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当記事では、

 

「ベイトシーバスで軽量ルアーをキャストしたいあなたへ」

 

というテーマで、僕の実例をご紹介しつつお伝えいたします。

 

 

シーバス用ルアーって比較的重めのものが多く、飛距離を出しやすいルアーが多いです。

 

 

そう言った飛距離が出しやすいルアーって、比較的ベイトリールで扱いやすいルアーでもあるんですね。

 

 

けれどもバチ抜けで使うルアーとか、10g未満の比較的軽量ルアーでキャストしにくいルアーを扱いたいときもありますよね。

 

 

正直言うとそう言った軽量で空気抵抗が大きなルアーは、ベイトリールでは扱うには相性が悪いのは事実です。

 

 

なぜなら軽量ルアーはそもそもエネルギーが小さくスプールを回転させにくい、そして空気抵抗で失速しやすいので、バックラッシュに繋がりやすいからです。

 

 

では、

ベイトリールで軽量ルアーを扱うためにはどうしたらいいか?

 

 

結論から言ってしまうと、タックルバランスが重要になってきます。

 

と言うことで、今回はベイトシーバスにスポットを当てて、具体例を用いながらお伝えさせていただきますね。

ベイトシーバスで軽量ルアーをキャストするタックルバランス

一言にタックルバランスと言っても、「何をどうしたらいいの?」と言った感じになりますよね。

 

 

ですから今回は以下の様に区切ってお伝えしますね。

 

 

  • リール
  • ライン
  • ロッド
  • ルアー

 

 

では順に説明しますが、あくまでも僕の経験上の意見なので、「えー、こっちの方が良くね?」と言う意見もあると思います。

 

 

ですからあくまでも一意見として参考にして貰えると嬉しいです。

 

ベイトリール選択

とりあえず結論から言ってしまうと、

 

スプール経φ34mmクラス、ナイロンライン12lbー100m巻くことが出来るベイトリール

 

 

シーバスで使うということも考慮すると、経験上、このくらいのベイトリールが扱いやすいです。

 

 

具体的な機種名で言うと、ダイワの21ジリオンSVTWはドンピシャで使いやすいです。

 

 

僕はこのベイトリールで6g程度のフローティングミノーを快適にキャストしています。

 

 

もちろん、以降で説明するロッドやラインなどのタックルバランスも重要ですよ^^

 

 

で、なぜ「スプール経φ34mmクラス、ナイロンライン12lbー100m巻くことが出来るベイトリール」がベストなのかといいますと、

軽量ルアーへの対応度はもちろん、シーバスでよく使う10~20g程度のルアーへの対応度もいい感じだからです。

 

 

「軽量ルアーをキャストする」ということだけを考えると、もう少しスプール経の小さなベイトリールを使ったほうが使いやすいです。

 

 

例えばスプール経φ32mmのアルファスSVやタトゥーラSVTW、アルデバランMGLとか。

 

 

基本的にスプール経が小さいほど軽量ルアーをキャストしやすくなります。

 

 

けれども逆に重量ルアーの飛距離がスポイルされてしまう側面もあります。

 

 

スプールが小さいとラインキャパも少なくなり、太いラインも巻けなくなりますしね。

 

 

そう言った、「シーバスで使う」と言うことを考慮すると、21ジリオンSVTWが一番扱いやすいかなって僕は思います。

 

 

同じ「スプール経φ34mmクラス、ナイロンライン12lbー100m」と言うと、シマノの20メタニウムもあります。

 

 

例えばこの2機種で言えば、僕の経験上、21ジリオンSVTWの方が軽量ルアーは扱いやすいかな。

 

 

なぜなら21ジリオンSVTWに搭載されているマグネットブレーキ(SVスプール)が、軽量ルアーなど「キャストしにくいルアー」の扱いを得意としているからです。

 

 

もちろん、20メタニウムの遠心力ブレーキが悪いというワケではありません。

 

 

けれども僕が実際に使ってみて感じたのは、

 

  • マグネットブレーキ:軽量ルアーのようなキャストしにくいルアーが扱いやすい
  • 遠心力ブレーキ:重めのルアーのロングキャストに向いている

 

こんな特徴を感じています。

 

 

この2機種の比較についてはコチラに詳しく書いていますので、良かったら読んで下さい。

【結論】21ジリオンSVTW vs 20メタニウム、どっちがオススメ?

