ベイトリールのバックラッシュが起きる原因を知るだけでも、ルアーの飛距離は格段に伸びます。

 

ベイトリールを扱う上で避けて通れないトラブルがバックラッシュですが、バックラッシュはキャストの前半で起こるモノと、後半で起こるモノとではメカニズムが全然違います。

 

その前半と後半のバックラッシュが起こる原因をちゃんと知っておけば、バックラッシュを起こす確率は格段に減りますし、適切なブレーキセッティングが出来ますので、間違いなく飛距離は伸びます。

 

そして「何故、バックラッシュが起きるのか」というメカニズムを理解しておけば、それなりのセッティングも出来るし、バックラッシュをしないキャストも出来るし、キャストして予兆があれば起きてしまう前に、未然にサミングでバックラッシュを防ぐ事も出来ます。

 

ですから今回は「バックラッシュが起きる原因」にフォーカスして記事を書いてみたいと思います。

 

「バックラッシュがどうしても起きてしまうんじゃ」と言う方は、良かったら参考にしてください。

 

バックラッシュを減らし、尚且つ飛距離を伸ばすキッカケになって貰えれば嬉しいです^^

ベイトリールでバックラッシュが起きる原因とは?

 

出典:pic.twitter.com/JTRn1vWYhh

バックラッシュが起きる原因は大まかに次の通りだと思います。

 

・キャストの仕方が悪い(キャスト前半)

・ルアーの空気抵抗により失速してしまう(キャスト後半)

 

ベイトリールのブレーキ調整だのロッドの硬さや調子がどうだのと、いろいろと原因を並べたくはなりますが、結局のところ行き付く先は前半はキャストの仕方、後半は空気抵抗によるルアーの失速と言うのがバックラッシュが起きてしまう原因となります。

 

ではまずは「何故、バックラッシュが起きてしまうのか」、その根本的なメカニズムを説明したいと思います。

バックラッシュが起きるメカニズムとは?

バックラッシュとは、ルアーの速度よりリールの回転速度が上回った時に起こってしまいます。

 

ルアーが失速しているのに関わらず、リールのスプールが減速しずに回り続けると、当然ラインは放出されずにスプールのところで膨らんでしまいます。

 

つまりこういう事です。

 

ルアーがラインを引っ張ってスプールから放出される量  スプールが回転してラインを出したい量

 

こうなってしまってはリールからラインが出ていく事が出来ませんので、スプール上でラインが膨らんでしまい、それが幾重にも折り重なってバックラッシュは起きてしまうのです。

 

それを防ぐのがベイトリールに標準装備されているブレーキシステムなのですが、その以前にバックラッシュの原因を紐解いていけば、ブレーキに頼ら図に防ぐ事ができ、尚且つ飛距離アップにも繋がっていきます。

キャスト前半によるバックラッシュの原因とは?⇐飛距離を伸ばすポイント!

キャスト前半のバックラッシュと言うのは、キャスト直後に起きてしまうバックラッシュの事を言います。

 

これは少しキャストの仕方を改善するだけでもかなり改善できると思います。

 

キャスト直後に一気にスプール上でラインが膨らんでしまい、修正不能のバックラッシュをしてしまったと言う経験も、一度や二度ではないハズ(笑)

 

ベイトリールを扱ったことがあるあなたなら、こういったバックラッシュは一度と言わず何度も経験したことがありますよね?

 

「高切れ」と呼ばれる、ルアーだけ飛んで行ってしまう現象も、そのほとんどがキャスト前半のバックラッシュによるものです。

 

このキャスト前半のバックラッシュを防ぐ為には、遠心ブレーキやマグネットブレーキと言ったベイトリールに備えついているブレーキシステムを駆使する訳ですが、それ以前にキャストの仕方が悪いとブレーキをガンガンに強く設定しなくてはならなくなってしまうので、飛距離が全然伸びないつまらないベイトリールになってしまいます。

 

では何故キャストの仕方が悪いとバックラッシュが起きてしまうのかと言いますと、瞬間的にスプールの回転が上がるキャストになってしまっているからです。

 

