※本サイトにはプロモーションが含まれることをご了承ください。

出典:ダイワ

 

先日、Sさんと言う当サイトを見て下さっている方から、こんな質問をいただきました。

 

「ベイトリールでシーバスをやるならどのベイトリールがいい?」

 

という質問にお答えさせていただきました。

 

コチラの記事ですね。

 

【シーバス向きベイトリール】ダイワの中で選ぶならコレ!

 

Sさん、既に候補が絞られていて次の4機種で悩まれていました。

 

  • 20タトゥーラSVTW
  • 19タトゥーラTW
  • ジリオンSVTW
  • ジリオンTW

 

で、Sさんの使用用途からも

 

「ジリオンTW XXHがいいと思いますよ」

 

というお話をさせて貰ったんですね。

 

が、ジリオンTWがすでにカタログ落ちしていて、在庫限りしかないと!

 

探しても探しても、

XXHの超ハイギアクラスは見つからなかったそうです。

 

僕も探してみたんですけど、SHはあるんですけどね。

XXHは見つかりませんでした。

 

僕は候補の中からおすすめ順を付けると、

 

  1. ジリオンTW
  2. 19タトゥーラTW
  3. ジリオンSVTW
  4. 20タトゥーラSVTW

 

こんな感じだよとお話させていただいたんですが、Sさんも同じ考え方だったようで、

 

「19タトゥーラTWを購入する決意が出来ました」

 

というお返事をいただきました。

 

Sさんからのお返事はコチラ。

 

―ここから――――――――――――――――――――

早速拝見させていただきました
まずは御礼申し上げます

非常に詳しく書いていただいていたので凄く参考になるというか背中押してもらえた感じがしました

実際僕の中でジリオンtwのxxh、19タトゥーラxhの二機種かなー?って所までは考えていたのですが秋の河口でのナイトゲーム考えるとsvスプールも捨てがたいし…
と頭の中グルグル楽しんでました

早速ネットを漁り倒してみましたがジリオンtwxxhがどこにも見当たりません…
恐らく型落ちのタイミングで安売りからの完売かと思われます

なので今回は19タトゥーラtwxhを購入する決心致しました
中古まで調べてみたのですが中古だとボチボチあるのですがリールの中古は怖いのと安定して供給のあるタトゥーラかなと

タックルベリーなんかでA評価のジリオンtw見つけたらまたしばらく悩みそうですが(笑)

浮いた予算でナイト用のタトゥーラsvtw購入もありかな?
もしくはジリオンsvtwかな?

と決めたら決めたでまた新しい悩み出てきますけど今回はタトゥーラtwで納得できそうです

巻き取り86センチは現在使用しているスピニングのHGと大差ないので逆にすんなり慣れることができるかな?とも思いますし

しかし本当にジリオンに8.1のギア比あれば個人的には丁度良いんですけどね…
ここ二週間の肩の荷が降りてスッキリとさせて頂き本当に感謝です

―ここまで――――――――――――――――――――

 

いえいえ、コチラこそメッセージありがとうございます。

 

頼られるって嬉しいですし、好きなことで何か質問されるとテンション上がりません?

 

普段、口ベタな僕も、釣りのこととなると饒舌になってしまいます。(笑)

 

なにより、お役に立てたようで嬉しい限りです。

 

 

話を戻しますと、Sさんは19タトゥーラTWを購入する決断をされたワケですが、今回は、

 

「19タトゥーラTWをシーバスで使うのはアリ?ナシ?」

 

というテーマでお話させて頂こうと思います。

 

ちなみに最初のお断りしておこうと思いますが、僕は19タトゥーラTWを使用したことがありません。

 

ただ、ジリオンはシーバスでがっつり使い込みましたし、今やベイトリールしか使わないというベイトジャンキーと化しています。

 

そんな僕の観点からお伝えしていきますので、どうぞよろしくです。

 

19タトゥーラTWをシーバスで使うのはアリ?ナシ?

 

 

早速ですが結論、

 

19タトゥーラTWをシーバスで使うのはアリ?ナシ?

