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2017年にスコーピオンDCはモデルチェンジをし、何と15メタニウムDCと同じ「I-DC5」と言うブレーキシステムを搭載されています。

 

ぶっちゃけて言ってしまえば、15メタニウムDCとキャスティング性能と言う意味では、ほぼ同等です。

 

そうなると

 

「17スコーピンDCと15メタニウムDC、どっちを買ったらいいんだ??」

 

と思ってしまいますよね。

 

17スコーピオンDCと15メタニウムDC、なんと価格差が20,000円程もあります。

 

どこにそんな違いがあるの?そんなにメタニウムDCは凄いの?

 

今回は17スコーピオンDCと15メタニウムDCの違いを比較しながら、「あなたに適したベイトリールはどちらか?」という事をお伝えしていきたいと思います。

 

迷われている方、必見です。

17スコーピオンDCはモデルチェンジ何が変わった?

とりあえず17スコーピオンDCがモデルチェンジで最も変わったポイントを押さえておきたいと思いますが、やはり何を言おうともブレーキシステムでしょう。

 

最新のデジタルコントロールブレーキである「I-DC5」と言うブレーキシステムを搭載し、従来のモノがどちらかと言えばトラブル回避、バックラッシュをしないという方向のセッティングだったのに対し、2017年のモデルチェンジによって搭載されたI-DC5と言うブレーキシステムは飛距離も重視されるようになりました。

 

もちろんだからと言ってバックラッシュしやすくなったとかという訳では無く、「スプールの回転数を制御する精度が抜群に良くなった」と思って頂ければ良いと思います。

 

あなたもご存知だと思いますが、デジタルの世界って進化のスピードが凄まじいですよね。

 

パソコン然り、あなたが持っているスマートフォン然り、一年に数回と言うペースでモデルチェンジを繰り返し、ついこの前最新だったモデルがもう旧型になってしまっている、と言うちょっと寂しい経験もしたことがあると思います。

 

DCブレーキも初めて登場してからもう10年以上と言う年月が経ちましたが、その分のノウハウの蓄積と現代の技術の融合は、やはり「ただ自動でブレーキを掛けてくれる」と言うだけには留まりません。

 

コチラは17スコーピオンDCに搭載されている「I-DC5」と言うブレーキ特性のイメージです。

出典:シマノ

 

従来の遠心力ブレーキでもスプールの回転数に応じてブレーキ力が変化してくれるという、飛距離を出しやすいブレーキではありましたが、DCブレーキの特性を見てみると「最早アナログでは太刀打ちできないんじゃ?」と思わせる程、”都合良く”ブレーキが効いてくれている事が分かります。

 

最高回転数に達するまではノーブレーキで、向かい風などスプールの回転数に変化が生じたときにはブレーキ力をリニアに変化させてくれます。

 

ここまで状況に合わせてベストな状態に制御してくれるとなると、アナログ制御ではちょっと太刀打ちできないんじゃ・・・と言うのが僕の正直な感想です。

 

冒頭にも書きました様に、このシステムはメタニウムDCと同じブレーキシステムです。

 

シマノのフラッグシップベイトリールと同じシステム、つまり17スコーピオンDCには、現時点で最新最高峰のブレーキシステムが搭載されている、という事です。

 

つまり、キャスティング性能と言う意味ではメタニウムDCとほぼ同等という事です。

 

それでいてこの価格な訳ですから、コストパフォーマンスと言う意味でも最高峰と言ってもいいんじゃないかと思います。

 

では実際にメタニウムDCとの違いを比較を検証してみたいと思います。

17スコーピオンDC、15メタニウムDC【比較】

出典:シマノ

両者のスペックの違いを見てみると、

 

・マイクロモジュールギア

・フレーム素材

・リール重量

・ベアリング数

 

主にはこんなところです。

 

この違いを比較しながら「あなたに適したベイトリールはどちらか」を考えていきたいと思います。

マイクロモジュールギア

出典:シマノ

イメージ画像でも分かる通り、超細かいギアで滑らかな巻き心地を実現しているマイクロモジュールギアですが、17スコーピオンDCは非搭載になっています。

 

マイクロモジュールギアの評判はあなたも知っているかと思いますが非常によく、ヌメヌメとした巻き心地を実現し、メタニウムだけでなくアンタレス、カルカッタコンクエストをなどのハイエンドクラスや、ロープロ版カルカッタとも言えるバンタムMGLにも搭載されています。

 

