ついに発表されましたね、23スティーズAⅡTW 。
待ってたんですよね、2021年にスティーズA TW HLCがスプール経Φ36mmになって登場したときは、本当に衝撃的でした。
Φ36mmスプールのジリオンもラインナップから消え、スティーズAが次代のヘビーデューティーベイトリールになると、僕は勝手に期待していました。
で、とりあえずスプール経を言っちゃうと、Φ34mmです。
ん~、とは思いつつも、スティーズAのタフ&ロングキャストのコンセプトは変わっていません。
その辺はスティーズ”今回の”A”の血統を受け継いでいるとは言えます。
けどね、正直ね、今回の23スティーズAⅡTW 、僕の中で購入の決定打と言うかインパクトに欠ける部分があるんですよね。
と言うことで今回は23スティーズAⅡTWの進化のポイントや、僕の中でインパクトに欠けると思った理由を説明していきたいと思います。
▶23スティーズA2TWより22ジリオンTWHDの方がオトクな理由
▶【注意】23スティーズA2TWでPEラインを使う前に読んで!
23スティーズA2TWのキャストフィールのインプレッションについてはコチラ
▶【互換性】23スティーズA2TWのスプールを21ジリオンSVTWに入れてみたぞ。
▶【結論】23スティーズA2TWは軽量ルアーをキャストできる?
※記事下にもリンクあります。
目次
23スティーズAⅡTW 【インプレッション】
まず、23スティーズAⅡTWをダイワさんのホームページで見て感じた第一印象、
コレって22ジリオンTWHDとキャラ丸カブりじゃね?
と思ったんですよね。
と言うか22ジリオンTWHDが登場したときに書いたのですが、ジリオンというか完全にスティーズATWの後継モデルに感じたんです。
コチラの記事です。
▶22ジリオンTWHD 【インプレ】コレって〇〇の方が良いんじゃね?
タフコンセプト、スプール経Φ34mm、マグフォースZブーストを新採用し、糸巻き量も16lb-100m。
コレが22ジリオンTWHDのスペックです。
価格帯もコスパのいいミドルクラスから、定価50,000円超えのスティーズクラスのハイエンド並みになりました。
僕的にはどう考えてもジリオンではなく、「スティーズAの後継機だろ」感じだったんですよね。
けれどもすでに2021年モデルの21スティーズA TW HLCは、スプール経Φ36mmを採用しています。
そしてΦ36㎜ジリオンは廃盤。
てことは、コレは完全にジリオンはスプール経Φ34mm、スティーズAはΦ36mmの路線で行くと、僕は勝手ながら思っていました。
けれども今回の23スティーズAⅡTWはスプール経Φ34mm、糸巻き量が16lb-100mから14lb-100mに若干シャロ―化。
じゃあ、22ジリオンTWHDとどう差別化すればいい?
確かにスプールのシャロ―化によってスプール重量は軽くなります。
それは23スティーズAⅡTWのポイントとしてホームページにも記載されています。
スプールの軽量化はレスポンス向上や軽量ルアーの投げやすさにも直結しますからね。
にしても中途半端過ぎない?
と思っちゃったワケです。
5%の軽量!
と謳っているのはわかります。
けれどそれだったらいっそ12lb-100mにしてしまえば、ハッキリと使い分けもしやすいと思うんですよね。
12lb-100mのマグフォースZブーストはまだ無いわけなのですから。
例えばシマノのメタニウムとバンタム、スコーピオンとか、棲み分けが出来ていますよね。
(バンタムはスプール径がΦ35mmになりましたけど、より明確になった)
メタニウムとバンタム、スコーピオンって糸巻き量の違いでけっこう差別化が出来ていると思うのですよ。
(クラスもちょっと違うけど)
細糸中心ならメタニウム、太糸中心ならバンタム、スコーピオンて感じで。
ですからどうせなら12lb-100mでマグフォースZを出して欲しかった気がしますし、けれどそれだったらスティーズ”A”の意味がないかな、とも思っちゃいます。。。
AはアルミのA、要するに金属のタフネスボディと言う意味です。
「その中間のニッチなところを突いたんだ」
と言われれば全然否定はしませんけど、フラッグシップマシンはニッチな隙間を突くより王道で行って欲しかったって、勝手に思っちゃってます。
と言うかスプール径Φ34mmの16lb-100mは22ジリオンTWHDであるのだから、14lb-100mくらいの違いならオプションのスプールで出せば良いのでは?思いますし、
差別化するのなら12lb-100m、もしくはせっかく21スティーズA TW HLCでΦ36mmになったんだから、スティーズ”A”はΦ36mm路線で行って欲しかった。
と言うのが僕の本音です。
だってΦ36mmのマグフォースブーストスプールが出れば、HLCにも換装できるじゃん!