 

大アリです。

 

理由としては次の4つ。

 

  • 質実剛健タフコンセプト
  • TWS
  • ギア比
  • ラインキャパ
  • コスパ最強

 

ザックリですがこの4つの理由から、僕はシーバスフィッシングに19タトゥーラTW順は向いていると思います。

 

順に説明していきますね。

 

質実剛健タフコンセプト

タトゥーラと言えば、登場から「世界で戦う」ことを視野に入れて開発が進められてきた、正に質実剛健を誇るタフコンセプトベイトリールです。

 

イメージとしてはジリオンの弟分と言う感じですが、「世界で鍛えられて、満を持して日本に投入された」そんなベイトリールです。

 

現在はSVスプールを搭載してスプール径Φ32の軽量ルアーに対応したモデルもありますが、投入当初から豊富な糸巻き量とパワーゲームを視野に入れたコンセプトには変わりありません。

 

シーバスゲームと言えば、サカナがとりあえずデカい。

 

60、70㎝はフツウサイズ。80㎝からランカーサイズと言われるほどサカナのサイズが大きいです。

 

遊泳力も半端なく、「コレ、落ちたら即終了だな」と言う荒れた海でも悠々と泳いでいます。

 

そんなサカナにヤワなタックルだとかなりキツいです。

 

僕は以前、T3SVと言うベイトリールをシーバスで使っていたことがあります。

 

SVスプールの先駆け的なベイトリールで、ギア比も当時では最速クラスの8超えだったので、登場即買いだでした。

 

ですが正直、シーバスにはさすがにちょっとキツかったです。

 

あ、SVスプールは良かったですよ。

 

初代SVですけど、十分に満足できるキャスタビリティはありました。

 

けれど、ボディがちょっとチープ…

 

比べるリールがちょっとアレですが、当時メインで使っていたジリオンやリョウガと比べると、言っちゃ悪いですが「おもちゃ?」と思えるくらいヤワな印象がありました。

 

それでも一応、サカナはそれなりに釣りましたよ。

 

60~70クラスも数釣りましたし、80オーバー、90オーバーも数本釣りましたが、やはり剛性感のモノたりさなは感じていました。

 

 

 

 

70近いレインボートラウトも釣りましたが、

 

「う~ん、剛性感がな~ ちょっと物足りないな~ キャスティングはいいのにな~」

 

そんな感覚がずっと残りながら釣りをしていたのを思い出します。

 

バイブレーションを引いている時もボディがきしむ感覚がどうしても気持ち悪く、結局はT3SVはライトソルトメインになりました。

 

思えばこの頃からかもしれません。

 

僕がロッドに関してもリールに関しても、軽量高性能より、質実剛健的なものを選ぶ様になったのは。

 

やはりシーバスをやるとなると、それなりの剛性感は必要になって来ます。

 

「どこまでの剛性が必要なのか?」

 

と聞かれれば答えるのは難しいですし個人の感覚によるところもあると思いますが、少なくとも、

 

「メーカーがタフをウリにしている」

 

コレは最低ラインとして僕は考えています。

 

ということであれば、自他共にタフなベイトリールとして世界を戦ってきたタトゥーラTWは間違いのない選択でしょう。

 

TWS

TWSは、PEライン主体のシーバスゲームには相性はいいです。

 

PEラインて、特に丸形のベイトリールを使ったことがある人は分かると思うのですが、レベルワインダーとの距離の影響が大きいです。

 

どう言うことかと言いますと、レベルワインダーの位置によってラインの放出抵抗が大きく変わり、抵抗の小さい場所のブレーキセッティングだと、大きい場所に来た時にバックラッシュしてしまう事があるんです。

 

それをサミングで回避するのが技術と言えば技術ですが、今回は道具の話なので置いときますね。

 

要はこんな感じです。

 

 

レベルワインダーが端に来たときに、かかる抵抗の差が大きくなってしまうんです。

 

ナイトゲームでリョウガを使っていた時に、

 

「同じようにキャストをしているのに、なぜバックラッシュするときとしないときがあるんだろう?」

 

と思って、明るくなった時に確認してみました。

 

