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今回はベイトリール初心者が「キャスト練習をするコツ」をお伝えしたいと思います。

 

スピニングリールの扱いには慣れているけど、ベイトリールを使ってみよう!と思っていざ使ってみると、目の前にズボってルアーが突き刺さってバックラッシュ、と言う経験はありませんか?

 

そして上手くいかないからキャスト練習をする、と言ってもなかなかうまく投げられないし、バックラッシュばっかで、恋人かって言うくらいリールと見つめ合って、見つめれば見つめる程離れていくし(ラインはみるみる無くなっていくし)、練習の時点で心が折れそうになっている人も正直結構見えるんじゃないかと思います。

 

なんせ僕がそうでしたから^^;

 

ですから、一番最初の取っ掛かりと言うか、「キャスト練習頑張ってるんだけど、なかなか上手く投げられない」と言う方が、コツを掴むキッカケになれば嬉しいです。

 

コツを掴むことが出来れば、ベイトリールキャスティングも劇的に上達していくと思います。

 

少なからず、目の前にズボっと突き刺さる事はなくなると思いますよ^^

ベイトリール初心者がキャスト練習をするコツ

出典:村田基のキャスティングマスター

ベイトリール初心者が上手く投げられないポイントを、いくつかピックアップしてみました。

 

・基本の形が出来ていない

・ブレーキセッティングが上手く出来ていない

・投げにくいルアーで練習している

・ロッドの反発を上手く活かす事が出来ていない

 

大体こんな感じかなと思います。

 

他にもご意見などがあれば追加していきたいと思いますが、とりあえずこの辺りを押さえておけばベイトリールのキャストが上手くなるキッカケになると思います。

基本の形が出来ていない

物事には必ず”基本”というモノが存在し、それはベイトリールキャスティングにおいても、もちろん例外ではありません。

 

基本をきっちり押さえて、まずはオーバーヘッドキャストをマスターした上で、サイドキャストやバックハンドキャスト、フリップキャストと言った応用キャストにチャレンジするとスムーズに出来るようになるんじゃないかと思います。

 

ベイトリールキャスティングの基本はコチラに詳しく書いていますので、良かったら参考にしてください。

【ベイトリール】キャスト(投げ方)の絶対的”基本” 押さえておくたった”1つ”のポイント

ブレーキセッティングが上手く出来ていない

スピニングリールには無くて、ベイトリールには欠かせない機能が「ブレーキ」です。

 

「俺はノーブレーキで投げる」と言う狂った人も中にはいるかも知れませんが、ベイトリールにおいてブレーキは初心者だろうとベテランであろうと欠かす事が出来ない機能です。

 

ベイトリールにはメカニカルブレーキと、遠心or電子制御orマグネットブレーキの2種類のブレーキが備えついています。

 

順に説明しますね。

メカニカルブレーキ

メカニカルブレーキはスプールを物理的に押さえつけるブレーキなので、基本的には「ゼロポジション」と言ってスプールがカタつかなくて、スプールの回転を妨げないところまで締め込んで使います。

 

ですが、最近のベイトリールは安価なものであっても非常に回転性能が良いので、最初は少し締め気味でも良いと思います。

 

前時代的な調整だと、クラッチを切ってルアーがぎりぎり落ちていかない程度まで締め付けるのが基本の様な感じでしたが、今はスプールの性能がめちゃくちゃ上がっていますので、スーッと落ちていく程度まで締め付ければ十分です。

 

慣れてきたらスプールの回転性能を最も活かせる、メカニカルブレーキ「ゼロポジション」を目指してください。

遠心or電子制御orマグネットブレーキ

これらのブレーキはまずはMAXから始めましょう、と言う記述をよく見かけますが、正直そこまでブレーキ力を強くする必要はありません。

 

MAXだとかなり効いてしまいます。

 

ですので、約7割程度、ダイワのマグフォースZでいうとダイヤル20段階中、15くらいから始めてもいいと思います。

 

それでまだ足りないと思えば強くしていけばいいし、強いと思えば弱くしていけばいいと思います。

 

まあ、ベイトリール初心者と言えど、ダイヤル15でも掛かり過ぎだと思いますが。

 

参考までに、基本的に僕は着水時のサミングのみで、ダイヤル3~6くらいのブレーキ力でほぼほぼ収まります。

 

重くて空気抵抗の少ないルアー程ブレーキ力は弱く、軽くて空気抵抗の大きいルアー程ブレーキ力は強くするイメージです。

 

テクニシャンな人はブレーキを弱めにしてサミングでバックラッシュを防ぎますが、僕は風の強さ、向きなどでも考えると毎回同じように「一定のサミング」をすることは難しいので、

基本、着水以外ノーサミングで、後は投げ方の工夫でブレーキ力を弱くして飛距離を伸ばしていきます。

 

あくまで「僕の場合」ですが、その方が風邪などの状況に影響されにくい一定の感覚でキャスティングが出来るので、安定したキャスティングが出来ます。参考までに。

 

ベイトリール性能をフルに活かすブレーキ調整方法をコチラに書いていますので、良かったら参考にしてください。

【ベイトリールの使い方】ブレーキの調整次第でリールが死にます

投げにくいルアーで練習している

ベイトリールってスピニングリールと比べると、ルアーによって「投げにくい、投げやすい」と言うのがはっきりと表に出てきます。

 

それは、「投げにくいルアー」と言うのがそのままバックラッシュと言うトラブルに直結するからです。

 

その「投げにくいルアー」を扱った時にバックラッシュを防ぐ方法が、ブレーキ調整であったりキャスティングスキルであったりする訳です。

 