つまり、スピニングリールの様に「弾く様に」キャストをしてしまうと、ベイトリールのスプールの回転数が瞬間的に急激に上昇してしまう為、ブレーキが追い付かずバックラッシュとなってしまうのです。

 

それを防ぐには「弾く様に」キャストするのではなく、「運ぶ様に」キャストするのがポイントとなって来ます。

 

例えるなら、「弾く様に」と言うのが野球で言うバッティングで、「運ぶ様に」と言うのがピッチングです。

 

両者の違いは、バッティングはバットでボールを打つので、瞬間的に力がボールに加わりますよね。

 

対してピッチングは、最初からボールを持っていて全身の力を使って運ぶ様にボールを投げます。

 

要は、スピニングリールでのキャストがバッティングなら、ベイトリールでのキャスティングはピッチングと言う事です。

 

イメージできたでしょうか?(例えが悪かったらスミマセン)

 

弾くような瞬間的にスプールの回転が上がる事が無ければ、ブレーキを弱くしていける、それによって飛距離が伸びる、というのはイメージ出来るんじゃないかと思います。

 

詳しいキャストのコツやポイントについてはまた別の機会にお話しますね。

【ベイトリールの飛距離の出し方】遠投する6つのコツ

キャスト後半によるバックラッシュ

キャスト後半によるバックラッシュは、遠心ブレーキやダイワのマグフォースZの様な、飛距離を伸ばすためにキャストの後半にかけてブレーキ力が弱まって行くと言う特徴のブレーキシステムでよく起こってしまいます。

 

起こってしまう原因としては、ルアーが空気抵抗によって減速しているのに対して、スプールの回転速度が減速しきれていないという事になります。

 

これを防ぐ為には「メカニカルブレーキを少し締める」と言うのが効果的でありセオリーでもあるのですが、メカニカルブレーキを締めるというのは「スプールの回転を落とす」という事に繋がり、正直、面白くありませんよね。

 

メカニカルブレーキを締め付けてしまうと、ピッチングの時にルアーが浮き上がってしまいますし、飛距離も当然落ちます。

 

何より、機械的に締め付けるという事は常時ブレーキが効いている状態であり、必要のないところにまでブレーキが効いてしまいます。

 

※この辺り優秀なのがダイワのSVスプールです。

【ダイワ18リョウガ インプレ】モデルチェンジしたけど何故SVじゃない?マグフォースZとの違いって?

 

もちろん、ここの部分をサミングでカバー出来るとバックラッシュをしずに飛距離を伸ばす事が可能な訳ですが、今回はメカニカルブレーキも締め付けず、尚且つサミングにも頼らずに飛距離を伸ばす方法をご紹介します。

 

それは、太いラインを使う事です。

 

太いラインで遠投をするとスプールに巻いてあるラインの量はみるみる減っていき、それに伴い糸巻き径もどんどんと小径化していきます。

 

この現象が、ウルトラスムーズにブレーキを掛ける事に繋がっていくのです。

 

詳しくはコチラに書いていますので、興味のある方は是非読んで下さい^^

ベイトリールの飛距離はラインが太い方が出る理由

【ベイトリール】バックラッシュの原因を知る事で飛距離を格段に伸ばす方法【まとめ】

バックラッシュの原因は大きく分けると二つありましたね。

 

・キャスト前半の起こる「キャストの仕方」によるもの

・キャスト後半に起こるルアーの空気抵抗によるもの

 

それぞれのバックラッシュが起こってしまうメカニズムを知っておくだけでも、どの様にキャストをしたらいいのか、どの様にブレーキ調整をしたらいいのかという事を考える事が出来るようになります。

 

スムーズにキャストをするにはどうしたらいいか、これらを考えて実行できれば、ブレーキ力をどんどんと弱めていく事ができ、飛距離もグングン上がっていくと思います。

 

闇雲にブレーキだけに頼るより、ちょっとした工夫でバックラッシュは随分と低減されますので、楽しいベイトリールライフを送ってください^^

にほんブログ村 釣りブログ ベイトタックルへ
にほんブログ村 この記事が役立った!と思われたらクリックお願いします^^