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2018年に登場し、話題沸騰中のシマノ新ベイトリール、バンタムMGL。
当サイトであるベイトリールだ百科の中のコチラの記事でも、多くの方がアクセスして読んで下さっている事からも、注目度の高さが伺えます。
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バンタムMGLと言えばその価格帯、サイズなどからもメタニウムMGLと購入を迷われている方も多く、コチラの記事も合わせて読んで下さる方も多いです。
▶バンタムMGLとメタニウムMGLの決定的違い【まとめ】購入する前に要チェック!
で、そんな中、どうやらバンタムMGLとメタニウムMGLのスプールに関して興味を示している方も多い様なのです。
まあ、同じΦ34のMGLスプールなので、互換性や違いとかって気になりますよね。
バンタムMGLとメタニウムMGLのスプールには明確な違いがあります。
で実はバンタムMGLのスプールって、色々と応用が効いて面白いのです^^
そこで今回は、バンタムMGLとメタニウムMGLのスプールについてちょっと掘り下げて書いてみたいと思います。
バンタムMGLとメタニウムMGLのスプールは別物である
まずタイトルに書いてある通り、バンタムMGLとメタニウムMGLのスプールは全くの別物です。
そして恐らく互換性もありません。(互換性についてはちょっと信憑性に自信が無かったので、シマノに問い合わせ中)
で、一体何が違うのかと言いますと、ラインの糸巻き量が違います。
バンタムMGLが16ld-100mの深溝スプール
メタニウムMGLが16ld-80mの浅溝スプール
となっています。
ただそれだけ? と思う事なかれ、スプールへの糸巻き量が違うとキャストフィールにも大きく影響してきます。
それは、糸巻き量が違うとラインも含めたトータルのスプール重量も変わって来るからです。
実を言うと、浅溝スプールの方がスプール自体の重量は重いです。
※失礼しました。夢屋MGLスプールは0.6グラム程浅溝スプールの方が軽量でした。いきなり全く逆に修正するのも失礼かと思いますので、とりあえず打消し線で修正いたします。暫くしたら修正すると思います。失礼しました。
ラインと言うのは思いのほか重く、特にフロロカーボンラインはその比重からもラインの重量が占める割合はかなり多くなります。
ですからここはちょっと注意が必要なのところなのですが、スプールの重量を考えるときには単純にスプール単体の重量だけでなく、糸巻き量も考慮して考える必要があるのです。
つまり、例えスプール単体の重量が重くても、ライン重量を加味すると深溝スプールの方が重くなる」という事です。
スプールの重量が軽いと飛距離、アキュラシー性、軽量ルアーの投げやすさ、バックラッシュのしにくさなど、ベイトリールキャスティングにおけるあらゆる要素がプラスに働きます。
だからと言って、「じゃあ、糸巻き量の少ないメタニウムMGLの方が上なのか」と言われれば、そういう訳ではありません。
バンタムMGLは既にご存知だと思いますがその「剛性」がウリのベイトリールです。
剛性がウリであるにも関わらず、太い糸を使う事ができ無ければまずお話になりません。
バンタムMGLと言うベイトリールの性格、特性を考えても太いラインを多く巻けるスプールは必須と言える訳です。
ですから、バンタムMGLとメタニウムMGLを使い分けるのなら、スプールの特性の違いからもバンタムMGLの方がヘビーな釣り、メタニウムMGLの方が比較的ライトな釣りに向いているという事です。
応用裏技編 実はバンタムMGLの方が軽量ルアーに向いている
え?メタニウムMGLの方が軽量ルアーに向いているんじゃないの?
通常通りに使用するのなら、メタニウムMGLの方が軽量ルアーに向いているは間違いありません。
しかし、ちょっとした工夫により軽量ルアーの扱いやすさが、バンタムMGLがメタニウムMGLを上回る事も可能なのです。
それは、深溝スプールの特徴を利用する事によって可能になります。
バンタムMGLの深溝スプールに「メタニウムMGLと同じ分だけ」ラインを巻いたらどうでしょう?