 

 

特に21ジリオンSVTWに換装されているSVスプールが、軽量ルアーのような「キャストしにくいルアー」を得意としているんですよね。

 

 

「ナイロンライン12lbー100m」と言うことについては、

「軽量ルアー用シーバスベイトリールとして、僕の経験上、程々にちょうどいい」

と思っています。

 

 

このラインキャパのベイトリールは、PEライン1.5号が約150m巻くことができます。

 

 

シーバスで扱うライン量として150mは、程々にちょうどいい感じなんですね。

 

 

ラインについては次の項のラインのところで詳しくお伝えしますね。

 

ライン選択

タックルバランスで外しちゃいけない重要事項の一つが、ライン。

 

 

バランスと言うのは、ラインの太さやスプールに巻く量です。

 

 

今回はベイトシーバスと言うのもありますので、PEラインを巻くことを前提でお話ししますね。

 

 

とりあえず結論をお伝えしておきます。

 

 

シーバスで扱う軽量ルアー7~10gを想定したとして、

 

PEライン1.2~1.5号を150m

 

このくらいがバランスよく使えると思います。

 

 

ここでお伝えしたいのはやはり、バランスです。

 

 

シーバスやるなら僕は、PEライン2号が太さ的にど真ん中だと思ってます。

 

 

けれども軽量で繊細なルアーを扱うなら、もう少し細いほうが扱いやすいです。

 

 

なぜならラインが太いと流れで引っ張られてしまい、軽いルアーだと何をやってるかわからなくなってしまうからです。

 

 

「太いラインだから釣れない」とかではなく、ラインが太いとどうしても流れの影響を受けやすいんです。

 

 

ですから僕的には少しでも太いラインを使いたいという気持ちはあるのですが、流れの中でルアーを扱うとなると「バランス」はとても重要になってくると思ってます。

 

 

ベイトリールでPEラインを扱うなら、太いほうが扱いやすいというのは間違いありません。

 

 

太いほうがラインの喰い込み、高切れリスク、バックラッシュ、ライントラブルのしにくさ、トラブルからの復帰、太いほうがリスクは低くなるんですね。

 

 

けれども軽いルアーを使うとそもそも、ラインの喰い込みや高キレ、重大なトラブルになるリスクが小さくなるんです。

 

 

なぜなら軽いルアーは軽いなりに、キャストしたときのエネルギーが小さいからです。

 

 

ですからバックラッシュしても重大なトラブルになりにくいし、喰い込みも小さいんです。

 

 

そう考えると軽量ルアーを使うときは多少ラインを細くしたってトラブルリスクは小さく、その分、流れや風、水の抵抗の影響を受けにくく扱いやすくなるんです。

 

 

その辺のバランスが僕の経験上、「PEライン1.2~1.5号」といった感じです。

 

 

1.2号 or 1.5号 と言う選択は、「どこまで重めのルアーを視野に入れているか」で考えればOKです。

 

 

僕的には、

 

  • 14gくらいまでを想定するならら1.2号
  • 18gくらいまでを想定するなら1.5号

 

これくらいを目安にするかな。

 

 

もちろんこれ以上重いルアーをキャストすることもありますが、その時はあまりキャストスピードを上げないとか、フルキャストしないとか、多少気を使ったキャストをした方が良いです。

 

 

バランスを超えると、高切れやラインの喰い込みと言ったトラブルが多発するリスクが大きくなりますからね。

 

 

「150m巻いた方がいい」と言うのは、僕的にはシーバスやるなら最低限このくらい巻いておいた方が安心感がありますし、

ひっくり返して二度使えるからムダなく使い切れるからです。

 

 

そもそも軽量ルアーってそれほど遠投できるワケではありません。

 

 

スプールに巻いておくラインの量は少ない方がスプールが軽くなるので、糸巻き量を最低限にすると言うことは「軽量ルアーのキャスト」と言う意味でも有利です。

 

 

必要最低限と言う意味では、軽量ルアーのみの扱いであれば100mあれば十分です。

 

それでも僕はあえて、150m巻きます。

 

 

ま、結局安心感とコスパ、もう少し重いルアーの遠投にも対応出来る様に、て感じですね^^

 

ベイトロッド選択

ベイトリールで軽量ルアーをキャストするには、もちろんきとんとあったサイズのベイトリールが必要になります。

 

 

けれども、ベイトロッドももちろん重要な選択の一つになります。

 

結論から言ってしまうと、

 

LクラスからMLクラスの柔らかめのベイトロッド

 

を使った方が使いやすいです。

 

 

単純な「投げやすさ」と言うのもありますが、そもそも軽量ルアーを扱いたいときって繊細な操作がしたいときですからね。

 

 

ティップでルアーの重み、動きをしっかりと感じられた方が操作性が良くなります。

 

 

単純な話、細かいモノをすくう時、ティースプーンと角スコップ、どちらが扱いやすいか?