ですが、「ベイトリールでキャストが出来るようになる為の練習」と言う初歩の段階で、わざわざ投げにくいルアーを使う必要なんてありません。

 

投げやすいルアーでトラブルなく投げる事が出来るようになってから、色々なタイプのルアーにチャレンジすればいい訳ですから^^

 

で、その投げやすいルアーと言うのは、「空気抵抗が少なくて重めのルアー」になります。

 

空気抵抗が少ないというのは投げやすさにモロに直結するところで、空気抵抗が少ないとルアーが失速しにくくいのでバックラッシュが起こりにくいのです。

 

重めのルアーと言うのは、ロッドの硬さや長さ、テーパーにもよりますので一概には言えませんが、ML(ミディアムライト)クラスので3/8オンス、Ⅿ(ミディアム)クラスで1/2オンスくらいが目安でいいかなと思います。

 

ルアーで言えばバイブレーションやシンキングペンシル、ラバージグやテキサスリグとかでもいいと思います。

(ワームはグラブ系を使うと空気抵抗は増えます)

 

もしくは安全面や無駄な根掛かりを避けるためにも、練習用のキャスティングシンカーで練習するのもいいと思います。

 

こう言うやつや、こう言うのですね。

 

ウエイトは扱ってて「気持ち重め」くらいの方が、ルアーのウエイトをロッドに乗せやすいので練習にはなると思います。

ロッドの反発を上手く活かす事が出来ていない

「キャスト練習のコツ」を掴むために重要な事になります。

 

ルアーが目の前にズボって突き刺さってしまう人や、バックラッシュが多発する人の原因はロッドの反発を上手く活かせてない場合である事が多いです。

 

スピニングリールでは上手く投げられるのにベイトリールだと上手くいかないという人も、ロッドの反発を「上手く使う」事で、ベイトリールキャスティングは随分と上達すると思います。

 

スピニングリールだとロッドをしなさせて前にピンっと弾くだけでもルアーは飛びます。

 

けれどベイトリールでこの様なキャストをしてしまうと、まず間違いなくバックラッシュしてしまいます。

 

これはロッドの反発力が瞬間的に加わってしまうと、ベイトリールのスプールの回転も瞬間的に上がってしまい、ムダな回転となってスプールがオーバーランしてしまう為です。

 

これを防ぐ為には瞬間的に力を加えるのではなく、緩やかにスムーズに力を加えていく必要があります。

 

それのスムーズに力を加えていく動作をやりやすいのが、スローテーパー気味の柔らかめのロッドです。

 

もっと言ってしまえば、反発力の弱いグラスロッドとかやりやすいと思います。

 

もしくは、6フィートくらいのトップウォーター向きのロッドです。

 

柔らかい、胴からしなるロッドだと、ルアーのウエイトをカンタンにロッドに乗せる事ができ、反発力、ロッドが戻ろうとする速度も遅い為、ロッドの乗せたウエイトを緩やかに、スムーズに前に飛ばす力に移行する事が出来るからです。

 

慣れてくれば硬いロッドでも全然問題なくキャストできますが、「ルアーのウエイトをロッドに乗せる」と言う感覚は、柔らかめのロッドの方が掴みやすいと思います。

 

そして、力の移行をスムーズに出来るようになれば、目の前にズボっとルアーが突き刺さってしまう事は無くなると思います。

 

僕はよく例え話で言うのですが、野球で言うとスピニングリールがバッティングの様に「弾く様に」飛ばすのなら、ベイトリールはピッチングの様に「運ぶ様に」飛ばすというイメージです。

 

ロッドの反発を「上手く活かす事が出来ていない」と言うのは、ロッドに乗せたルアーのウエイトを「前に飛ばす力への移行がスムーズに出来ていない」と言う意味です。

ベイトリールのキャスト練習のコツ【まとめ】

ベイトリールでのキャストにおいて重要なのは、ロッドに溜めた力をスムーズに前へ飛ばす力に移行させることです。

 

その感覚を掴むには柔らかいロッドの方が適している、という事です。

 

ただ、8フィートを超える長めのロッドだと硬めのロッドの方が反発を活かしやすいかも知れません。

 

スローテーパーで柔らかい長いロッドだと、ロッドにウエイトを載せて反発するまでに距離があり過ぎて、力を移行させる動作がブレてしまい兼ねないからです。

 

逆に硬くても長いロッドだと、ウエイトをロッドに乗せやすくなるので「柔らかい感覚」で使う事で出来ます。

 

ですから、短いロッドだったら柔らかめのロッド、長いロッドだったら硬めのロッドだと、キャスティングしやすいと思います^^

 

ベイトリールって使いこなせば、病みつきになるほどキャスティングが面白くなりますので、是非あなたもベイトリールの魅力に触れてください。

 

コチラも合わせて読むと理解が深まると思います^^

ベイトリールのキャスト(投げ方)がメキメキ上達するたった一つの”コツ”とは?

追伸

メチャクチャキャストが上手くなった気になってしまうロッドがコチラですね。

 

ロッドが勝手にルアーを飛ばしてくれる感じ。ラク~にルアーが飛んでいきます。

 

それでいてバックラッシュもしないし、飛距離も抜群です。

 

僕も愛用していますが、キャスティング性能に関しては間違いないです。

 

欠点を言うのなら、もしかしたら重さが気になる人は気になるかもしれません。

まあ、手元に重心があってバランスが良いから、重さはそれほど気にならないんですけどね。

誰でも簡単にベイトリールの飛距離をアップさせる最大の方法

【ベイトリールの飛距離の出し方】遠投する6つのコツ

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