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ダイワのベイトフィネス用ベイトリールであるアルファスAIR(エア)

 

ダイワのベイトフィネス用リールはT3AIR、SSエアに続き最安値ではあるのですが、僕の印象としては正直、

 

「ベイトフィネス用のベイトリールはコレで十分じゃね?」

 

と言うのが僕のアルファスAIR(エア)の評価です。

 

もしあなたがベイトフィネスにチャレンジしたい、ベイトフィネス用のベイトリールを探しているという事でしたら、アルファスAIR(エア)も候補の一つに是非入れておいて欲しいですし、新たにもう一機追加したいという方も、購入してもきっと後悔はしないと思います。

 

ベイトフィネス専用機は専用チューンがされていて結構高価になりがちなのですが、新品が実売25,000円前後で購入できるアルファスAIR(エア)はベイトフィネス入門としても悪くはありませんし、実際に使ってみましたけど本格的にベイトフィネスに取り組もうという方にも十分満足が出来る性能だと思います。

 

今回はそんなお手頃でありながらも本格派な、アルファスAIR(エア)のインプレッションをしてみたいと思います。

 

最後に最も安くベイトフィネス用リールを手に入れる方法もご紹介したいと思いますので、良かったら最後まで読んで頂けると嬉しいです^^

ダイワ アルファスAIR(エア) 【インプレ】

出典:ダイワ

まあ、一言で言うのなら、フツウに軽量ルアーが使えるベイトフィネス用ベイトリールです(笑)

 

・ルックス

・ギア比

・ソルト対応

・性能

 

ルックス

まずルックスですが、冗談ではなくベイトリールは見た目は非常に重要です。

 

これは本当に冗談でもなんでもなく、「カッコいいから」と言う理由でベイトリールを使っているアングラーもきっといるでしょうし、趣味として、使っている道具が自分のお気に入りであるというのは非常に重要な要素です。

 

釣りをすると言うモチベーションにも関わってきますから、むしろ見た目と言うのは釣果も左右するほど重要な要素なのです^^

 

で、このアルファスAIR(エア)、黒ベースにところどころ赤色のパーツが散りばめられていて、レーシーで締まった印象です。

 

コンパクトでシンプルですので、ハンドル交換などでカスタムしても、けっこう自分好みに作り上げる事が出来るんじゃないかと思います。

 

こうやって見るとダイワの他のベイトフィネスリールも基本、黒と赤ですよね。

 

黒と赤って非常にレーシーでチューニングマシンって印象を与えてくれます。

 

ダイワ的にはベイトフィネスリールと言うのは、「チューニングされたベイトリール」と言う印象を与えようとしているのかなと勝手に思ったのですが、まあ、それだけ”専用マシン”と言うのを印象付けたいのかも知れません。

 

総じてアルファスAIR(エア)のルックスはノーマルでも十分カッコよく、まだまだカスタムのし甲斐がる、と言った感じでしょうか。

 

価格から見ても安っぽさはありませんので、僕は見た目的にもオススメ出来るベイトフィネスリールです。

 

まあ、見た目とかは流石に好みの問題でしょうけど^^

ギア比

ハイギアがローギアとハイギアと言う様に、きちんとラインナップされているのは良いですよね。

 

僕は迷わず7.2のハイギアをチョイスしました。

 

僕としてはベイトフィネスはハイギアの方が良いと思っています。

 

まずスプール径が小さくなってしまうので、ハイギアじゃないとハンドル一回転あたりのラインの巻き取り量を確保できないという事と、ベイトフィネスの使い方的に、フィネスルアーをカバーに打ち込むという使い方も多くなりますので、ストラクチャーに巻かれる前にサカナを引きずり出す必要があることを考えますと、やはりハイギアであることの方がメリットは大きいかな思います。

 

ハイギアだと巻き重りを心配される方もいると思うのですが、まあ、ベイトフィネスでそこまで引き抵抗の大きいルアーを扱う事も無いと思いますので、巻き重りまでは考えなくていいと思います。

ソルトウォーター対応

ソルトウォーター対応は僕が購入の決め手となった大きなポイントの一つです。

 

T3AIR、SSエア共に実は淡水専用なんですね。

 