と言う事ですね。

 

 

もちろんキャストと言う面でも、ルアーの重さに合わせてソフトなロッドを使った方が扱いやすいです。

 

 

硬いロッドで軽いルアーを投げると、めっちゃ扱いがシビアになってしまいます。

 

 

なぜなら、硬いロッドを曲げるためにスイングスピードを上げなきゃならない、そして曲がったロッドの反発スピードが必要以上に上がってしまうからです。

 

 

そうするとリリースポイントが狭くなったり、スプールの初速が上がり過ぎてバックラッシュしやすかったり、とにかく扱いがシビアになるんです。

 

 

ただでも扱いがシビアなPEラインを使っているんだから尚更ですね。

 

 

僕の例で言うと7~10gくらいのルアーをキャストするときは、最近はFishmanのBEAMSクローラ8.3L+、9.2L+と言うロッドを多用しています。

 

Lクラスのティップで軽いルアーも投げやすいんだけど、Lクラス以上のバットパワーでランカークラスにも安心。

 

そんなロッドです。

 

 

まあ、ホームページではキングサーモン釣ってる動画があるくらいですからね。

 

 

このベイトロッドに21ジリオンSVTWを組み合わせて、6gくらいのフローティングミノーをガンガン投げています。

 

要は、

軽量ルアーをキャストするとき、ストレスなく曲げられるロッド。

と言うのが大切になってきます。

 

ルアー選択

基本的にベイトリールでは、

 

  • 軽量
  • 空気抵抗が大きい

 

こんなルアーは扱いにくいです。

 

 

コレらのルアーは初速を稼ぎにくかったり、キャスト後半でキャスト後半で失速しやすいですからね。

 

 

失速しやすいルアーは、スプールそのものが回転してラインを放出するベイトリールと相性が悪いんです。

 

 

それでも軽量ルアーをキャストしたい場合の解決方法は、

 

  • サミングで対応する
  • ブレーキを強くする
  • 軽くても空気抵抗の小さなルアーを使用する

 

こんな対応になります。

 

 

ここでは「ルアー選択」をお伝えしていますので、

「軽くても空気抵抗の小さなルアーを使用する」

をお伝えしますね。

 

 

具体的には、シンキングペンシルやバイブレーションなどは軽量であっても使いやすいです。

 

 

遠投も効き易いですからね。

 

 

「え~、もっと色々なルアーを使いたい…」

 

と言う気持ちも分かるのですが、ベイトシーバスをストレス無くやるには、ルアー選択も大切だと僕は思います。

 

 

例えばミノー一つとっても、似た形状、同じ重さであっても投げやすさは違います。

 

 

個人のクセやスキルにもよりますが、例えば同じ95mmリップレスミノーであるアイマのサスケ95より、マリアのスカッシュ95の方が僕は投げやすいです。

 

 

そう言った「自分がキャストしやすいと感じるルアー」と言うのも重要だと僕は思ってます。

 

 

特にベイトリールに慣れていない人にしてみれば、ベイトリール+PEライン+ロングロッドなんて組み合わせは、けっこうピーキーな使い心地だと思います。

 

 

ですから

「軽くても投げやすい空気抵抗の小さなルアーを中心に投げる」

と言うのも全然アリだと思います。

 

 

単純に戦略的にそう言うルアーを中心に組み立てればいいだけですしね。

 

 

苦手な釣り方ややりにくい釣り方、わざわざスピニングリールの真似をする必要はないと言うことです。

 

 

僕も基本、投げやすいルアーを中心に使っています。

 

 

特にシーバスをやり始めたころって、シンキングペンシルであるワンダー80を投げ倒していた記憶があります。

 

 