(コレが一番の本音かも知れない)
けれども今回のスティーズ”A”は結局元のΦ34スプール。
まあ、それはもう仕方がないこととして、と言うことは、と言うことはですよ?
Φ36mmスプールのジリオン復活!?
と言う期待を勝手にしてしまいます^^
23スティーズAⅡTW 一体何が進化した?
さてここまでちょっとネガティブな意見が中心になってしまいましたが、2017年から6年ぶりにモデルチェンジしたスティーズA TWが何も変わっていないワケではありません。
もちろん、ハイエンドクラスよろしく、妥協のないベイトリールに仕上がっています。
まずなにより具体的な変化としては、最新のテクノロジー、機能がフルマックスでついています。
- G1ジュラルミン製マグフォースブーストスプール
- ハイパードライブデザイン
- ドラグ引き出し音
- ゼロアジャスター
- ”格”が上がった
ちょっと抽象的なお話になりますけど僕的には具体的な進化と共に、スティーズAのポジションも変わったかなって感じています。
その辺りを説明しつつ、マグフォースZブーストなどのもうダイワさんお決まりの機能についてはサラっと説明しますね。
G1ジュラルミン製マグフォースブーストスプール
2021年に登場した衝撃のブースト。
ただし、良し悪しですよ?
もちろん飛距離はアップします。
SVブーストなんて弱点だった後半の伸びが改善されましたし、個人的には後半ブレーキ力が抜ける遠心力ブレーキに近い感覚になったと感じています。
ノーマルSVやマグフォースZから乗り換えた人は、後半の伸びに「おっ」と感じるでしょう。
けれども、ブレーキ力の2段変化で弱まると言うことは、それだけトラブルリスクが増えるという事です。
もちろん単純なトレードオフではないですよ。
適正なタイミングで適正なブレーキ力がかかるワケになったのですから。
コレまで掛かり過ぎていた後半のブレーキが適正になる。
て思えば凄い進化です。
けれども、この「後半掛かり過ぎる」と言うのが、ある意味マグネットブレーキの「特徴」とも言えるんですね。
ちょっと語弊がある言い方になりますが、遠心力ブレーキとマグネットブレーキの特徴を極端に言いますと、
- 遠心力ブレーキ:飛距離は伸びやすいがバックラッシュしやすい
- マグネットブレーキ:飛距離は伸びにくいがバックラッシュしにくい
こんな特徴があります。
※もちろんアングラーのクセやスキルにもよります。あくまでも特徴を極端に言えば、です。
ですから後半の飛距離の伸びが遠心力ブレーキに近付くということは、それだけマグネットブレーキの特徴が薄くなっていくという事です。
少し視点を変えると、これ自体が良いことなのか悪いことなのかは別のお話になるんですよね。
もちろん飛距離が伸びて嬉しい人も多いでしょう。
僕もその一人です。
けれども、コレまで多少の向かい風や空気抵抗の大きなルアーもラフなキャストで問題なかったことが、後半のブレーキ力が抜けることでバックラッシュのリスクは少なからず大きくなります。
要は飛距離アップの恩恵として、トラブルリスクが上がったという事です。
とは言え最初にお伝えした様に、「1リターンが出来た分、1リスクが出来た」と言う単純なトレードオフではありません。
「適正なタイミングで適切なブレーキを掛ける」と言うワケですから、「2リターンが出来て、1リスクが出来た」と言うイメージです。
まあ、リスクを差し引いても、僕はブーストはもちろん「アリ」だと思っていますけども。
ハイパードライブデザイン
コレについては説明をハショリます。(笑)
まあ、要は高剛性ベイトリールと言うことですよ。
