2016年にダイワから発売されたSVスプール搭載のジリオン、ジリオンSV TW。

 

ターンアラウンド方式のTWも搭載されて、ダイワの注目技術が詰め込まれての発売となりました。

 

僕としてはT3SVでSVスプールに魅力を感じたこと、ジリオンの堅牢性が好きだったこともあり、ジリオンのSVスプールはかねてから熱望してました。

 

そしてもちろん、発売と同時に速攻購入しました。

 

注目はジリオンの36mmスプールが34mmとダウンサイジングモデルであること、これによってより軽量コンパクトなボディになり、そしてダイワの代名詞とも言えるくらい注目されているG1ジュラルミン製のSVスプール、TWレベルワインダーが搭載された事です。

 

それなりに使いましたのでインプレッションしてみたいと思います。

ダイワ ジリオンSV TW インプレッション

出典:ダイワ

ジリオンSV TW最大の目玉と言えばネーミングの通りですが、G1素材のSVスプールが搭載されたところ、そしてターンアラウンド方式のTWレベルワインダーが搭載されたところですよね。

 

インプレッションにあたり、使用用途、ジリオンSV TWの目玉となる機能を中心に書いてみたいと思います。

 

・使用用途

・G1ジュラルミン製のSVスプール

・ターンアラウンド式TW

・XXH 超ハイスピードギア

使用用途

まず使用用途ですが、今回は本流でのトラウト中心での使用でしたので、基本的にロングロッドばかり使用しています。

リール

1016SV‐XXH (ギア比9.1)

ロッド

ダイワ HL-Z832MFB(カワスペシャルⅡ)
フィッシュマン ベンダバール89M
テンリュウ レイズ RZ85MH-BC

ライン

PEライン1~2号

ルアー

5~42グラム

小型プラグ、スプーン、ビッグベイト

G1ジュラルミン製のSVスプール

まずはSVスプールからインプレッションしてみたいと思います。

 

SV+TWと言えば最初に発売されたのがT3SVでした。

 

T3SVも発売と同時に購入しシーバス中心で使用していたのですが、今回のジリオンに搭載されたSVスプールは初代SVであるT3より、大きな進化を感じる事が出来ました。

 

まず素材がG1ジュラルミン製に進化し、その汎用性がグンと増しました。

出典:ダイワ

スプールのラインナップもさることながら、リョウガやT3などの1000番クラスのリールへの互換性もありますので、その汎用性は抜群に上がったと思います。

 

ダイワのフラッグシップであるスティーズと同じG1ジュラルミン製のSVスプールでありますから、その性能ももちろん申し分ないです。

 

使用感を一言で言ってしまえば、キャストが非常にイージーです。

 

正直、物足りないと思ってしまうほどイージーです。

 

適当にひょいっと投げてもバックラッシュをすることなく、それなりの飛距離が出てしまいます。

 

かと言ってフルパワーで投げれば飛距離が伸びるかと言えばそういう訳でもなく、7~8割の力で投げて最大距離と言ったところでしょうか。

 

SVスプール特有の先詰まり感が無い訳では無いモノの、飛距離としては十分に「飛ぶリール」と言えると思います。

 

SVスプールの印象をまとめるとストレスフリーバーサタイルの名の通り、「カンタンに飛距離が出せるリール」と言ったところでしょうか。

 

誰でも簡単にベイトリールの飛距離をアップさせる最大の方法

ターンアラウンド方式TW

出典:ダイワ

最近のダイワのTWはT3AIR以外はターンアラウンド方式となっていますが、ジリオンももちろんターンアラウンド方式となっています。

 

ターンアラウンド方式とは、レベルワインダーがクルっと半回転程して、キャスティング時とリトリーブ時とでポジションが変化する方式です。

 

出典:ダイワ

T3のときはこんな感じで、パーミングした時にちょうど親指を載せる辺りがパカパカ開くタイプでした。

 

ターンアラウンド方式となって、仕組みが簡素化されたことによって剛性感が増したのもありますし、ラインが引っ掛かったりなどの余計なトラブルの心配もなくなりましたね。

 

レベルワインダーの幅も、T3比べるとかなり小さくなりました。

 

かと言ってそれによって放出抵抗が上がっているかと言うとそういう訳でもなく、スプールとの距離がかなりとられていますので、レベルワインダーの幅が狭くなったからといってラインの放出抵抗が上がったなんて事は無いと思います。

 

