEラインより巻きカサが高く、スプールに巻くライン量が減ってしまうんです。

 

それがイマイチ好きになれなくて、今はちょっとお休み中です。

 

僕はできれば太いラインを使いたいんです。

 

太いラインのほうがデカイ魚が確実に捕れますから。

 

ということもあり、同じライン量を巻くなら太いラインを巻くことが出来る、100%PEラインを最近は多用しています。

 

あ、ちなみに太いほうがラインにハリが出ますし、ベイトリールには使いやすいですよ。

 

視認性が良い

視認性というもの僕にとっては大切な要素です。

 

ナイトゲームが多いソルトウォーターでは、ラインの視認性はかなり重要だと僕は思っています。

 

サカナからも見えてしまうとか諸説ありますが、まずは自分が的確に操ることが出来ることを重要視しているからです。

 

ただでも視覚に頼れないナイトゲームにおいて、ロッドの先から「どの方向にラインが向いているのか」ということが分かるだけでも、頭の中のイメージはグッと広がります。

 

ですから、僕はまずは「サカナから見えにくい」ということよりも、まずは「自分が見えやすい」ということを意識しているんです。

 

まあ、そもそもサカナからラインが見えたとして、その先に人間がいて、今この餌を食べると釣り上げられる、ということまでサカナが分かるかは疑問があるところです。

 

まあ、違和感として感じるかもしれませんが。

 

違和感としてなら、むしろクリアなラインのほうが光の反射でサカナに気が付かれやすいのでは?

とも思うワケなのです。

 

ですから、僕はカモフラージュ性より、視認性を重視しています。

 

価格が安い

僕は基本的にあまり高級ラインは使いません。

 

なぜなら僕はラインは消耗品と割り切っているので、高価なラインをケチって使うより、安価なラインをガンガン新しく交換していったほうが、結果的に「100%の状態」を長くキープ出来るからです。

 

そして、安いラインの方がガンガンに攻めることが出来ますし、思い切って使うことができればスキルの上達も絶対早いです。

 

新品のラインを巻いてテンション高めに釣り場について、気合を入れてフルキャスト!

 

んで力み過ぎてバックラッシュ、一発アウト…

 

下手をすればラインの予備なんかなく、強制退場…

 

なんて経験、ベイトリールビギナーの頃、誰もがあると思います。(僕だけじゃないよね?)

 

そんなときの精神的ダメージも小さくて済みますし、ストックも持っておけば新たに巻き直して釣りを再開することも出来ます。

 

そういう意味でもあまり高価なラインて、僕はあまりオススメ出来ません。

 

とは言っても、良いものは良いです。

 

値段が高くても使いたいものは使いたいワケです。

 

その辺りはお財布と相談して決めてくださいね。

 

ちなみに僕は、150mや200mラインを購入して、ひっくり返して2回使っています。

 

PEラインは傷さえ入っていなければ耐久性も高いですし、スプールの下の方のラインが潰れることもありませんので、ひっくり返すと新品同然で使えてしまいます。

 

高価なように見えて意外とコスパが良いのがPEラインです。

 

デュエルハードコアx4とスーパーワイヤーの4本撚りはどうか?

デュエルハードコアx4とスーパーワイヤーの4本撚りラインは、正直僕は使ったことはありません。

 

けれど僕も、けっこう気になっているラインの一つです。

 

あ、ハードコアx4が新しくなっていますね。「ハードコアx4 PRO」となっています。

 

公式サイトやレビューを見てて、実は気になってはいるんです。

 

けれど、ハードコアx4 PROとスーパーワイヤーはどう選べば良いんだろう?

 

この2種とも、

 

  • ハリがある
  • 視認性がいい
  • 価格が安い

 

という条件に当てはまっています。

 

公式サイトを見ていたら、こんなマトリクスがありました。

出典:デュエル

 

ふむふむ、どちらもキャスティングゲームには向いていると。

 

まあ、このマトリクスだけを見てみれば、使ってみたくなるのはハードコアX4PROですよね。

 

あとは実際に使ってみないとわかりません。

 

ということで、僕も次に使うとしたら多分、ハードコアX4PROかなと言った感じです。

使ったらみたら、ぜひレビューをください^^

 

【ベイトリール】チニングでおすすめPEラインはコレ!【まとめ】

さて今回は、

 

「ベイトリールでチニングをやりたいんだけど、おすすめのPEラインてあるかな?」

 

今回はこんな疑問にお答えしました。

 

結論としては以下の通り。

 

僕が使っているPEラインの号数と銘柄

⇛よつあみ G-soul スーパージグマンX4 1号

 

デュエルハードコアx4とスーパーワイヤーの4本編みはどうか?

⇛使ったことは無いけど、次は是非使ってみたいPEライン。

使うとしたらハードコアX4 PRO(レビュー求む^^)

 

ラインの号数は今回は1号を使っていますが、チニングと言うか、僕がライトソルトで使うラインとしてはだいたい1~1.5号くらいです。

 

ラインシステムとしてはこんな感じ。

 

PEライン1~1.5号 + ナイロンリーダー12~16lb、1~2ヒロ

 

こんな感じです。

 

リーダーの長さは場所によります。

 

最低限で1ヒロ、テトラ帯とかだったら2ヒロとったりします。

 

PEラインてホント色々ありすぎて迷ってしまいます。

 

同じメーカーでも色々とあったり。

 

本当に性能としてそんなに区別して作ってんでしょうか?^^;

 

まあ、僕はそのへん、あまり深く考えすぎないようにしています。

 

  • ハリがある
  • 視認性がいい
  • 価格が安い

 

この3点に当てはめて、あとはちょちょっとレビュー見て、「なんだか良さげ」と思ったらとりあえず使ってみます。

 

使ってみければ分からないというのが本音です。

 

昔と違ってPEラインもかなりお手頃価格になってきましたし、品質も安定しています。

 

ですから気になったラインがあれば、とりあえず試してみることをオススメします。

 

自分にあったラインがお気に入りラインが見つかれば、めっちゃ気持ちよく釣りができますから^^

 

ではで今回はこのへんで。

 

Rさん、メッセージありがとうございました!

 

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