ハイパードライブデザインの前はリアル4なんて呼ばれる特徴がありました。
僕はベイトリールのカチっと巻き心地が好きだったので、軽量化重視のナヨっとしたベイトリールが好きじゃなかったんですね。
けれども最近のベイトリールはベイトフィネスリールでもガッチリとした剛性感があります。
トレンドとして僕は嬉しいです^^
ドラグ引き出し音
ドラグ引き出し音は嬉しい人は嬉しいでしょう。
僕もその1人でした。
けれども僕は最近、それほど気にしていないと言うのが本音です。
ブラックバスってほとんどドラグフルロックでの使用だったリしますが、シーバスなどのソルトウォーターはさすがにドラグは必須です。
シーバスはサイズも大きいですし、けっこう走るサカナです。
海でやってると何が掛かるか分かりませんからね。
意外とトラウトでもドラグは必須です。
レインボートラウトってめっちゃ走りますからね。
激流の中上流に向かってダッシュするのに、止められない。
しかもあんにゃろう共は無茶するとすぐにバレやがる。
そんな突っ走るサカナにはドラグ引き出し音があると盛り上がりますからね。
僕も過去には引き出し音がついていないベイトリールに、何とか取り付けられないかと思ったことがあります。
けれども、最近はそれほどドラグ引き出し音にはこだわらなくなりました。
なぜなら、引き出し音が無いという事にもメリットがあるから。
詳しくはコチラでも書いていますので、ココでの説明は軽くにしときますね。
▶【結論】22エクスセンスDCではなく21アンタレスDCを買った理由
要は、引き出し音の機能が無いと、ドラグの引き出し始めがスムーズになるんです。
ベイトリールのドラグ音て、構造的にはラチェットの山をバネで押し出されたピンを乗り越えることによってカチカチと音が出る様になってます。
全てが全てではないかも知れませんが、スピニングリールだとピンが弾かれて音が出る様になっています。
ですからスピニングリールだと「チリチリチリ」て感じの音、
ベイトリールだと「カチカチカチ」と言う感じの音になっています。
※もちろん全てのリールに当てはまるものではありません。
ですからベイトリールの場合、構造上、ラチェットの山を乗り越えてラインが引き出されます。
つまり、段階的にラインが引き出されて行くんです。
と言うことは、バネの力の分、ラインの引き出しに抵抗が出来ちゃうんですね。
もちろんそんな抵抗は微々たるもので、実釣にそれほど影響があるワケではありません。
そもそもベイトリールのドラグ性能にそれほど期待していませんしね。
けれども何も無い方が確実にスムーズですし、部品点数が増えるということはコストアップ、故障リスクアップ、重量アップに繋がります。
そう思うと、僕はそこまで必要性を感じなくなった、というワケなのです。
ですから僕としては、
「あったらあったでいいけど、無いなら無いなりにメリットがあるからあまり気にしなくなった」
と言う感じなんですね。
まあ、釣りなんて趣味ですから、気分が盛り上がるに越したことはありませんけども^^
ゼロアジャスター
ゼロアジャスター…
僕この機能って、「ただの使いにくいメカニカルブレーキ」としか思っていないんですよね^^;
むしろメカニカルブレーキが使いやすい様に進化していたのに、デチューンされたくらいに感じています。
僕最初ゼロアジャスターって、ゼロ点をバチッと一発で決めてくれる機能だと思ったのですよ。
ゼロ点と言うのは、スプールがカタ付かない程度までメカニカルブレーキを締め付けること。
コレが一発でバチッと決まれば、メカニカルブレーキを調整しても一回一回すぐに確実にゼロに戻せるので、調整が凄くやりやすくなるぞ、すげー機能だな!