シンキングペンシルってやっぱり投げやすいし飛距離は出やすいし、固定重心のルアーって意外と飛行姿勢が安定するモノが多くて扱いやすいんですね。

 

 

飛行姿勢の乱れって、飛距離が出ないだけでなくベイトリールではバックラッシュに繋がりやすいです。

 

 

ですからキャストしにくい軽量ルアーだからこそ、「投げやすい空気抵抗の小さなルアー」を使った方が快適にキャストが出来ます。

 

 

そう言った視点でルアーを選ぶのも快適に釣りをする為の選択肢の一つです。

 

ベイトシーバスで軽量ルアーをキャストする僕の実例

では実際僕が軽量ルアーをキャストしている実例を少しご紹介しますね。

 

 

ただスミマセン、最近シーバスは大きめのルアーで大場所でフルキャストって釣りが中心なんです。

 

 

ですからベイトシーバスで軽量ルアーをキャストするってことが少なく、タックル例は本流トラウトの例になります。

 

 

ただ、6~18gのルアー中心ですし、シーバスをやる時はリーダーの太さが違うくらいでタックルとしては変わりありません。

 

 

良かったら参考にして下さい。

 

  • リール:21ジリオンSVTW、21カルカッタコンクエスト100HG
  • ライン:4本撚りPEライン1.5号(150m)+リーダー12~16lb(シーバスなら16~20lb)
  • ロッド:Fishman BEAMSクローラ9.2L+、BEAMSクローラ8.3L+
  • ルアー:6~14gのプラグ、5~18gのスプーン

 

こんなタックルで本流トラウトをやってます。

 

 

最近は自分の環境の都合上、このタックルでシーバスをやることは少ないですが、7~10g程度の軽量ルアーのキャスタビリティは間違いなく一級品ですよ。

 

 

軽量ルアーがストレスなくスッ飛んでいきます。

 

 

まあ、ただ「6gのルアー」と言うところだけ見ればφ32mmスプールの方が適切だったり、PEラインも0.8~1号くらいのほうが扱いやすさはありますけどね。

 

 

ターゲット、使用状況、他のルアーとのバランスを考えるとこのくらいのタックルがいい感じで使えています。

 

 

ちなみにですが、ダイワのハートランドZ カワスペシャル2832MFB-Ti05なんてベイトロッドも長らく愛用していました。

 

2005年製で古いロッドなのですが、ほんの5年くらい前まで一軍ロッドとして随分活躍してくれました。

 

 

適合ルアーウェイトが5~18gで、ソフトなティップで軽量ルアーも投げやすく、強いバットに粘り強いブランクスでランカーサイズ、90オーバーのシーバスにも負けないロッドでした。

 

懐かしい…

 

ベイトシーバスで軽量ルアーをキャストしたいあなたへ【実例紹介】まとめ

さて今回は、

 

「ベイトシーバスで軽量ルアーをキャストしたいあなたへ」

 

というテーマで、僕の実例をご紹介しつつお伝えしました。

 

 

結論としてタックルバランスが重要になり、

 

リール:スプール経φ34mmクラス、ナイロンライン12lbー100m巻くことが出来るベイトリール

ライン:PEライン1.2~1.5号を150m

ロッド:LクラスからMLクラスの柔らかめのベイトロッド

ルアー:投げやすい空気抵抗の小さなルアー

 

こんなタックルが扱いやすいです。

 

 

「軽量ルアーを使いたいんならスピニングリールを使えよ」

 

と言う声が聞こえて来そうですが、ベイトリールが楽しいんですよ。

 

 

そもそもサカナを釣りたいのなら別に餌釣りでもいいのに、わざわざお金のかかるルアーを使いますよね?

わざわざ釣れないサカナを狙ったりしますよね?

 

 

好きにやればいいのになんでそんなレギュレーションの中でやるのかって言ったら、楽しいからですよね。

 

 

実は人間、多少制限があった方が楽しめたりするんですね。

 

 

野球もサッカーもバスケも、ルールの中でやるからアレコレ試行錯誤して楽しいんです。

 

 

要は自分が楽しめるやり方でやればいいんですよ。

 

趣味なんですから。

漁師じゃないんですから。

 

 

僕は釣り歴35年を超えますが、いまだに1キャスト毎に幸せを感じます。

 

それもベイトリールだからかなって思ってます^^

 

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