ノーサミングで同じようにキャストして、バックラッシュするときとしないときの違い。

 

そしたらレベルワインダーの位置で全然変わる事が分かったんですね。

 

この位置が一番気持ちよくルアーが飛んで行く。

 

ロープロのベイトリールだと気にならなかったんですけど、丸形ベイトリールでPEラインを使った時に初めて気がつきました。

 

と言うか、「ナイトシーバスでそんなギリギリのセッティングにするなよ」と言うツッコミはなしでお願いします。(笑)

その時はとにかく飛ばしたい盛りだったので。

 

で、思ったのが、TWSの偉大さ。

 

PEラインてスプール上で少しラインが膨らんだだけで、ロックする様にバックラッシュしてしまいます。

 

それはしなやかなラインが、先に放出されたらラインを追い越してしまう事でライン同士で絡んでしまうせいなんですけど、PEラインはそれがとてもシビアです。

 

シビアな分、レベルワインダーの抵抗が大きく影響してしまうんですね。

 

出典:ダイワ

 

TWSはスプール幅とレベルワインダー幅の違いに、これだけの差しかないんですね。

 

ただでもシビアなキャスティングになってしまうPEラインで、このメリットは実際大きいです。

 

ある程度、スプールとレベルワインダーの距離があれば経験上そこまで大きく影響しませんが、特にナイトゲーム主体のシーバスフィッシングにおいては、やはりワイドなレベルワインダーの恩恵は大きいです。

 

ギア比

19タトゥーラTWにラインナップされているギア比が、シーバスにちょうどいいんですね。

 

僕的にはシーバスフィッシングには、ハンドル1回転あたり90cm前後くらいがちょうど使いやすいと思っています。

 

理由は、

 

  • シーバスは走る魚であること
  • ロングキャストがメインであること
  • 潮の流れを掴みやすいこと

 

こんな感じです。

 

 

ザっと説明しますと、シーバスは回遊魚であり、ファイトは基本的に走りまくりです。

 

その場でグリングリン暴れるタイプではなく、基本的にメッタクソに走ります。

 

手前に走ってきたときとか、やはりハイギアの方がさばきやすいんですね。

 

キャスティングも基本的にピン撃ちと言うより、ロングキャストがメインになります。

 

バス釣りだとどちらかと言えばピン撃ちの方がハイギアが使われたりしますが、50m超級のキャストを繰り返すシーバス釣りは、ルアーの回収も一苦労です。

 

キャスト直後に逆方向でボイルがあれば、超高速回収をしたくなりますよね。

 

その時に少しでも早くルアーを回収できれば、ストレスはかなり低減できます。

 

そしてハイギアだと、潮の流れを掴みやすいんですよね。

 

ナイトゲームって基本視えませんから、感覚の釣りになります。

 

手に伝わってくる情報と言うのはかなり重要になります。

 

ローギアでパワフルにグリグリ巻いていると分からない情報も、ハイギアだとハンドルの重みの変化を感じやすいんです。

 

ハンドルが重くなるということは、潮が流れているということです。

 

 

大海原へロングキャスト。

 

リーリングしてハンドルに重みが加わったところでじっくり誘う。

 

 

こんな釣りがハイギアだとやりやすいんです。

 

で、19タトゥーラTWのスペックはこんな感じ。

 

モデル巻き取り長さ(cm)ギア比
H676.3
SH757.1
XH868.1

 

ギア比8.1、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が86㎝。

 

これがちょうどいい^^

 

19タトゥーラTWはスプール径がΦ34ですので、巻き取り長さが90㎝を超えてくるとちょっとキツいかなと言う気がします。

 

86㎝と言うのは、シーバスフィッシングにはほどほどにちょうどいいと僕は思います。

 

次期ジリオンではスプール径Φ36の恩恵を活かして、ギア比8.1、巻き取り長さ約90㎝と言うモデルを期待しときます。

 

ラインキャパ

コレは先日の記事でもお話した通りです。

【シーバス向きベイトリール】ダイワの中で選ぶならコレ!

