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スプール径φ34の1016とφ36の1520とどちらを購入しようか迷われている方、使い分けを迷われている方も是非読んで頂けたらなと思います。

 

18リョウガのスプール径はこれまで通りのφ34の1016に、更にφ36の1520が追加され、バスフィッシングを強く意識したラインナップになりましたね。

 

実はこれ、ただ「スプール径φ36が新たに登場した」、と言う意味だけではとどまりません。

 

カタログやホームページにはあまり表立って載っていないのですが、「φ36のスプール径がリョウガにラインナップされた」、これには大きな意味があるのです。

 

リョウガと言えばスプール径がφ34の1016と、φ38と言うφ2020シリーズの2本柱でした。

 

今回の18リョウガへのモデルチェンジによってスプール径φ38のリョウガがラインナップから消えた訳ですが、リールウェイト295グラムと言うベイトリールは流石にウケが悪かったのでしょう(笑)

 

僕はソルトウォーター中心で使っていたので2000番クラスは重宝していましたが、流石にバスフィッシングには持て余しますし、最近の軽量バスロッドに装着するとかなりバランスが悪くなってしまいます。

 

モアザンブランジーノに載せたときもバランスが悪く使いづらいと思ったくらいですから^^;

 

ちなみに僕はこの辺りのベイトロッドによく合わせていましが、バランスも良く使いやすかったです。

 

まあ、結局スプール径φ38はラインナップから外れてしまった訳ですけど、代わりにラインナップされたスプール径φ36のリョウガは結局どうなのか、使い分けやその辺りも含め、今回は「リョウガのスプール径」についてお伝えしたいと思います。

18リョウガのスプールが絶妙なワケ

 

リョウガは今回のモデルチェンジ以前から1000番、2000番と言った、「規格にハマった」ベイトリールとして、ダイワのベイトリールラインナップに並んでいました。

 

実はコレ、上手く使い倒せばかなり有効なんですよね。

 

規格に入ったベイトリールは他のベイトリールとスプールの互換性があるという事で、ライバルと言えるシマノにはない戦略なので是非有効に使うべきだと思います。

 

18リョウガ1016のスプール径はφ38が消えて、φ34とφ36の2種類になったと先ほどお伝えしました。

 

これがまた痒いところに手が届く絶妙なラインナップなんですね。

 

では、それぞれの互換性や有効な使い方についてお伝えしますね。

18リョウガ φ34はラインナップが豊富

φ34のスプール径と言えばバスフィッシングにおいて最もよく使われているスプール径です。

 

基本的にスプール径が大きければ大きいほど飛距離は出るけど、スプールを動かすのに大きな力が必要となる為、軽いルアーが使いづらくなります。

 

逆にスプール径が小さくなると、飛距離は伸びにくいけどスプールの重量、更に糸巻き量も少なくなるのでトータル重量はより軽くなっていき、軽量ルアーが扱いやすくバックラッシュもしにくくなります。

 

スプールが軽くなればなるほど軽量ルアーのアドバンテージは大きくなっていく、と言うイメージで良いと思います。

※スプール径の大きさにはもちろん限度はあります。

 

で、何故バスフィッシングにおいてφ34のスプール径のモノがよく使われるのかと言いますと、バスフィッシングにおいて最もよく使われる3/8オンス(10~12グラム)前後のルアーウェイトが一番扱いやすいスプール径だからです。

 

最近はスプール重量の軽量化、ブレーキシステムの進化で使いやすいルアーウェイトの幅がかなり広くなってきていますが、やはり「φ34」と言うスプール径は外す事は出来ない径なのです。

 

そしてダイワのφ34スプールは、カスタムスプールのラインナップがかなり豊富に揃っています。

 

18リョウガに搭載されれたスプールは、G1ジュラルミン製のマグフォーススプールです。

 

あえてSVスプールではなく、マグフォースZです。

 

SVスプールの評判はあなたも知っての通りだと思いますが、もちろんこれはデチューンではありません。

 

SVにはSVのメリット、マグフォースZにはマグフォースZのメリットがあるのです。

【ダイワ18リョウガ インプレ】モデルチェンジしたけど何故SVじゃない?マグフォースZとの違いって?

 

もちろんリョウガには、スプール重量9グラムと言うG1ジュラルミン製SVスプールも換装可能です。

出典:ダイワ

18リョウガに標準装備されているG1ジュラルミン製”マグフォースZ”スプールも13グラムと、かなり軽量な部類に入るスプールなのですが、9グラムと言うのは流石に圧巻です。

 

実際に使ってみると分かるのですが、下は約5グラムくらいの軽量ルアーから上は特に制限なく重量ルアーまでキャストが非常にイージーで、バックラッシュもしずに飛距離も本当によく飛びます。

ダイワ ジリオンSV TWをガチインプレした結果・・・

 

逆に遠投に関してはマグフォースZの後半の伸びの良さが活きてきます。

 

使い分けるとしたら、10グラム以下のルアー、空気抵抗の抵抗の大きいルアールアーを使うならSVスプール、10グラム以上で遠投を意識するならマグフォースZと言う使い分けが有効かなと思います。