ここはやはり、ハイエンドクラスとの”差別化”とも言える部分でしょ言う。

 

かと言ってマイクロモジュールギアを搭載していないから巻き心地が悪いのかと言ったら、全く持ってそんなことはありません。

 

シマノ独特とも言えるヌメヌメとした巻き心地は初代スコーピンXTの頃から健在で、もちろん17スコーピオンDCにも引き継がれています。

 

確かにギアの精度、剛性などからくるカッチリ感、安心感などはマイクロモジュールギアに軍配は上がると思いますが、「17スコーピオンDCの巻き心地が悪い」なんて事はまずありませんので、安心して良いと思います。

フレーム素材・リール重量

15メタニウムDCのフレーム素材がマグネシウムに対して、17スコーピオンDCはアルミになっています。

 

リールの重量、15メタニウムDC 190グラムに対して、17スコーピオンDC 215グラムと言う差は、ほぼほぼフレーム素材の差だと思ってもいいと思います。

 

まあ、DCブレーキ搭載にも関わらず200グラムを切っているというメタニウムDCがどちらかと言うと凄過ぎな訳で、17スコーピオンDCの215グラムと言うのも十分すぎる程立派な数字です。

 

少しでも軽く、という事を求めるのならこの差は気になるかもですが、価格を考えると十分すぎるパフォーマンスがあると思います。

ベアリング数

価格帯の違うベイトリールで、スペック表から最も違いが分かる部分がベアリング数ですよね。

 

17スコーピオンDCのボールベアリング数は7個になっています。

 

対して15メタニウムDCは9個、その差は2個です。

 

2個の差をどう捉えるかではあるのですが、正直うと僕はあまり気にしていません^^

 

とりあえず最も重要なスプールベアリングは最も高品質なモノを入れたいのですが、それ以外はそれほど気にしていません。

 

とは言え、ボールベアリングは回転する部分に取り付けるものなので、多ければ多いほど回転が滑らかになる事は間違いありません。

 

もし気になれば後から追加する事も出来るというのも、あまり気にしていない理由の一つです。

 

で、17スコーピオンDCのボールベアリングですが、ウォームシャフトに1個、ハンドルノブに1個づつの計3個追加する事が出来ます。

 

メタニウムDCより増えてしまいましたね^^アンタレスDCと同等です。

 

ベアリング数は確かに多ければ多いほど滑らかになるのは確かですけど、ほとんど気にならないところであれば無暗に増やさない方がメンテナンスも楽ですし、重量増も避けられます。

 

7個というのも十分立派な数ではありますので、気にし過ぎない様にした方が良いと思います^^

【結果】何が変わってくる?飛距離は変わるの?

ざっくりとではありますが、以上の4点の違いを説明させて頂きました。

 

この4点の違いで何が一番変わってくるのかと言えば、恐らく”質感”でしょう。

 

まあ、質感なんて人によるところもありますし一番あやふやな部分ではあるのですが、かっつりとした巻き心地、ボディ剛性、要は”使い心地”と言う意味ではやはり15メタニウムDCの方が上だと思います。

 

そう言った使い心地って、細かい部分の積み重ねで差がついて来ると僕は思っていますので、そう言う意味ではメタニウムDCはシマノのフラッグシップベイトリールとしての満足感、所有欲を満たしてくれると思います。

 

飛距離に関しては、ほとんど変わらないと思っても良いと思います。

 

まあ、厳密な事を言えばボディ剛性が高ければスプールのブレもなくなりますし飛距離に貢献する事もありますが、もともとスコーピオンのボディ剛性自体が高いので、体感出来るほどの差は出てこないと思います。

17スコーピオンDC or 15メタニウムDC【まとめ】どっち買い?

正直、予算が許すのであれば15メタニウムDCが欲しい所ではあります。

 

シマノのフラッグシップベイトリールである所有感、最高峰のベイトリールの使い心地と言う意味では、やはり”メタニウム”です。

 

ですが、スコーピオンDCが性能面でそれほど劣っている訳でもありませんので、そこまで気合いを入れなくてもという事でしたら17スコーピオンDCで十分だと思います。

 

僕なら、メイン機で使用するなら15メタニウムDC、サブ機として使用するなら15スコーピオンDC、と言った感じでしょうか。

 

予算が厳しいのであれば、無理にメタニウムを購入する必要もないと思います。

 

予算が浮いた分、ロッドの方につぎ込むというのも賢い選択かも知れません^^

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