 

「2号―150m」と言う糸巻き量が僕的にちょうどいい^^

 

上の記事でも説明していますのであまり詳しくは書きませんが、僕はシーバスゲームでは最低100mは欲しいと思っていますので、ラインブレイクやチェックでカットする分も考えると最低でも120mは欲しい。

 

最低必要分の100mだけだと、減ったらすぐに足らなくなって巻き替えなきゃならなくなりますからね。

 

けれど150mあれば、ひっくり返してまた使える。

 

120mを2回使うことが出来るからです。

 

この使い方、マジで効率的ですので、ぜひ試してみ下さい。

 

カンタン確実なラインのひっくり返し方の方法も説明していますので、良かったら参考にしてください。

【ベイトリール 糸巻き方法】下糸を確実にきっちり巻く唯一の方法

 

コスパ最強

19タトゥーラTW最大のメリットかも知れません。

 

ここまでの機能を兼ね備えていながら、定価で20,000円程度、実売で14,000円程度です。

 

恐ろしい…

 

正直言うと、僕は以前「ハイエンド機種至上主義」みたいなところがありました。

 

とにかく一番いいモノを、とにかく一番最高級なモデルを。

 

こんな感じで、ハイエンド機種を使わないと気が済まない病でした。(笑)

 

まあ、趣味だからいいんですけど。

 

気に入った道具で釣りをするのが一番気持ちいいです。

 

ですが、最近はハイエンドということを、それほど気にしないことが多いですね。

 

今回ご紹介している19タトゥーラTWも然り、僕が愛用しているジリオンSVTWも然り。

 

ハイエンドまでいかなくてもハイエンド機種と変わらない機能が備わっていますし、性能としても遜色がありません。

 

ましてや19タトゥーラTWはこの機能でこの価格ですよ?

 

スミマセン、最初に言った様に使ったことは無いので、実性能まで語る事は出来ませんが、まあ、これまでダイワのベイトリールを使ってきた経験上、まず間違いないでしょう。

 

あとは気になる所は「使い心地」かなあ。

 

こればかりは使ってみないと分かりませんし、個人の満足感もあります。

 

ビンビンなレーシングマシンの様な感覚がいいという人もいれば、高級感がある落ち着いた感覚いいという人もいるでしょう。

 

「見た目」もありますが、「使用感」による満足度はまた個人によって違いますからね。

 

サイドプレートの蜘蛛マークも好みが分かれるところだと思います。(笑)

 

出典:ダイワ

 

なぜ蜘蛛?

 

タランチュラとかイメージしてるんかな?

 

僕的には「ナシよりのアリ」かな^^

悪いとまで思いません。

 

19タトゥーラtwでベイトシーバス、という選択はアリ?ナシ?【まとめ】

さて今回はSさんの質問から、

 

19タトゥーラtwでベイトシーバス、という選択はアリ?ナシ?

 

というテーマでお話をさせていただきました。

 

結論としては、

 

大アリ。

 

ということで^^

 

この価格でハイエンドと変わらないこれだけの機能が備わっていれば、買って損するということも無いでしょう。

 

「え?本当にこの価格で買えるの?使ってみると意外とオモチャみたいなもんとかじゃないの?」

 

と思っても仕方が無い価格帯ではありますが、Amazonの4つ星レビューを見ても全然問題なさそうです。

 

出典:Amazon

 

今回は19タトゥーラTWのことをアレコレ書かせていただきましたが、使用したことが無いということはご了承ください。と言うかスミマセン。

 

道具好きではあるのですがコレクター気質ではないので、使わないモノは基本的に買わないんです。

 

「使ってみて~」という衝動はありますが、我慢しています。(笑)

 

僕の中では19タトゥーラTWの守備範囲は、僕はジリオンでカバーしている感じですね。

 

ですから、僕としては次期ジリオンが気になり過ぎる件はまたどこかで書きたいと思います^^

 

ではでは、Sさん、ご丁寧にお返事までありがとうございました!

 

19タトゥーラTWの購入を迷っている方の参考になっていただければ嬉しいです。

 

PS

現時点ですけど、楽天よりAmazonの方が安いですね。

 

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