て。
けれど蓋を開けてみれば、ただ単に動かしにくいメカニカルブレーキでした^^;
確かに僕もメカニカルブレーキの調整はほとんどしません。
ベイトリールを使い始めて25年以上になりますが、昔からほぼゼロ点で使っています。
ただそれは「調整しにくかった」という理由もあります。
場合によっては少し締め込みたいときもあります。
けれどもルアーチェンジやブレーキを戻す時に、いちいちゼロ点を探るのがめんどくさかったんです。
ですから一発でゼロ点が決まるメカニカルブレーキってスゲーなって、そう思っていたんです。
そしたら誤作動しないように回しにくく固くなっただけだった。(笑)
誤作動しなくなるだけだったら、ラチェットのバネ?をもっとキツめにすれば良いだけだと思うのですけどね。
いつの頃からかメカニカルブレーキにカチカチってラチェット音が鳴る様になりましたよね、
僕はあれは凄い良い機能だなって思いました。
だって、「何クリック締め込んだのか」と言うことが音の数で調整できますから。
「ゼロ点から2クリック締め込んだ、4クリック締め込んだ」
と言うのが明確になると、ブレーキに再現性が出るんですよね。
しかも音で判断できると言うことは、手元を見なくても出来ます。
無段階調整だと感覚になってしまうから、同じブレーキ力の再現が難しくなっちゃうんです。
ですからせっかくラチェット音が出来て調整しやすくなったなって思ったのに、無段階&回しにくいって。
先ほども言いましたが、ただの誤作動防止ならラチェットを強化すれば良いと思うのですよ。
とは言えそんなことを言ってもどうしようもないので、僕はこんな工夫をしてみました。
ゼロ点にマーカーを付けて、ゼロアジャスターのキャップの窪みの数で段階的に締め付けるって感じです。
コレが一段階(1/8締め付け)
コレが2段階(1/4締め付け)
て感じで。
コレだと段階的に締め付けることが出来て、ブレーキ力に再現性がありますよね。
ゼロ点もバチっと決まるし。
この方法、21スティーズA TW HLCには特に効果的と言うか、使いやすかったですよ。
メカニカルブレーキって確かにほとんど使いませんが、ほんのちょっと締めるだけでキャストフィールがバツグンに良くなることがあります。
多分、ラインにちょっとテンションが掛かることでルアーの飛行姿勢が安定したり、ルアーの失速に合わせてブレーキがかかるんでしょうね。
キャストのときにルアーが回転してしまうって方は、試しにほんの少し締め付けてみて下さい。
飛距離がグンと伸びることがあります。
特にダイワで言うと21スティーズA TW HLC、シマノで言うと遠心力ブレーキであるSVSインフィニティを搭載しているモデル。
要は後半のブレーキ力が抜けて飛距離が伸びやすいベイトリールです。
21スティーズA TW HLCはもうそう言うロングキャスト専用ベイトリールですけど、20メタニウムとかもブレーキ調整がシビアって言われます。
そんなときに少しメカニカルブレーキを締め込んでやれば、驚くほど使いやすく感じると思いますよ。
まあ、ホントはキャスティングフォームで修正できるのが一番なんですけどね。
そこは修行あるのみです。(笑)
さて、ここまでは具体的なテクノロジーや機能の進化。
もう一つ、抽象的な概念になりますが、僕は今回の23スティーズAⅡTWは「格が上がった」と感じたんですね。
その辺りを掘り下げてお話したいと思います。
23スティーズAⅡTWは格が上がった
僕が勝手に感じている事なので、「え?そう?」と思う人もいるかも知れません。
僕は23スティーズAⅡTWをホームページで見たとき、まず、”格”が上がったと感じたんですよね。
17スティーズA TWって実は、スティーズSVTWと比較して同じスティーズシリーズでも少し価格帯が低かったのですよ。
価格差にして1万円くらいかな。
多分、ベアリング数の違いとかスプールの違いとか素材の違いとか、そんなんだと思いますけど。
かと言ってスティーズはスティーズ。
作りに妥協があったり悪いモノなワケがありません。
むしろ高剛性のオール金属タフネスベイトリールとして定評がありました。
けれども他のスティーズシリーズに比べて、凄くコスパがいい印象だったんですね。
ですから僕的にはスティーズAを買って、欲しければ換えスプールとしてSVなりPEラングキャストスプールなりを買った方がオトク感があると、そう感じていたんです。
ですが今回の23スティーズAⅡTWは定価が54,000円。
5万円台突入… いよいよお手頃価格とは言えなくなってきました。
17スティーズA TWと比較してベアリングも2個増えてますし、「格が1段階上がったかな」と感じたんですね。
逆に22ジリオンTWHDより安価でもどうしようかと思いますけど^^;
ただまあ、もしかしたら新しいスティーズSVTWは6万円台、ヘタしたら7万円近いかも知れませんけどね。
現行品のスティーズリミテッドSVTWは72,000円だし。。。
昨今の値上がりはマジでエライこっちゃです。
それを加味すると格が上がったというより、ただの物価高騰かも知れません^^;
ちょっと余談ですけど、あなたもご存知のように今アメリカの物価上昇が凄い事になっていますよね。
野球場でビール(710ml)とホットドッグを買うだけで3,000円と書いてあるブログも見かけました。
確かに物価の上昇も凄いのですけど、実は賃金の上昇も凄いのですよ。
マクドナルドの時給が約4,000円ですよ?