まあ、この辺りはカリカリにチューンされたマシンなので、使用用途も限定されてしまうのも仕方がないのかも知れませんが、僕としては海でも基本的にベイトリールオンリーで釣りをしていますので、ソルトウォーター対応と言うのは最低限の基準でもあるのです。

 

ですので正直、最近はソルトウォーター対応ベイトリールがかなり増えてきましたので僕としては嬉しい限りです^^

 

ライトソルトゲームも手軽でなかなか楽しいですので、ブラックバスオンリーと言う方も是非チャレンジして欲しいです。

 

スーパーではなかなかお目にかかれない美味しいサカナも釣れますよ^^

性能

さてさて、肝心の性能についてのインプレッションです。

 

まずアルファスAIR(エア)が「ベイトフィネス」としてどのくらい軽いルアーを扱いやすいのかと言いますと、まあ、一般的にベイトフィネスと呼ばれる5グラム以下のルアーは十分快適に扱う事が出来ます。

 

僕が多用していたのは3~5グラム程度のプラグ、主にトラウトで使っていたので、ミノーやスプーンを中心に使っていました。

 

合わせたロッドはワールドシャウラ1701FF、適合ルアーウエイトは4~16グラムで、ベイトフィネス用とは位置付けられてはいましたが、ベイトフィネス用としては若干ハリが強い様に感じるロッドでした。

 

アルファスAIR(エア)の使用感としては、3~5グラムくらいは十分に快適に扱う事ができ、飛距離も必要十分と言った感じです。

 

5グラムと言ったら、「軽量ルアーを投げられると評判のスティーズSV TWやジリオンSV TWと言った、超軽量スプールであるG1ジュラルミン製SVスプールも、5グラムくらいから結構快適に投げる事が出来ます。

 

ですが餅は餅屋と言いますか、この辺りは流石「ベイトフィネス用」を謡っているだけあって、やはりアルファスAIR(エア)の方が断然快適に扱う事が出来ます。

 

それはやはり専用チューンされた軽量小径スプール、小径ボールベアリング、そしてエアブレーキシステム、この辺りの恩恵が大きいと言えるでしょう。

ベイトフィネス専用チューン

ベイトフィネス用リールとしてまず重要になって来るのは、専用にチューニングされた軽量小型スプールと小径のボールが組み込まれたボールベアリングは欠かす事は出来ません。

 

フィネスルアーをベイトリールで扱う最低条件として、「スプールレスポンスが良い事」です。

 

3グラム前後と言う超軽量ルアーでストレスなくスプールを回転させるには、スプールをどれだけでも軽量にすると言う事は必須項目となって来ます。

 

その為に、カリカリにマージンを削ってブランキング(穴あけ加工)や肉薄化、実用として可能な限りの小径化と糸巻き量、超軽量ルアーをベイトリールで投げるというその為に、スプールを軽量にするありとあらゆるチューニングを施します。

 

これがレーシングマシンの様なイメージを持たせているんでしょうね^^

 

ボールベアリングにしても同様です。

 

小径のボールが組み込むことによって、ボールの重量が軽くなりスプールの回りだしも軽くなります。

 

本当に細かい事なのですが、僅か3グラム前後と言う極軽量ルアーを投げようと思ったら、こう言う細かいチューニングを積み重ねる必要があり、これがベイトフィネス専用リールという事なのです。

 

ですから、快適にフィネスルアーを扱おうと思ったらやはり、最低限専用のスプールとボールベアリングは必要となり、それだけでもそれなりの価格になってしまうのですね。

 

そう言う意味でもアルファスAIR(エア)の価格は、「ベイトフィネス用リールとして必要なモノを最低限詰め込んだ上で、最低ラインの価格設定」とも言える訳です。

 

まあ、もっと安価なベイトフィネス用リールもない訳ではありませんが、ダイワのハイエンドクラスにも採用されているG1ジュラルミン製スプール、エアブレーキシステムなども採用されており、コストパフォーマンスとしてはトップクラスと言っても良いと思います。

ベイトフィネスにはエアブレーキシステムが効く

ダイワのベイトリールは基本的にマグネットブレーキが採用されていて、そのマグネットブレーキにはマグフォース、マグフォースZ(3D含む)、エアブレーキシステムと3種類があります。