糸巻き量は、
バンタムMGLが16ld-100m
メタニウムMGLが16ld-80m
でしたよね。
バンタムMGLにメタニウムMGLと同じ量である16ldを80m巻いたとしたら、バンタムMGLの方が「スプール+ライン」のトータル重量はほぼ同じになります。
で、糸巻き量が適正値より少ないという事は、スプール径が少し小径化する事になりますよね。
これが軽量ルアーにのキャストに効いてくるのです。
メタニウムMGLと同じラインの太さ、量を巻いたとしたら、スプール径の小径化によってバンタムMGLの方が器量ルアーが扱いやすくなる、と言う事なのです。
確かに飛距離は落ちるかも知れませんが、バックラッシュはしにくくなることは間違いありませんし、メタニウムMGL以上に軽量ルアーのキャストがしやすくなると思います。
特性としてはアルデバランMGLに近くなると思えば良いと思います。
もちろん、スプール径自体がΦ32と小径であるアルデバランMGLには適いませんが、バンタムMGLはちょっとした工夫によりメタニウムMGLを上回る軽量ルアーの対応性があるという事ですね。
▶アルデバランMGL【インプレ】最も効果的な使い方【決定版】
※ただ、やはりベイトリールのスプールの糸巻き量は適正値まできっちり巻くのが、そのベイトリール本来の性能を発揮できる状態ではあります。
ラインを少なめに巻くというのは応用技として、バンタムMGLでももっと軽量ルアーを使いたいなと言う時に行うといいと思います。
▶【愚策?】ベイトリールの糸巻き量を少なめにする3つのメリット
夢屋に浅溝、深溝のカスタムスプールが存在する
実のところ、シマノのメーカー純正カスタムパーツである夢屋に、バンタムMGL用浅溝スプール、メタニウムMGL用深溝スプールがあります。
つまり、バンタムMGLでメタニウムMGLと同じ糸巻き量のスプール、メタニウムMGLでバンタムMGLと同じ糸巻き量のスプールを使う事が出来ます。
と言う事は、
バンタムMGLを使いたいんだけどもっとライトな感覚で使いたいんだよな~
とか、
メタニウムMGLを使いたいんだけど糸巻き量が足りない!
と言う事も解決する事が出来るという事です。
バンタムMGLもメタニウムMGLもギア比のラインナップは豊富ですし、この両者はほとんど好みで使い分ける事も可能と言う事ですね。
両者の特徴から明確に使い分ける事も可能、けれども好みによってどちらのベイトリールを使ってもあらゆる状況に対応可能、この辺りの対応度と言うか、柔軟性は流石シマノの看板ネームである”バンタム”と”メタニウム”の名を背負っているベイトリールなんだなと言うのを感じました。
ちなみに夢屋カスタムスプール、逆に言うと”専用”として販売されているという事は両者にスプールの互換性はないという事かも知れません。
この辺についてははっきりとしたことが分かり次第、この記事でお伝えさせて頂きますね。
【応用裏技もあるよ】バンタムMGLとメタニウムMGLのスプールって”別物”って知ってた?【まとめ】
今回お伝えしたように、深溝のスプールって糸巻き量を調整すると色々と応用が効いて面白かったりします。
特にバンタムMGLはロープロファイルベイトリール随一の剛性感、そして手の平にすっぽりと収まるコンパクトボディ、更にあらゆる状況に対応できるギア比のフルラインナップと言う、正に死角なしのベイトリールになっています。
(まあ、リールの重量と言う意味では若干不利ではありますが)
で更に、深溝スプールによって糸巻き量をコントロールする事ができ、ある程度の軽量ルアーまで対応可能と言う、思った以上にオールマイティなベイトリールに仕上がっています。
逆にメタニウムMGLは剛性感ではバンタムMGLには劣るものの、レベルワインダーの位置関係からも飛距離と言う面では有利ですし、気持ちよさに拘ったキャスト府フィール、軽量で完成度の高いベイトリールはバンタムMGLよりライトな繊細な釣りで威力を発揮します。
一台でそのままあらゆる状況に対応可能と言うバーサタイル性は、やはりメタニウムMGLは強いと思います。
今回はスプールについて掘り下げてお伝えしてみますいたが、両者とも糸巻き量の違いくらいで、どちらもキャストフィールには定評のあるMGLスプールを搭載しています。
いざとなったら浅溝スプール、深溝スプールと言うカスタムスプールも購入可能です。
もしあなたがスプールの糸巻き量の違いで購入を悩んでいるのでしたら、もう、好みで選んで間違いないと思いますよ^^
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