日本だと平均で980円くらいだそうです。
日本のビール(500ml)とホットドッグを買えば1,500円くらい。
アメリカはマックの時給でお釣りが来ますが、日本だと1.5倍かかりますね。
(しかもビールは少ない!)
以前Twitterで
「アメリカで生活して日本に遊びに来るのが正解」
と言うツイートを見たことがありますが、
正に正解だと思いました^^;
日本じゃマクドナルドで1時間働いてもセットメニュー1個が限界ですけど、アメリカで働いて日本で注文すれば4~5個買えるって。
ちなみにアメリカのビッグマックは、2022年7月時点で710円です。
日本は390円。
アメリカ賃金で見るとどう考えても日本はお買い得です。
今の日本は一昔前のタイみたいになってます。
日本もいくら物価が上がったと言っても給料が上がればいいのですけども。。。
スミマセン、完全に余談(愚痴とも言う)でした^^;
さて、そんなこんなで遂に5万円台に突入したスティーズAですが、もしかしたら新スティーズSVTWはもっと高額になる可能性もありますので、実はまだまだお買い得かも知れません。
にしてもダイワさんは22ジリオンTWHDとの棲み分けをどう考えているんだろう?
細かいことを言えば糸巻き量が少し違ったり、ハンドル長やノブが違ったり、XHクラスのギア比が少し違ったり。
あとローギアモデルがあるか。
けれども、コレって明確な棲み分けになるのかな?
と思うのですよね…
まあ、ローギアが欲しけりゃ23スティーズAⅡTW一択ではありますけども。
23スティーズAⅡTWは買いか?
ベイトリールとしては間違いないモノなので、僕は「買い」と言えます。
21スティーズA TW HLCを使った僕としては、新しいスティーズは間違いないと確信しています。
ただ僕としては、22ジリオンTWHDを持っている人なら別に買い替える必要までは無いかなって思ってます。
気になるならスプールだけ購入すればいいし。
ただ、ローギアモデルが欲しければ23スティーズAⅡTW一択になりますよね。
じゃあ、僕はどうするのか?
詳細が分かるまではけっこう買う気マンマンでした。
この記事を書いているうちも、「どうしようかな~」て迷っていたのですが、現時点の僕の気持ちをお伝えすると、
「オプションでスプールを買って、21ジリオンSVTWに換装するかな」
て感じです。
ダイワさん、スプール規格揃えてくれていますので、今回もジリオンとスティーズはきっと互換性があると信じています^^
23スティーズA Ⅱ TW【インプレ】買う必要、ある?【まとめ】
さて、ここまでのお話をまとめますね。
- 23スティーズAⅡTWのスプール径はΦ34mm
- 最新の機能は一通り備わっている
- 22ジリオンTWHDと棲み分けが難しい
- ローギアモデルがある
- 価格が上がったが、まだまだオトク感はある(ニューSVTWはもっと上がるかも)
買いか?と言われれば買い。
ただし、22ジリオンTWHDを持っていれば、買い替えまで必要ないのでは。
と言う感じです。
22ジリオンTWHDと23スティーズAⅡTWの違いについては僕も気になるので、今度はもう少し掘り下げて書いてみたいと思います。
う~ん、と言うか個人的にはジリオンがスティーズに被せてきている感があるんですよね。
リミテッドモデルでもないのに、ハイエンドクラスと同じ価格って。
僕としてはあのコスパの良さもジリオンの魅力に感じていました。
今回のインプレッション、なんかちょっとネガティブな感じになりましたけど、良いベイトリールであることは間違いないでしょう。
オプションの換えスプール、楽しみにしています^^
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