(HLCなどの専用チューンや、一部遠心ブレーキも採用されていますが、メインは基本的にはこの3種類と思って貰えればいいと思います)

 

マグフォースと言うのはブレーキを掛ける為のインダクトローターが固定されていて、最初から最後まで一定のブレーキが掛かり続けます。

 

マグフォースZは最も多く採用されているシステムですが、インダクトローターが可変式になっていてスプールが高速回転しているときはブレーキ力が強くなり、回転数が低い時にはブレーキ力が弱くなります。

 

そしてSVスプールやベイトフィネス用に多く採用されているのが、エアブレーキシステムです。

 

エアブレーキシステムもマグフォースZのシステムと同様、スプールの回転数に応じてブレーキ力が変化するのですが、インダクトローターが動くギミックが少し違っていて、ブレーキのオンとオフのメリハリが非常に明確になっています。

 

どう言う事かと言いますと、エアブレーキシステムは軽量のインダクトローターとスプールの特性を活かし、スプールが高回転に達した時にスパッとブレーキが立ち上がり、マグフォースZが回転数が低くなるのに比例してブレーキ力が落ちていくのに対して、エアブレーキシステムはしっかりとブレーキを効かせてからインダクトローターが引っ込んでいく、そんなイメージです。

 

これによって生まれるメリットとしては、飛距離はほとんど犠牲にせずバックラッシュが極めてしにくくなり、特に悪条件下でこそその効果を発揮します。

 

「悪条件」と言うのは向かい風などの天候もありますが、失速しやすい空気抵抗の大きいルアーなども含まれ、当然、極軽量ルアーも含まれます。

 

軽いルアーは当然慣性力も低いので、風の影響も受けやすく空気抵抗による失速も大きくなってしまいます。

 

ですから、エアブレーキシステムの様な悪条件下でこそ威力を発揮するようなブレーキシステムは、最適と言える訳です。

ベイトフィネスリールとその他の使い分け

軽量ルアーをストレスなく投げれるベイトリールを使えば、重いルアーも余裕で投げられんじゃないの?

 

そう思われた方もいらっしゃると思います。

 

結論から言うと、重いルアーもバックラッシュすることなく投げる事は出来るが、快適ではない、という事です。

 

上記でも説明しましたがベイトフィネス用リールと言うのは専用チューンが施されており、特に小径スプール、小径ボールベアリングは正にベイトフィネス専用とも言えるチューンで、この辺りのチューンが”ベイトフィネスとそれ以外”を使い分けるポイントになって来ます。

 

要は、逆に言ってしまうと、小径スプール、小径ボールベアリングは超軽量ルアーには向いているけど、通常よく使うルアー重量、10グラム~くらいのルアーを扱うとどうしても飛距離に先詰まり感が出てきますし、スプール重量を少しでも軽くするために糸巻き量を最小限に抑えたスプールは、”通常使用”として使うにはあまりにも頼りないベイトリールとなってしまうからです。

 

実際に僕も適合ルアーウェイトが4~16グラムと言うロッドに合わせていましたので14グラム程のルアーも使っていましたが、やはり”伸び”と言う意味ではΦ34スプールに通常のボールベアリングを装着しているベイトリールの方が体感出来ましたし、そもそもフロロ8ld-50mと言うラインキャパで重いルアーを遠投するというのは、現実的ではないですよね。

 

フルキャストとした先でモンスタークラスが掛かったらラインを出す余裕なんてありませんし、ラインブレイク、ラインチェックでスプールのストック量が減っていれば、キャストをしただけでカンタンにラインが底を尽きかねません。

 

ですから、ベイトフィネス用のリールはあくまでもベイトフィネス用として、重めのルアーを使ったとしても近距離用として使用するのが最適だと思います。

ベイトフィネスは専用ロッドを使用

ベイトフィネス用リールの性能を活かすなら、必ずベイトフィネス専用ロッドを使うべきです。

 

と言うかむしろ、軽量ルアーの投げやすさと言う意味ではベイトリールのチューニングも大切ですが、どちらかと言えば「どんなロッドに合わせるのか」と言う方が重要で、硬いロッドを使っても5グラム以下の超軽量ルアーはかなり扱い辛いです。