距離的にはダイワZ並みにありますので、正直、これだけ距離が取れるのならTWじゃなくてもいいんじゃないかと思ったほどでした^^;

 

まあ、TWも初代TWであるT3からの進化を感じる事が出来るしようとなっていますね。

ジリオンのウリである剛性感

ジリオンと言えば、やはりそのかっちりとした剛性感ですよね。

 

僕もその剛性感が好きで、先代からジリオンを愛用しています。

 

今回のジリオンSV TWは冒頭にも書いた様に、ジリオンのダウンサイジング版です。

 

もちろん、オリジナル譲りの剛性感はそのままに、より軽量に、よりコンパクトになっています。

 

「剛性感があるコンパクトリールを」と言う意味では間違いのないリールと言えますよね。

XXH 超ハイスピードギア

1500番のジリオンから搭載されたXXH、ギア比9.1と言うウルトラハイスピードなギア比も、ジリオンSV TWには搭載されています。

 

僕が選択したモデルもこのXXHなのですが、正直、使用用途は限られるものの、限られた使用用途では抜群の破壊力を持っています。

 

僕は本流トラウトが中心でしたので、激流の中、アップクロスに投げた際の流れに負けないラインの回収スピード、フルキャストした際に風に煽られて出たラインスラッグの回収、激流の中で素早く自分とルアーを繋ぐ役割として、ギア比9.1の破壊力は抜群でした。

 

反面、ダウンでディープダイバー系は「使えたものじゃない」と言うレベルでしたけど、パワーハンドルに変更したことで若干、改善はされました。

 

とは言え、ダウンじゃなくともディープミノー、ディープクランクはとても使い心地が良いモノではありませんし、今回使用はしていませんがバイブレーションもちょっとキツイかも知れません。

 

この9.1と言うギア比が活きる場面は、ブラックバスならカバー打ちなどの近距離戦、シーバスなら大場所での流れを探る釣り、トラウトならアップクロスでの釣り、と言う感じになると思います。

 

この辺りでは「唯一無二」の破壊力がありますけど、弱いところでは「使い物にならない」と言うレベルになってしまいます。

 

ですから要は、「使いどころ」という事になります。

気に入らない点

ここまでいい事ばかり書いたので、気に入らないところも書いてみたいと思います。

 

・SVスプール

・キャストフィール

・デザイン

SVスプール

先ほども少し触れましたが、SVスプールのイージーさは正直に言うと物足りないと感じてしまいます。

 

カンタンに飛距離が出てバックラッシュしにくい、それは良いのだけれどキャストをしていると正直自分でコントロールしている感が薄い気がしてちょっと物足りない気になってしまいます。

キャストフィール

SVスプールの特性上、若干後ろ髪を引かれる様な感じになり、最後の一伸びの時に失速感を感じてしまいます。

 

それでも飛距離は出ているので問題は無いのですが、フィーリング的に「気に入らない」と言う人はいるかも知れません。

 

まあ、その「後ろ髪を引かれているような感じ」と言うのが、実はPEラインの使用に向いてはいるのですが。

 

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デザイン

あとは個人的にもう少しデザインと言うか、装飾があってもいいのかなと思います。

 

まあ、完全に好みの話ですし機能には関係ないのですけれど、ジリオンSV TWは飾りっけがほとんどありませんので、ある意味武骨で質実剛健と言う感じはするのですが、軽量コンパクトなリールですし、ちょっと所有欲が満たされない部分がありました。

 

とりあえず以上の3点、「気に入らない点」を挙げてみましたが、結構、無理やり挙げた感はあります^^;

 

正直、好みの部分が大きいですし、なんだかんだ言っても僕はSVスプールを気に入っています。

ダイワ ジリオンSV TW インプレ【まとめ】

オリジナルのジリオンと比べるとスプールサイズ系も36mmから34mmとなったことで、より軽量のルアーも投げやすくなり、オールラウンド性がより増しました。

 

ですから、5~14グラムくらいまでの中軽量ルアーにはバツグンに向いていると思います。

 

ギア比のラインナップが豊富なところもまたいいですよね。

 

ディープクランキングからハイスピードのカバー打ちまで、様々なシチュエーションに対応出来ます。

 

かっちりとした剛性感が欲しい人、中軽量ルアーを投げたい人、またはこれからベイトリールに挑戦したいという人が選んで間違いのないベイトリールだと思います。

ダイワ ジリオンSV TWを意地でもベイトフィネスで使いたい”あなた”へ

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