φ36は遠投を意識したバス釣りに最適

先ほどバスフィッシングにおいてスプール径φ34が最適と言うお話をしましたが、3/8オンスを超える重めのルアーを扱うならφ34より、φ36の方が気持ちよくキャストをすることが出来ます。

 

スプール径が大きいとスプール1回転あたりのラインの放出量が多くなるので、同じ量スプールが回転したのならその分飛距離が伸びます。

 

ですが、スプールが大きくなった分、スプール重量が増しますのでスプールを動かす為にその分大きなエネルギーが必要となり、更にライン放出量が多くなるという事はルアーが失速しにくい事が必須となって来ます。

(失速してしまうとバックラッシュとなってしまい、ブレーキ調整が必須)

 

つまり、スプール径が大きいという事は、重めの空気抵抗の少ないルアーに向いているという事です。

 

逆言えば、遠投を意識して重いルアーを投げるのなら、スプール径が大きい方が「相乗効果でより飛距離が伸びる」と言う事なのです。

 

これまでダイワのベイトリール勢でスプール径φ36と言うのは、ジリオンのみのラインナップでした。

 

僕としてはφ36のスプールは10~20グラムのルアーを多用するシーバスに最適で、とても使いやすくよく使っていたのですが、リョウガもスプール径φ36が新たにラインナップされたことによって、より多様性が増しましたね。

 

現在ジリオンTW、リョウガに標準装備されいるスプールも含めてφ36のスプールは、

 

・超々ジュラルミン製マグフォースZスプール

(ジリオンTW)

・G1ジュラルミン製HLCスプール

(ジリオンTW HLC)

・G1ジュラルミン製マグフォーススプール

(ジリオンTW HD)

・G1ジュラルミン製マグフォースZスプール

(18リョウガ 1520)

 

この4種類のスプールがラインナップされ、それぞれ4機種のベイトリールで互換性があります。

※TWではない旧ジリオンとの互換性はありません。

 

これまでジリオンTWのみだったφ36スプールがリョウガにも換装出来るようになり、リョウガに搭載されるスプールはG1ジュラルミン製のマグフォースZスプールです。

 

これにかなりそそられモノがあるのは、決して僕だけではないハズ。

 

リョウガ2020でもそうでしたが、剛性感のあるボディにかっちりと固められたキャストフィールは非常に気持ちよく、丸形ベイトリールの弱点でもあるレベルワインダーとの距離と言うビハインドも埋めて補ってくれる程です。

※リョウガの飛距離に関してはまた書きますね。

何とボディサイズは1016と1520と同じ

旧リョウガは1016から2020にサイズアップした時、大幅なボディサイズのアップがありました。

 

しかし18リョウガはなんと1016と1520のボディサイズは同じで、スプールのみ違うのです。

(スプールの幅は違うので、厳密にはボディの幅は違うかも知れません。確認出来たらまたお知らせしますね)

 

つまり1016と同じ感覚で1520も使えてしまうという事なのです。

 

今回の18リョウガはロープロ化にもかなりこだわっています。

出典:ダイワ

パーミング側のプレートが小さく、そしてかなり薄くなっているのが分かると思います。

 

リールフットの位置も見直されているので、手の小さい方にもかなり使いやすいんじゃないかと思います。

(スミマセン、僕は比較的ての大きな方でして、実はほとんどパーミング性については気になったことがありません)

 

スプール径がφ36にアップしたにも関わらず、1016と同じ感覚で使用できるというのは何気に結構凄い事だと思います。

 

リョウガを使う様なシチュエーションだと比較的重量のあるルアーを使う事も多く、1016だと小さいけど、2020だと大きいと感じていた方もいると思います。

 

2020がラインナップから外れたのは残念ではありますが、サイズ感も変わらず1500番サイズのリョウガを扱えるという事は、これでより多くの人が手に取る様になるのかなと思いました。

出典:LureNews.TV

18リョウガのスプール径に意外な互換性があった!【まとめ】

18リョウガの詳しいインプレについてはまたインプレ記事を読んで頂けたらなと思うのですが、今回の18リョウガへのモデルチェンジは、是非1520を手に取って貰えた方がより「リョウガ感」を味わう事が出来るんじゃないのかなと思いました。

【比較】18リョウガがカルカッタコンクエストを超えた理由

 

もちろん1016でもいいのですが、個人的には1016はSVスプールに交換して5~12グラムくらいの引き抵抗、空気抵抗の大きなルアーに使い、14グラム以上の重くて引き抵抗もあるバイブレーションなどをぶっ飛ばしてより広範囲をより速いテンポでグリグリ巻いて探っていく釣りに使うと、リョウガが活きてくるのかなと思いました。

 

正直、遠投にはロープロファイル系のベイトリールの方が向いている事には違いありません。

 

しかし、引き抵抗のあるルアーをラクに巻いてこれるというのは、”巻く”事がスムーズで力強いリョウガの様なベイトリールのアドバンテージは大きいと言えます。

 

「引き抵抗のある重いルアーの遠投」にリョウガ1520を取り入れるのは非常に”アリ”だと思います。

18リョウガ 飛距離を伸ばす為のたった”1つ”の秘訣とは?

ベイトリールの飛距離はラインが太い方が出る理由

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