 

僕の場合ワールドシャウラ1701FFと合わせて軽量ルアー以外には7~14グラムくらいのルアーも扱いましたので、このくらいのロッドの方が良かったのですけど、もっと軽いルアーを扱いたいのならロッドももっと柔らかいロッドの方が良かったかもしれません。

 

もちろん、ワールドシャウラ1701FFもベイトフィネスを謡っていて十分にフィネスルアーを扱えるのですが、快適に扱えるのは4グラムまでかなと言うのが僕の印象です。

 

1グラムからと言う適合ルアーウェイトのベイトロッドもありますので、もっと軽いルアーを投げたければ、もっと柔らかいロッドを使った方が良いです。

 

つまり「ベイトフィネスをやりたい」と言うのなら、ベイトフィネス専用のベイトロッドに合わせなければ、せっかくのベイトフィネス専用ベイトリールの性能を活かす事が出来ませんし、かなり扱いにくくなってしまう、と言う事です。

 

ベイトフィネス専用リールを購入し、とりあえず通常のロッドに合わせてみても使いにくいし性能を引き出せない、5グラム以下位の軽量ルアーを投げようと思ったらリールもロッドも相応の専用品使わないと性能は引き出せませんよ、という事です。

 

つまり僕が、「3グラムは余裕で投げれる!」と言ったところで、適合ルアーウエイト10~28グラムくらいのミディアム以上のロッドに合わせても、3グラムのルアーは扱いにくいし重いルアーも使いにくい、という事です。

 

逆に言えば、あとは合わせるロッド次第でアルファスAIR(エア)はベイトフィネス用リールとしての性能は申し分ない、と言える訳です。

 

ベイトフィネスをやるのにロッドもリールも専用品が必要という事ですので、リールが少しでも安価なのはやっぱりオススメ出来る理由になるのです^^

ダイワ アルファスAIR(エア)【インプレ】安いベイトフィネスリールって実際どうなの?【まとめ】

さて、今回はダイワのアルファスAIR(エア)と言うベイトフィネス用のベイトリールをインプレッションしてみました。

 

結論として、ベイトフィネス用のリールとして非常にコストパフォーマンスも良く、3グラム前後のルアーも投げられるので性能も申し分ない。

そして見た目も赤と黒の配色がチューニングマシン的な雰囲気を醸しだしレーシーでカッコいい(好みによりますが)、と言うところでしょうか。

 

ベテランはもちろん、特にこれからベイトフィネスを始めようという方にも、十分にオススメ出来る1機です。

 

ただ、特性上、あまり飛距離を求めるベイトリールではないので、その辺りは理解して使った方がいいと思います。

 

飛距離に関しては必要十分であり、他のベイトフィネス用リールと比べても遜色はない、と思っても良いと思います。

 

専用マシンと言っても、もちろん10グラムくらいのルアーも投げられますが、この辺りは間違いなくSVスプールを搭載したベイトリールの方が快適に飛距離を出す事が出来ます。

 

あくまでも「ベイトフィネス専用」として割り切って使う事をオススメします^^

追伸 最も安価にベイトフィネスリールを手に入れる方法

上記でも述べましたが、ベイトフィネスを快適に扱う為にはまず、軽量スプールと小径ボールベアリングが必須になって来ます。

 

逆に言えば軽量スプールと小径ボールベアリングに交換さえすれば、それなりに快適にベイトフィネスを出来ると言う事です。

 

もしあまり使っていないベイトリールがありましたら、超軽量スプールと小径ボールベアリングを購入してチューニングをするというのが、最も安くベイトフィネス用リールを手に入れる手段とも言えます^^

 

かく言う僕もベイトフィネスの入門はチューニングからでした。

 

持っているベイトリールにアベイル製の超軽量スプールと小径ボールベアリングを組み込み、新たにベイトリールを購入するよりかなり安価に「ベイトフィネス用」リールが出来上がりましたが、現在もなお現役バリバリで使っています。

 

けっこう古いベイトリールにも対応していますので面白いと思いますよ^^

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